生徒へのメッセージ 全校朝礼での講話をお伝えします。
| 3月19日(金) | 平成21年度修了式 井上校長「時を守り、場を清め、礼を正す」 | |
| おはよう。本年度のまとめとしての修了式を迎えました。昨年4月から始まった21年度も終わりになりました。早いね。君たちが85年ぐらい生きるとして、まだまだ先が長いようだけど、こうして1年1年が過ぎていく。その生涯の中でも中学生と高校生の時は、もっとも命が輝く時代だ。今こそ、自分を鍛えておきなさい。でも、それは「苦行」ばかりを課すことではない。楽しみながらやればいい。どうやれば楽しく自分を鍛えられるか、そこが工夫のしどころである。 この一年間を省みて、新学期に向けてやっておかねばならないことで足りていないことを考えてみよう。みんなは一生懸命やってきたことだろう。やってきたけれども思ったほど伸びなかったり、成績の上がらなかった教科があったりする。なぜだろうか。一生懸命やったつもりになっているだけかもしれない。やり方が悪いのかもしれない。 真面目にやる人は、「もうだめだ、これ以上できない」というところまでは誰でもやるものだ。限界だと思っているだけのことが多い。勝負はそこからどれだけやれるかにある。 成績が伸びない教科は、怠けてはいませんか。しないから分からない、分からないから勉強しないという悪循環に陥ってはいないだろうか。出来ない原因は何かを見つめてみよう。怠けているのではなく、怠けてしまう原因があるはずだ。 懸命にやっても覚えられない、理解できないと悩んでいる人も多いでしょう。どんなやり方をしてますか?一度だけやって投げ出したり、目で見て分かったつもりになったりしていませんか?何度も書いて覚えよう。「手は記憶装置」です。書いて覚え、理解する。目で見て眺めてみるだけで、それが分かったつもりになっていることが多い。英語でも数学でも自分の手で書いて理解し記憶する。例えば、英語の勉強で1回だけ教科書の英文を書き写して分からないと投げ出すことがあるだろう。でも、1回しかやっていないのだ。それで出来るようにはならない。出来る人は何度も書いて覚えている。それを続けている。分からなければ何回もやってみればいい。分かるようになればおもしろくなる。そこまでは辛抱だ。数学も自分で書きながら解答していく。書くことは「考える」ことなのだ。もう一度言いますよ。「手は記憶装置」。 もっと根本的なことは、生活習慣をかえてみること。難しいことだけどね。それまでの自分をいい方向にかえてみよう。身と心をしゃんとするには、「時を守り、場を清め、礼を正す」ことが大事。時間を守って身の回りや活動する場所を掃除し、 礼儀をきちんとする。礼儀がないと「けもの」と同じになる。それは卑屈になることではなく、人を尊ぶことです。この三つを心がけてやってみよう。学科の勉強が伸びるだけでなく、あなたの「人格」がうんと深くなる。 桜の花の咲く4月になると新入生が入学してきます。いい先輩になってください。この1年間、なんやかやありましたが、みんなが無事であったこと、それだけで有り難いと思います。よく励みました。新学期の始業式に少し大人になったみんなに会えるのを楽しみにしています。 |
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| 3月15日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「計画を立て、しっかりと実行を」 | |
| 先日の卒業式、本当にすばらしいかったと思います。卒業生はもちろんのこと、君たち在校生も少し時間が延びましたが、主役の卒業生をたたえる態度は立派だったと思います。 今年度の朝礼も今日が最後です。そこで1年間をふり返ってみたいと思います。この1年間しっかりとした計画を立てていましたか?またその予定通りに行きましたか?1年生は小学校から中学校に入学してきて、児童から生徒に変わりました。自主的に・計画的にできましたか?自分にあった学習方法が確立しましたか?部活動では、主体的に行動し、自分自身を高めることができましたか?もうすぐ後輩が入ってきます。よき見本となる先輩になってください。また、2年生は中堅学年としてして後期生徒会に・部活動にがんばって来てくれました。ただ、一部の人は計画を立てずに中だるみの2年生を送っていませんでしたか?来年は自らの力で目標を突破できるようがんばってください。 ところで、昨日名古屋国際女子マラソンをやっていましたね。その解説者にあの高橋尚子さんがおられました。その中で高橋さんは、2回目のマラソンとして、この名古屋を走ったということをお話しされていました。高橋さんは、最初の大阪女子マラソンに失敗し、この名古屋に懸けていたらしいです。ただ、そのためにはその当時の小出監督としっかりとした計画を立て、日本最高記録で優勝という結果が出たらしいです。 君たちもこの1年間をふり返り、しっかりとした目標・計画を立て、それの突破に向け努力してください。 |
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| 3月8日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「自省五問を忘れずに」 | |
| おはようございます。先週の朝礼で話があったように、本当に今回が61期生・62期生・63期生のがそろっての朝礼は今回が最後です。そこで、全員がそろっている最後の集会で、附属平野中学校の生徒としてあり方を説いている「自省五問」の話をしていこうと思います。「自省五問」とは、真実であるか。公正であるか。個人の価値を尊重しているか。責任をわきまえているか。健康であるか。の5つです。『真実であるか』とは、いつの時も自分自身に偽るなく本当のことであり、「公正であるか」とは、誰に対しても公平で正しくあり、「個人の価値を尊重しているか」とは、一人一人を大切に接することで、「責任をわりまえているか」とは、今後いろいろなことに直面したとき同様な態度を取ればいいかを、「健康であるか」とは、すべての面で一人一人の体が資本でありということを表しています。この5つは、このように君たちの今後の生活について何が大切であるか、またそのあり方を示してくれていると思います。この機会にもう一度この言葉をしっかりと理解してください。 | ||
