『K-1グランプリ』の開催前に、施設の指導員の方から、美味しいカレーの作り方を伝授される。初めての生徒もいるので、その作り方をどこまで実現できるか。
担当生徒が、薪を手に各班の竈に向かう。薪が多い方がよく燃えるということで、持てるだけ持とうとする者もいるが、そこは「6本までです!」と指導員の方にたしなめられる。『K-1グランプリ』を競うのだから、そういうところも可能な限り平等にしたい。
始まりの合図と共に、一人ひとりが自分の役割につき目の色が変わる。火を起こす者、具材を切る者、火を起こす者とそれぞれあるが、火を起こすのが一苦労するので、一生懸命になるのはよくわかる話。しかし、早く起こしすぎると薪が足りなくなってしまう。それらのバランスを考えつつ取り組んでほしい。
しばらく経つと、強い風で煙と灰がこちらにも飛んでくる。横の班の進み具合を見ながら、遅れを取り戻そうと必死である。
そうしてできたカレーを、全18班が二つのカップに入れて、試食、審査場所に持参する。小さなカップいっぱいでも18杯となればなかなかの量。また、写真のようにジャガイモをハートの形にする(ニンジンを「K-ー1」の文字で切り取ったのもあった)など、生徒たちもNo.1をめざして一生懸命作ってくれているのだから、いい加減な審査はできない。もう一人の先生としっかりと味わい、決められた審査基準に基づき審査する。結果は帰校してからのお楽しみ。
飯盒炊さんを終え、きちんと手際よく片付け。全員での写真撮影を終えて退所式。生徒代表の挨拶も心のこもった言葉で「みんなで協力しあったこの経験を帰ってからも生かしましょう!」と話す。施設の方からも、「様々な経験をしたと思うので、それぞれで生かしてください」とおっしゃってくださった。ただ楽しかっただけでは終わらないのが、学校行事の大切さ。まずは、無事に学校へ!
皆の愛 詰まったカレー 深みあり

