過日、附属幼稚園から、「ソーラン節」の演舞について、本校中学生に園児たちと一緒に踊って必要な助言をしていただきたい、との依頼があった。
本校では、5月末開催の体育祭で、中学3年生全員が「ソーラン節」の演舞を披露する。108名が一斉に真剣に踊る姿は圧巻であり、人の心を大きく動かす。今日はその3年生の有志が昼休みに幼稚園に行き、「ソーラン節」を教えることになった。
意気軒高と幼稚園に向かった中3生約20名だったが、園児たちが曲に合わせて一生懸命踊り始めると、そのけなげな可愛さに一瞬で表情は緩み、心がフニャと柔らかくなったようだ。それでも、先生から「お兄さん、お姉さんたち、よろしくお願いします」と言われると、気を取り直して園児の前に配置。向かい合って元気な見本を示した。
「何かアドバイスを…」と言われたので、「ソーラン節は声が大事なので、その声が大きくて良かったです」「ソーラン節は、きびきびした動きとしっかり止めることも重要です」と助言した。その言葉を意識してもう一度練習、園児たちもさきほどより元気に、そして、動きも早く大きくなった。お兄さん、お姉さんのアドバイスが聞いたようだ。
人に教えるというのはとても難しいこと。自分がしっかりと理解していないとできないし、より分かりやすく伝えるためには、相手のことを理解しないといけない。教師・生徒の関係だけでなく、子ども同士であっても、やはり人と人である。本校生も良い経験になったと思う。園児と触れ合うことができて良かった。附属幼稚園の皆さん、ありがとうございました。