| 3月1日(月) | 全校朝礼 井上校長「つながり合い」 | |
| おはよう。もう今日から3月。こないだ年が明けて「おめでとう」と挨拶していたのにね。そろそろお年玉も使い切った頃かな。お金はつかえばなくなる。頭は使うほど賢くなっていく。 ハイチに続いて南米のチリで大地震がありました。大きな被害が出ました。地球の裏側の国で起こったことだから日本に影響は無いかというと、昨日は大津波警報がずっと出ていました。沿岸部では警戒をしていました。すごいなと思ったのは、津波を予測して、どれくらいの規模でいつ日本沿岸に到達するかをシュミレーションしていたことです。科学者の仕事です。 もっと視野を広げて見てみると、このシュミレーションに使ったコンピュータを作った人がいる。それを動かす電気を供給する人がいる。津波警報が出ると、各地の自治体は対策を立てて災害に備えました。住民の人は避難の準備をしました。そういうことがすぐに出来るということは、普段からその仕事をする人がいて、準備をしていたからです。こうしてみると、いろいろな職業の人がつながって、世の中を支えていることを知ります。 バンクーバー五輪で選手たちが活躍しています。もう閉会式ですね。選手はたいへんな努力をしてきたことでしょう。さらにその選手を支えてきた人たちがいます。みんは勉強して大人になるといろいろな職業に就くでしょう。どんな職業であっても、その仕事を通じて社会を支え合っていくことになります。どうして勉強するのかという答えの一つは、「やがて職業によって世の中を支えるため」となるでしょう。もちろん勉強自体がおもしろいのですが。 3年生は進学先はだいたい決まりました。しかし、まだ受験がある人もいます。闘っています。心くばりをするように。それは邪魔をしないことです。 さて、今年度も残り一ヶ月。今の学年のまとめをする時期。でも、あるのは一日一日。充実した一日を過ごしていきましょう。 |
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| 2月22日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「伝統の重み」 | |
| おはようございます。2月22日は、世界友情の日らしいのですが、今日はさらに平成22年2月22日と元号から入れると、2が5回も並ぶ特別な日ですね。昔、このように2が5回並んだ日は、昭和22年2月22日です。この日に何かあったかなと探していると、参議院委員ができるという法改正があったと書かれていました。君たちにはあまりピンと来ないかもしれませんが…。そう考えていたときに、附属小学校に昔勤務していたある先生から、本校の先生を通じて、昔の学校新聞が出てきたので、一度学校へ持参しますとご連絡がありました。ご来校いただきその記事を拝見すると、昭和22年4月1日に本校が開校したとありました。そうすればこの2月22日は開校に向けて、急ピッチで準備が行われている時期ですね。その時はまだこの地に学校はなく、小学校の教室を間借りしてのスタートということでした。そして数年かかりこの地を地域の方から寄附をしていただき、大和川から椅子を運んで整地していったとお話ししていただきました。そのころは、教師も生徒も学校づくりに燃えていたとお話ししていただきました。それから60数年がたち、我々は創成期の人たちの思いをくんでいるでしょうか?先生も少し甘かったかなと感じました。 ○○期生という言い方、公立の中学校にない本校独自なものです。もう一度この伝統の重みを感じ、それを今後50年、100年と続けてほしいと思います。 |
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| 2月15日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「下ごしらえ」の大切さ | |
| おはようございます。3年生は卒業まで、1ヶ月を切りましたね。中学校の卒業は、義務教育最後ということですよね。義務教育というのは、君たち一生のうちでどういう時でしょうか? 先日ある本を読んでいると、一流料理人になるのに大切なことは、「下ごしらえの場数」であると書かれていました。そしてその中で、下ごしらえの基本として、3つのことをあげられていました。1つ目は、よい材料を選ぶこと。2つ目は、材料の無駄を出さないこと。3つ目は、自分の下ごしらえ(自分を鍛える)と書かれていました。 この料理人の言葉の「下ごしらえ」を、中学校生活で考えてみると、「日々の学習」といえるのではないでしょうか? 1つ目の「よい材料」とは、「いい環境」・「いい友人・いい先生」と捉えることができると思います。3年生は3年間で、また1・2年生はこの1・2年間で、一人ひとりすばらしいものを得たと思います。2つ目の「材料を無駄にしない」とは、「その時間」等を無駄にしないと考えられ、3つ目の「自分の下ごしらえ」とは、自分自身を鍛えることに繋がり、3つとも中学校生活に得る非常に大事なものですな。 1・2年生は、あと1・2年間、3年生はもう少しですが、もう一度中学校生活を振り返り、「下ごしらえ」の大切さを感じ、あと1ヶ月努力してください。 |
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| 2月8日(月) | 全校朝礼 井上校長「待ちぼうけ」 | |
