本日は土曜日だが、日頃の授業風景をご覧いただこうということで「土曜参観」を実施。雨の勢いもましになったこともあり、たくさんの保護者の方に見学いただいた。セキュリティの面もあり、普段からどうぞどうぞというわけにはいかないが、子どもさんの学校の様子については心配するのが当然の親心。実際に見ていただくのが一番ということで設定した参観でしたが、いかがでしたでしょうか。
私は一足先に午前中の授業を見学。技術は、開発者の意図を考えるということでグループワーク。それぞれのグループで活発な議論が展開され、先生の問いに対してどんどん挙手が続いた。数学の授業は、ルーブリックにて評価の説明。学習するにあたって、到達目標は大事だし、具体的にどういうことができるようになるべきなのかなど、生徒自身が理解しておく必要があるので、きちんと説明しておく。
体育は体育館での身体をうまく使う運動。手をつないで円になり、スタートの生徒からゴールの生徒までフラフープを順次身体を通していくゲーム。それぞれのチームで工夫して、クラス対抗では1位になったクラスは大変な喜びよう。次の運動は、みんなで背中を丸めた状態で橋をつくり、一人の生徒が横の二人に支えられながら、その橋を渡るゲーム。上野生徒が渡り終わったあとは、すぐに走って先頭の前に橋を造る必要があり、皆ワイワイ言いながら楽しんでいた。このゲームにも橋の生徒の感覚や、わたる生徒のスピードなど、工夫する点がたくさんあり、運動能力だけでなく、考える力も必要だ。
さて、5限の参観終了後は、1・2学年の学年PTA。予定では2年生だけであったが、昨日の臨時休校で1年生も本日に延期。どちらもほぼ満席状態で開始。特に、2年生は20日からの「臨海学舎」を控え、詳しく説明。何より生徒の安全確保の手段を丁寧に説明した。海上保安学校、地元の漁師さん等の協力、卒業生(「助力」という)の協力など、多くの方々に生徒の見守りと対応について依頼している。もちろん、教員は全員体制。チーム一丸となって、生徒の安全確保、人間的成長をサポートする決意。
私も30年前、以前の勤務校で高校1年生で実施する「臨海学舎」を経験済み。国語科教員にも関わらず、「先頭やれ!」と言われて、約1時間の小遠泳の先頭をやらされ…いや、買って出たことがある。最初から終わりまで、後ろ向きで隊列を崩さないよう指示、助言しながら、「エーンヤコーラー!」と大きな声で士気を上げる。声というのはすごく大事でチームが一つになれる要素。仕上げの大遠泳は、さすがに体育科の教員が先頭を務めたが、今日の話に出てきた『氷砂糖』は懐かしかった。
最近はプールの授業のない学校もある。また、海には行くが泳がない若者も増えたが、日常に不要だからという理由は、「英語は不要」とよく似た理屈。様々なことを経験して時には(水泳に限らず)苦手なことを克服する。できないくやしさ、できた時の達成感…そういう経験が人間を成長させることは確かである。
目の前の 壁を破りし 我はあり





