※本日のブログの内容は、中高同じです。
現代の子どもたちは、元気に明るく接していても、また気丈夫に見えても、心の中は脆いガラスと同じく、友人や先生の何気ない一言に傷ついたり、ずっと気にしていたりする。また、何か悩みがあっても自分で抱え込んでしまい、誰にも相談できずにいることもある。
まずは、そういう子供たちの様子を日々観察し、わずかな変化に気づくこと、サインを見逃さないことが最も大切だが、気づいたとして、その後の対応について、全員が決してカウンセリングのプロフェッショナルではない「教員」としてできることは何か、心がけることは何かという点について、本日、中高教職員を対象とする「ゲートキーパー研修」を開催した。
「ゲートキーパー」とは、「悩んでいる人や自殺の危険がある人に気づき、声をかけ、支援につなげ、見守る人」のことであり、文字通り、『命の門番』とも呼ばれる。本日は講師として、NPO法人ゲートキーパー支援センターの竹内志津香さんをお招きし、悩んでいる人の対応についてご教示いただいた。
たくさんのことを学んだが、一つ大切なことは、「心のスイッチを入れる」ために、「傾聴」するということ。例えば、それはだめだとか、こうした方がいいなど、自分の価値観や考えを押すのではなく、あくまでも悩んでいる本人の気持ちを尊重し、寄り添い、「受容」すること。
うなずき、相づちなど、あなたの話をしっかり聞いているということを伝える。これは、相手の状況にかぎらず大切なことだと思うが、まずは聞くことを心がける。「話し上手は聞き上手」ということわざもあるが、何事も聞くことから始まる。それが安心感につながる。そして信頼が生まれる。教員同士で生徒役・教員役となり、ロールプレイングも行った。おじさん同士では悩みを語るのもままならなかったが、聞いてもらう立場として、生徒の気持ちを「受容」する大切さを実感した。
教師は「教える」職業というイメージが強く、「教える」ことで何か生徒を変えたいという欲求がある。私もその一人だったが、経験を積むとともに、生徒が「自分で気づく」ことが成長につながると実感している。「教える」というより「伝える」。そのなかで、生徒が自分で考えて、自分で答えを出す。ただ、その前にしっかりと話を聞くということがさらに大切なことである。
教師も学びを止めぬよう、自身の成長止めぬよう。生徒の安全を守るため、ファイト!附属平野教職員チーム!