| おはよう。昨日まで寒かったけれど、今朝は温かくなりました。水曜日からまた寒くなるようです。今週の水曜日には、附高と私学の入試日。再来週には府立高校の入試があります。3年生にとって、いよいよ「決戦」の時がやってきました。緊張していますか?受験生は、みんなたいがい緊張しているので、気にすることはない。条件は同じ。 努力すれば、誰もが成功するかと言えば、それは嘘である。努力してもダメな事がある。それが現実の世。ただし、成功した者は、たいへんな努力をしている。努力や辛抱がなければ、本物は掴めない。また、「思っていれば夢がかなう」という言葉があるが、これも人を惑わす言葉でしょう。思っているだけで望みがかなうなら、誰も苦労はしない。夢を実現する現実的な努力があってのこと。ただしこれもまた、思わなければ夢はかなわない。 中国の説話に「守株(株を守る)」というものがあります。これをもとに北原白秋は、「待ちぼうけ」という童謡を作詞しました(山田耕筰作曲)。兎が木の切り株にぶつかって死んだのを見た男が、もう一度兎が来てぶつからないかと、 仕事を投げうって切り株を見守っていた。しかに二度と兎はやって来なかった。男は国中の笑い者になったという話。これは、たまたまの幸運を当てにして時間を無為に過ごすな、あるいは楽をして金儲けをしようと思うなという教訓です。(もともとは、古い習慣に固執し、全く進歩がないこと、また、臨機応変の能力がないことが寓意)。 やはり幸せは、自分の手でつかみ取るべきものだ。3年生はこれまで勉強してきました。その手でつかみ取りなさい。1・2年生は、定期試験があります。これもやらなければ、いい成果は出ない。それでは、大事な一週間となります。気を引き締めて、しっかりやりましょう。 |
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| 2月1日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「この時期を大切に。よりよい成長を」 | |
| おはようございます。早いもので、2010年になって1ヶ月が立ちました。今日から2月です。そして、君たちの完全下校も5時30分になります。ところで、今週の3日を何というか知っていますか。節分ですね。翌日は立春、昔の暦で春の到来ということです。まだまだ寒い日が続きますが、この季節があるのがいろいろな成長を促すということがあるらしいです。ある本に書かれていたことを紹介します。ヨーロッパの人がオーストラリアに移住したところ、1年中花が咲いている気候のため、養蜂業を始めようと考えたらしいです。1年目は大収穫で、たくさんのお金が得られたということですが、2年目には、蜂は全く働かず、養蜂業ができなくなったということです。実は、蜂という生き物は、寒い冬があるからこそ、春が来ると一斉に働き、蜜をとるということです。この話は、人間にもあてはまるような気がしました。ある頑張らなければならない時期があるから成長するのだと思います。よく、竹にもたとえられます。この頑張らなければならない時期が、竹の節にあたります。しっかり節があるから、竹の強く成長すると。特に3年生は、これから人生の岐路に立ちます。しっかりと努力し頑張ってください。 | ||
| 1月18日(月) | 全校朝礼 井上校長「治にいて乱を忘れず」 | |
| おはよう。快晴の寒い朝です。今日から数日は春先の暖かさになると天気予報は伝えています。でもすぐに冬の寒さに戻るそうです。気温の変化が大きいので体調をくずさないように注意しましょう。 昨日1月17日は、阪神大震災があった日です。あのたいへんな災害をもたらした震災から15年が過ぎました。あなたたちはまだ生まれていなかったですね。でも、家族の人から話を聞いたりテレビ番組の特集を見たりして、大きな災害であったかを知っていることでしょう。先週にはハイチ大地震があって、甚大な被害を受けました。地震の予知ができたとしても被害をいくらかは小さくできたとしても防ぐことは難しい。災害は無いにこしたことはありませんが、これは人間の力を越えたものです。 こうした災害が起こった時のことを考えて備えておかねばなりません。みんなは災害時に、家族の人とと離ればなれになった場合の待ち合わせの場所や連絡方法を打ち合わせていますか?携帯電話を持っていても通じるかどうかはわからない。かならず緊急時の行動を話し合っておきなさい。命があってこそ復興もできるし、人を助けることができるのです。 「治にいて乱を忘れず」(出典は「君子安而不忘危、存而不忘亡、治而不忘乱。」君子、安けれども危うきを忘れず、存すれども亡を忘れず、治まれども乱を忘れず。(中国の古典『易経』繋辞下伝」))という言葉があります。もとは有事や争乱を想定してのことだろうけれども、現代的に解釈すれば、「平穏無事な世の中であっても、いついかなる災難が起こるか分からない。常にそれに備えた用意をしておかなければならない」ということになるでしょう。何事も、もしもの時の対応を考えておくことは大事なこと。「治にいて乱を忘れず」、覚えておきましょう。 3年生は受験日が近づきました。行き先が決まっている人もいます。がんばれと言わなくてもがんばっていることを知っています。あせりが出てくる時期でもある。しかし、やるだけのことをやるしかない。人事は尽くさなければならない。後は天に任せるけれど、自分のやるべきことで手を抜いていないか、いつも点検しておこう。それでは、寒さに負けずに、この一週間もしっかりやりましょう。 |
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| 1月8日(金) | 3学期始業式 吉野谷副校長「一年の計をより短期間の目標に、そして有言実行していこう。」 | |
| おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。本当なら、式は校長先生が君たちにお話をしていただくのですが、体調を崩されて本日は欠席されておられますので、私が代わってお話をさせていただきます。 よく「一年の計は元旦にあり」と言われています。これは、「年の初めにその年の計画をしっかりつくろう。」という意味だと思います。君たちはどうですか? 今年はこのようにしようと何か考えましたか? 学校は、「4月で年度がかわる。」という考え方があるので、「4月に立てた目標をあと3ヶ月でやり遂げる段階である。」という人もいるでしょう。ただ、1年間の目標だとあまりに長くて目標変更を余儀なくされる人も少なくないと思います。そこで、この1月に3ヶ月間の目標・または1月の目標と、短期の目標をもう一度考えればどうでしょうか? それと君たちに「有言実行」という言葉を君たちに送りましょう。「不言実行」という言葉はよく聞くと思いますが。この言葉は、先生もそうですが、人間というものはすごく弱い生き物です。なかなか初志貫徹に物事を進めることができる人は少ないものです。そこで、このようなことを行うと周りの人に宣言することです。言い切ってやらざるえないという状況にしておくことにより、自分に課題を課す形として実行していくという意味でしょう。一度考えてみてください。 最後に、校長先生が2学期の終業式に君たちに言った言葉を覚えていますか?「この冬休みに『本物』に出会う機会をつくってください。」覚えていますか。この冬休み何かにふれましたか? その際多くの例を挙げられましたが、読書もその1つだと思います。昔の作品をよくリメイクされてテレビや映画で放映されますが、原本を読んでみる。また違った印象を持つことでしょう。今年は「国際読書年」です。朝読の機会にでも、一度挑戦してください。 それでは、今年1年みんないい年であることを願って新年のあいさつとします。 |
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| 12月15日(火) | 2学期終業式 井上校長「本物に出会う冬休みに」 | |
| おはよう。いきなり学年閉鎖から始まった2学期でした。学級閉鎖もありました。インフルエンザに振り回されました。始業式の時に、「終業式になってふり返ったときに、「いい2学期だったと思えるようにしましょう」と言いました。どうでしたか?これから通知票をもらって、それを見てからのことかもしれません。でも、成績の良し悪しだけで判断するものでもありません。私は、みんながこうして無事でいること、そのことがすばらしいことだと思っています。 米国で9年連続200本ヒットを達成しメジャーの記録を塗り替えたイチロー選手が、記録をつくった時のインタビューで、「200本に至る199本の1本1本があった。」と言っていました。さすがイチロー選手の言葉でした。いきなり200本、いきなり9年間連続ではないのです。その一本一本に集中して、積み上げての記録。そしてそれを実現するための絶え間ない練習があってのこと。 みんなも何かに向けてがんばっているでしょう。でも、なかなか成果が出なくて、嫌になる時があるかもしれない。だけれども、それを続けないと、せっかくそれまでやってきたことがダメになってしまう。しかし、もう十分がんばっている人もいる。その人はこれ以上「がんばれ」と言われるときっとしんどいでしょう。うまくいかないのなら、自分のやり方を点検にしてみたらどうだろう。 冬休みはまとまりとして冬休みがあるのではなく、一日一日があるだけ。その一日一日を集中して過ごすことが大事。3年生はいよいよ受験が迫りました。焦ることはない。一つ一つの問題を根気強く解いていく、それだけである。 この冬休みに「本物」に出会う機会をつくってください。本物か偽物かを見分ける眼は、本物にふれることで養われる。どんなにたくさんの偽物を見ても本物を見抜く力はつかない。本物が分かれば偽物を見破れる。博物館や資料館、神社仏閣、コンサートや展覧会、ちょっといい料理店などに、家族の人に連れていってもらいなさい。 冬休みは、クリスマスやらお正月やら、いっぱい楽しいことがあります。懐もちょっとあたたかくなる季節です。充実した冬休みを過ごして、3学期の始業式にまた、元気な顔で会いましょう。おわり。 |
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| 12月7日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「もう一度考えよう『感じる心・思いやりの心』」 | |
| 3年生はインフルエンザ学年閉鎖のために延期した定期テストも終え、ほっと一息している頃かもしれません。ただ、今週の週末には、JOIN発表会を控えそろそろ最後のまとめに取りかかっている人もいるでしょう。 さて、みなさんは今週は何週間か知っていますか? この12月4日〜10日までの1週間を人権週間と呼んでいます。今年のテーマ(啓発活動重点目標)は、『みんなで築こう 人権の世紀』で副題として<考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心>という文言が掲げられています。「人権の世紀」とは、今年が21世紀に入って10年が経過したからこそ、このときにもう一度考え直そうと思われたのかもしれません。先生は、「もう10年もたったのか。」とあらためて思いました。ところで、ある所に次のように書かれていました。「物質的な豊かさも飲みを追い求め、心の豊かさが大切にされない風潮を広かったり、他人への思いやりの心が薄れ、自己の権利のみを主張する携行が見受けられてきた。」君たちはどうおもいますか?先生は、本校でも同じようなことになっているような気がします。本校の学校目標の感じる心・思いやる心をいつまでも持ち続け、一人ひとりが、楽しい学校生活を送れるよう気を付けてほしいものです。 |
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| 11月16日(月) | 全校朝礼 井上校長「しみじみと見る」 | |
