7月21日(火)校長ブログ「海紅豆の庭」vol.50~2年臨海学舎日日記⑥~

 午前の水泳訓練。午後の1㎞遠泳に向けて、昨日と同じく水慣れから。「昨日と同じく」、やること自体は変わらぬが、生徒たちのやる気は相当違う。先生の指示に対しても、受け止め方により真剣みが加わっている。「士気を高めるには、大きな声が必要」。当たり前だが、意識が高まらないと講堂には出ない。

 今日は入水時から、反応も良い。それぞれ個人的に不安を抱えている生徒もいるが、そばには先生や助力の皆さんがいる。沖へ出ていく背中には、すべてを受け止めて頑張ろうという意志を感じる。

 初日に一度海水を飲んでしまったことから、一気に不安が高まった生徒もいる。昨日は、浜辺近くの足が着くかつかないかというところで練習していたが、その時にも我慢できずに足をつけてしまうことが多かった。今日はどうだろうと見ていたが、水慣れ…といっても昨日より長めの距離を気が付けば泳ぎ切っていた。正直驚いたが、それもまだ早かった。その後の隊列訓練でも、少々遅れながらも、なんと最後まで泳ぎ切ったのである。ちょっとでも無理かもしれないと思った私が甘かった。お見それしました、の一言。午後のパフォーマンスが楽しみである。

 上記生徒だけでなく、泳ぎの得手不得手に関係なく、一人ひとりの入水する時の表情や声掛けの大きさ、泳ぎ切った後のドヤ顔。すべてが昨日を上回っている。まだ二日目にして、生徒たちの心の成長に脱帽である。

  摩訶不思議 昨日のあなたは どこ行った?