| おはよう。うんと寒くなりました。風邪をひいている人もいるでしょう。インフルエンザもあいかわらずに流行っています。これから学級閉鎖や学年閉鎖にしなければならなくなるかもしれません。体調管理に気をつけてください。 ここに3枚の落ち葉があります。通路に落ちていたものを拾ってきました。きれいだね。2枚は桜の落ち葉、もう一枚は銀杏の葉。「紅葉」と一口に言うけれども、こうしてしみじみと見ると、同じものは一つもないね。そして、その一葉一葉にそれぞれの美しさが宿っている。でも、こうしてよく見ないと、誰かが見ないと、その美しさには気づかないものだ。不思議だね。 どうして勉強しないといけないのか、何のために勉強しているのか、あらためて考えると、よくわからなくなってしまう。「高校受験とか大学受験とかがあるから」というのも、答えの一つでしょう。もちろんそれは大事な事。でも、それだけが答えだいうのでは、寂しいかぎりだ。人が学ぶのはもっと深い意味がある。しかし、それが何であるのかはわからない。悩みながら学んでいくしかないかもしれない。 たとえ話。財布の中に、たくさんのお金があれば、欲しいものや必要なものがあると、すぐ買える。でも、からっぽだったりお金が少なかったりしたら、それをすぐに買えない。どうして勉強しなければならないのかは、今はわからないかもしれない。きっと今は、財布の中身を溜めている時期なのだろう。将来、あなたがやりたいことが、かならず出てくる。その時に、学力が足らないと、それを諦めなければならなくなったり、準備に時間がかかったりする。だから、学力をうんと貯めておく方がいい。また、学力を貯めていく過程やプロセスも楽しいものだ。 それでは、この一週間も、身の回りの秋をしみじみと眺めながら、しっかりやりましょう。 |
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| 11月9日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「自分の力を信じて、素直に」 | |
| 今日は、みなさんにご紹介することがあります。先週の水曜日から今週の金曜日までの10日間、千葉県から本校へ研修に来られている先生がいます。先週の水曜日の選択の時間に、君たち2・3年生の授業の様子を見学させていただきました。気がついている方もいたと思います。 先生御登壇下さい。 (先生の自己紹介・あいさつ:省略) 先生、ありがとうございました。お話にもありましたように家庭科を中心に授業見学をなされます。 さて、先週の金曜日研究発表会がありました。一人ひとり本当によく頑張っていたと思います。君たち一人ひとりは、それぞれにいい才能を持っています。しかし、ともすればそれに気づかず、まわりに流されてしまう人が多くいます。カッコ・カタチだけに、流されている人も多いです。本当にそれでいいのでしょうか? 自分自身に自信を持ち、素直にカッコ・カタチをつけずに、表現してください。一人ひとりが引き立つ集団としてのまとまりができますよ。 |
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| 11月2日(月) | 全校朝礼 井上校長「会津藩の『什の掟』」 | |
| おはよう。集合して静かになるまで、5分間かかりました。さっとやればもっと早く朝礼を始められて、終わりも早くなります。若い時の5分間は、なんでもない短い時間のように思うものです。しかし、人間の寿命には限りがあります。長生きすれば、その分だけ長くはなるけれど、やっぱり限りがある。自分の一生の持ち時間は有限。こうしている間にも過ぎていく。歳をとって過去をふり返って、自分が無駄にした、その少しずつの時間を合計したら、たいへんな長さになる。時間は取り返すことはできません。寸刻を惜しみましょう。 秋が深まったというよりも早くも冬の訪れを感じます。昨日は、北海道の稚内や旭川で、積雪があったようです。でも、大阪や東京などの太平洋側では夏日でした。「夏日」とは、気温が20度を越える日のことでしたね。冬と夏とが日本列島に同居する不思議な日でした。気候のリズムがおかしくなっているのでしょうか。でも、これから寒くなってきます。晩秋から初冬へ。風邪をひいてしまった人もいるようです。気をつけましょう。3年生は受験が控えています。自分の健康管理もまた勉強の一つ。 私はこの夏の終わり、東北の会津に方言調査に行きました。その時に会津若松城で、これを買ってきました。「什の掟」というものです。「什」は、十個という意味ではなく、おおよそ「仲間」の意味で、会津藩の藩校日新館に入学する前の遊び仲間(6歳〜9歳)の決まり事。会津藩は今の福島県にありました。会津磐梯山や猪苗代湖のある所です。白虎隊で有名です。街のあちこちに現代的にアレンジした「あいづっこ宣言」というものが貼られていました。 この「什の掟」の中に「嘘言をいふ事はなりませぬ」、「卑怯な振舞をしてはなりませぬ」、「弱い者をいぢめてはなりませぬ」という条があります。「〜なりませぬ」という強い言葉です。さらに最後に「ならぬことはならぬものです」と念押しされています。うざいと拗ねたり屁理屈をこねて言い逃れしたりしがちですが、いけないことはいけない、そういう自律がなければ、社会や世の中は、ぐだぐだになってしまいます。 君たちが将来、困難に陥った時に、ぎりぎりで支えてくれるものは、過去のあなたです。追いつめられても、少なくとも卑怯な振舞だけはしなかった、嘘を言って人を欺したりはしなかった、という背筋のぴんと伸びた過去の自分です。卑怯なことをして、その場をうまくやっても、それは結局、あなたを卑しくしてしまうことになる。中学生の頃はつまらないことをしがちです。つまらないことをしてもいいけど、けっして卑怯なことはしない。自分からでも他からの誘惑があっても、ならぬことはならぬという強い意志を持って自制し、未来のあなたを支えてください。 これからいよいよ寒くなります。それでは、この一週間もしっかりやりましょう。 |
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| 10月26日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「何事にも進んで取り組む」 | |
| おはようございます。一昨日の土曜日、本校の学校説明会がありました。800名を越える多くの人が来校してくれました。大変うれしいことです。また、その日のかたづけに多くの部活動が協力してくれました。この場をかりてお礼を言います。ありがとうございました。 ところで、君たちは家庭で自分のする仕事・お手伝いがありますか? 衣・食・住すなわち「着るもの」「食べるもの」「住むところ」全てが特に不自由なく与えられている恵まれた環境にあると思います。しかし、それでもさらに上を欲求し、無い物ねだりをしている人はいませんか? あれがほしい。これがほしい。等、欲望には限りがありません。このように、家庭では何事もしてもらうのが当たり前になっている人がいます。それができなければ不平をもらすことが多々あります。 少し考え方を変えて、自分が何かをする。家庭で自分のする仕事がある。お手伝いがある。そのようなことがある人は、それをやり終えた後の気持ちは非常に心地いいと思います。また、「ありがとう」といわれたときはどうでしょう? やってもらえなくて不満を漏らすより、自分から進んでおこなってうれしい気持ちになる。このように考え、進んで取り組んでいってください。 |
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| 10月19日(月) | 全校朝礼・併修実習対面式 井上校長「65億分の1の出会い」 | |
| おはよう。秋の晴天。文化祭はいいものになりました。先週は定期テストがありました。どちらも楽しんだことでしょう。文化祭はみんなで創りあげる楽しさ、試験は個人的なものだけど、自分を鍛える楽しさがある。テストはちっとも楽しくないと思うのが普通だけれども、実は楽しい。点数がいいのはもちろん楽しい。でも、思うような点数でなくても、それに真剣に取り組む姿勢が尊い。学校にいる以上は逃げられない。ならば懸命にやってみる。やらずに愚痴を言ってもどうにもならない。 さて、今日から大阪教育大学から教生先生が2週間の教育実習に来ました。こないだ教生先生とのお別れをしましたが、新たな実習が始まりました。あなたたちは、一生のうちで何人の人と出会うのだろう。大阪府の人口は約8百80万人、日本の人口は約1億2千万人、そしてこの地球にはだいたい65億人の人が住んでいます。と、井寄先生にさっき教えてもらいました。こんなにたくさんの人がいるのに、出会う人は限られている。その中で話をする人はさらに少ない。隣の人がそこにいる確率はうんと低い。そう思うと、その人のことがいとしくなってくるでしょう。身近なところで考えてみると、難波や梅田に行くと溢れるように人とすれ違いますね。でもその人たちのことは覚えていない。そうなると、出会って話をするのは、不思議なものです。さらに「家族」となると、それは奇跡かもしれません。人と人とが何らかの関係をもつことを、仏教の言葉で「縁」、和語では「えにし」と言っています。 教育実習の教生先生とは、もう何度も出会っています。しかし、ここに並んでいる教生先生とは初めての出会いとなりますね。この出会いも不思議なものです。互いに良い学びの機会にしていきましょう。 秋は勉強するのに最もいい季節。冬の厳しい寒さでもなく夏の猛暑でもない。この爽やかな最良の時期に勉強出来ないというのでは、見込みはない。それではこの一週間もまた、しっかりやりましょう。 (平成21年10月19日 校庭) |
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| 10月2日(月) | 全校朝礼 井上校長「会津藩の『什の掟』」 | |
| おはよう。集合して静かになるまで、5分間かかりました。さっとやればもっと早く朝礼を始められて、終わりも早くなります。若い時の5分間は、なんでもない短い時間のように思うものです。しかし、人間の寿命には限りがあります。長生きすれば、その分だけ長くはなるけれど、やっぱり限りがある。自分の一生の持ち時間は有限。こうしている間にも過ぎていく。歳をとって過去をふり返って、自分が無駄にした、その少しずつの時間を合計したら、たいへんな長さになる。時間は取り返すことはできません。寸刻を惜しみましょう。 秋が深まったというよりも早くも冬の訪れを感じます。昨日は、北海道の稚内や旭川で、積雪があったようです。でも、大阪や東京などの太平洋側では夏日でした。「夏日」とは、気温が20度を越える日のことでしたね。冬と夏とが日本列島に同居する不思議な日でした。気候のリズムがおかしくなっているのでしょうか。でも、これから寒くなってきます。晩秋から初冬へ。風邪をひいてしまった人もいるようです。気をつけましょう。3年生は受験が控えています。自分の健康管理もまた勉強の一つ。 私はこの夏の終わり、東北の会津に方言調査に行きました。その時に会津若松城で、これを買ってきました。「什の掟」というものです。「什」は、十個という意味ではなく、おおよそ「仲間」の意味で、会津藩の藩校日新館に入学する前の遊び仲間(6歳〜9歳)の決まり事。会津藩は今の福島県にありました。会津磐梯山や猪苗代湖のある所です。白虎隊で有名です。街のあちこちに現代的にアレンジした「あいづっこ宣言」というものが貼られていました。 この「什の掟」の中に「嘘言をいふ事はなりませぬ」、「卑怯な振舞をしてはなりませぬ」、「弱い者をいぢめてはなりませぬ」という条があります。「〜なりませぬ」という強い言葉です。さらに最後に「ならぬことはならぬものです」と念押しされています。うざいと拗ねたり屁理屈をこねて言い逃れしたりしがちですが、いけないことはいけない、そういう自律がなければ、社会や世の中は、ぐだぐだになってしまいます。 君たちが将来、困難に陥った時に、ぎりぎりで支えてくれるものは、過去のあなたです。追いつめられても、少なくとも卑怯な振舞だけはしなかった、嘘を言って人を欺したりはしなかった、という背筋のぴんと伸びた過去の自分です。卑怯なことをして、その場をうまくやっても、それは結局、あなたを卑しくしてしまうことになる。中学生の頃はつまらないことをしがちです。つまらないことをしてもいいけど、けっして卑怯なことはしない。自分からでも他からの誘惑があっても、ならぬことはならぬという強い意志を持って自制し、未来のあなたを支えてください。 これからいよいよ寒くなります。それでは、この一週間もしっかりやりましょう。おわり。 |
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| 9月28日(月) | 全校朝礼 井上校長「にっこりと笑顔で」 | |
| おはよう。文化祭が近づきました。今週の土曜日開幕ですね。本年度は新型インフルエンザのせいで、学校閉鎖や学年閉鎖があって、例年よりも準備にかけられる時間が、うんと短くなってしまいました。準備に手間取ってあせっていることでしょう。 でも、時間が無いときには無いときのやり方があり、忙しいときには忙しい中でのやり繰りの仕方があります。時間がある時にはじっくりと取り組めばいいけど、時間が無い時には、考えをめぐらして、合理的で効率的な方法を工夫すればいい。世の中は余裕のないことの方が多い。担任の先生から、みんなががんばっていると、聞きました。 教育実習生は、水曜日で4週間の実習期間が終わります。最後の週になりました。よくがんばってきました。学習指導案で言えば、「まとめ」です。どんな終わり方・まとめ方にするかをよく考えてみよう。 時間に追いつめられたり物事が思ったようにうまく進まない時には、いらいらしてしまいます。身体も心もしんどくなって、つい人に当たったり心ない言葉を言ってしまったりしがちになります。けれども、しんどいのは自分だけでなく、隣の人もそして仲間も同じなのです。こういう時にこそ、やさしい言葉や励ましの言葉を心がけたいですね。と言っても「やさしい」のは「甘やかす」のとは違います。 3年生は受験勉強でしんどいと思いをしている時でしょう。辛いときに辛い顔をしているのは当然だけど、行き詰まったら、思いきって、にっこりと笑ってみるのもいい。ぎりぎりのところで「笑う」と不思議と力が漲ってくるものだ。もうダメだとぎりぎり追いつめられた時に踏ん張ることができるのが、本当の強さだ。 この一週間は、文化祭の仕上げのために、忙しくてしんどい週になるけれで、だからこそ、にっこりと笑顔で乗りましょう。おわり。 (平成21年9月28日 多目的室) |
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| 9月14日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「自分磨きを」 | |
| おはようございます。朝夕がめっきり涼しくなってきました。2学期も、もう2週間が過ぎようとしていますが、3学年が揃うのは先週の月曜日と今日の2日間ですね。先週末のJOIN・STEPDAYの取り組みも2年生は残念ながら実施できませんでした。ただこの取り組みは、当日も大事です(1年・3年はよく頑張っていたという報告を受けています。)が、それ以上にいろいろなところとコンタクトを取るなど、その過程が非常に大事なのです。 さて、2学期はこの行事だけでなくいろいろな行事があります。今週末の生徒総会・来月初めの文化祭など多々あります。その中で一人ひとりがしっかりと活躍してほしいと思います。今まで以上に一歩努力してみる。非常に大切です。 先日、24時間テレビで「宝石の原石を探す。」という取り組みを見ました。掘り出された宝石は普通の石でした。それを自分自身より強いモノで研磨する。そうすると光り輝く宝石へと変身しました。 君たちも同じです。一人ひとり自分の中に多くの可能性を持っています。それを今以上の一歩努力をして下さい。文化祭の取り組みや日々の学習での頑張りがそれにつながると思います。「自分磨き」をしてください。必ずや光り輝く姿に変身します。頑張りましょう。 |
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| 9月7日(月) | 全校朝礼 井上校長「さわやかな朝」 | |
| おはよう。秋の空の月曜日となりました。さわやかな朝。学年閉鎖だった一年生が登校してきました。全学年がそろって実質的な「始業式」ですね。でも、2年生の列が短いようなので、危ないかもしれません。インフルエンザはまだまだ終息しそうにない。こればかりは罹りたくなくても罹るもの。罹患した時には、きちんと養生しましょう。 もうすぐ文化祭があります。それに向けて準備をしていることでしょう。例年に比べて準備期間が短くなってしまいました。1年生が時間が少ない上に初めてのことなので焦っているかもしれません。何事もやっただけ成果が出る、といってもやったことの何割かでしかない。しかし、確かなことは、やらなければ成果はでない。限られた時間の中で、合理的に準備していくことが大事でしょう。 教生の先生は、実習開始から1週間が過ぎました。1年生配当の人は、学級は今日が初日となりますね。それでは、爽快な秋の中で、この1週間もしっかりやりましょう。おわり。 (平成21年9月7日 校庭) |
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| 9月1日(火) | 2学期始業式 井上校長「秋の陽ざしと風の中で」 | |
| おはよう。快い秋の陽ざしと風の中での始業式を始めます。インフルエンザ対策で風通しの良いグラウンドで行ないます。いきなり1年生が学年閉鎖となりました。いつもより6列少ないから寂しい感じがしますね。今後の事態の推移によっては、学校閉鎖となるかもしれません。インフルエンザに罹りたくて罹っている訳ではないので、罹患したら、ひたすら養生することに努めましょう。「休みになった。わあい」と浮かれない。学級閉鎖や学校閉鎖になると、結局、授業時間の確保をしなければならないので、みんなの冬休みが短くなるかもしれません。なんだか2学期の初めから勢いのない話になりました。 みんなが楽しみにしている文化祭が近づいてきました。準備で忙しくなってきます。本年度はインフルエンザの影響で準備の日数が少なくなるでしょう。十分でないかもしれないけど、その中で出来る限りのことをやればいい。 それと忙しいことを理由にして、学科の勉強を疎かにしないこと。時間がなかったり疲れたりした時には、それなりの勉強の仕方がある。怠け心を起こさずに、それぞれで忙しい時の勉強の方法を工夫をしてみなさい。考えてみれば、勉強だけすればいいということはなかなかない。なんやかやと用事のあるが普通。そんな中で自分の勉強を持続させていかなければならない。このことを心に置いておくように。 前の雛壇に大阪教育大学の基本実習生の教生の先生たちがずらっと並んでいますね。今日から4週間の教育実習が始まります。みんなは、教育実習生の先生を何度も受け入れてきているので、すっかり慣れっこになっているかもしれません。でも、この教生の先生たちとは初めての出会い。一緒にいい学びになるようにしていきましょう。 学年閉鎖から始まった2学期だけども、終業式の日にふり返って見れば、きっと充実した学期になっていることと思います。そうなるようにしっかりと励んでいきましょう。おわり。 (平成21年9月1日 校庭) |
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| 7月17日(金) | 1学期終業式 井上校長「Do Your Best} | |
| おはよう。夏の体育館は暑いね。暑いけど、あらたまった「式」の時は、しゃんとしていないといけません。けじめをつけていきましょう。でも、短い話にします。暑い時期は暑い。 今日、一学期の終業式を迎えました。4月の始業式・入学式からもう3か月間過ぎました。新型インフルエンザの影響で行事の日程や内容が変更になりました。しかし、みんなはよく取り組んで、無事にこなしてきましたね。2年生は臨海学舎という大きな試練が残っています。かならず無事にやり遂げて帰ってきましょう。 さて、この一学期での成長はありましたか?1年生は小学生から中学生になりました。まだ小学生みたいなところも見られますが、ずいぶんと中学生らしい態度と行動ができるようになったと思います。1年生の教室の本棚を見ると、よく整頓されています。学年の先生から話を聞けば、進んで本を並べてくれている人がいるそうですね。すばらしい人だと思います。 3年生は、「受験の夏」。高校は、小学校や中学校と違って、義務教育ではありません。行きたい高校にいけるためには、自分の手でつかみ取らないといけない。もうこれ以上は勉強できないというぐらい、一夏、がんばってみなさい。結果はついてくる。後で泣き言を言わないでいいように、自分の限界に挑戦してみなさい。do your best。やるだけのことを思いっきり やったならば、その結果は、素直に受け入れることができるでしょう。懸命にやって、休む時にはきちんと休む。天神祭の花火もありますね。めりはりをつけることが大事。 楽しい夏休み。でも、用心するところは用心するように。近づいてはいけない人、近づいてはいけない危険な場所が現実にある。と言っても向こうからあなたたちに接触してくることもある。毅然として断りなさい。つけ込まれる隙を見せないこと。隙をつくらないこと。 特に、1,2年生の女子に言います。背伸びをしたい年頃でしょう。大人ぶりたい気持ちもあるでしょう。でも、やがて大人になるのだから、今は中学生らしい清々しい振るまいをしなさい。へらへらしたり、にやにやしたりして、向こうから近づいてくる大人には気をつけること。真っ当な大人は、へらへらして中学生に近づくほど暇ではない。仕事で忙しい。だから用もないのに声を掛けてくる大人は、不埒な意図を持っている。もちろん親切な人がいるのも事実。でも、そういう人はちゃんとしています。 9月の二学期の始業式に、みんなの明るい笑顔に出会えることを楽しみにしています。充実した夏にしてください。おわり。 (平成21年7月17日 体育館) 付記:諸連絡の時間をもらって、以下の話をした。意欲的で知的な夏にしてほしいとの願いである。コンクールに入賞すれば、それにこしたことはないが、それよりも書いて表現する行為に集中して取り組むことに意義がある。 知的な挑戦の夏 夏休みの課題が出されましたね。その中には、コンクールに応募するものも含まれていました。課題になっているもの以外にも、中学生が応募できるいろいろなコンクールがあります。夏休みを利用して、それらに挑戦してみたらどうだろう。この時に、ただ書いて出せばいいというものではない。傾向をリサーチして、どんなものが採用されるかを考えて書くこと。そして書き上げたものを人に見せて意見をもらって、もう一度よく推敲して仕上げる。ちょっと手を入れると、作品はうんと良くなる。 あれもこれもという訳にはいかないので、これはというものを選んでチャレンジしてみる。それに全力をかける。賞は偶然にとれるものではない。狙って獲るもの。みんなは力を備えている。だから、この夏を利用して、挑戦してみよう。熱い夏になるように。 (平成21年7月17日 体育館) |
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| 7月 6日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「心の成長} | |
| 1年生の林間も3年生の修学旅行も一人ひとりがしっかりと取り組んでいたと聞いています。 さて、昨日平野コミュニテーセンターで「社会を明るくする運動」平野区大会がありました。本校から3年生の角野ありささんが作文で、ブラスバンド部が演奏で参加しました。この運動は、戦後の昭和復校時に東京の銀座ではじまったらしく、今回で59回目を数える由緒ある大会で、社会から犯罪や非行をなくすことを目的に運営されています。今年のスローガンが「人は変われる。一緒なら」で、「おかえり」の気持ちが犯罪・非行を繰り替えさない一歩となるというものです。 この言葉、学校の中でも考えることだなと、その時聞いて思いました。友達関係であったり、家族との関係だったりするのだと思いました。たとえば、何かおかしいと思ったら声かけをすること。 これ以上したら何か起こるのでは……。との価値観を持つこと。また、「おかえり」だけでなく、学校では「おはよう」「ありがとう」「さようなら」という言葉をかけあうことが、大事で、心と心を通じえるようになるものです。 さて、明日は、七夕ですね。昔君たちも短冊にたくさんの願いを書いて飾っていたと思います。良好な友達関係を気づいていける心の成長を先生は願います。 |
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| 6月29日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「初めての経験・7月に3大宿泊行事が」 | |
| おはようございます。テストはどうでしたか?1年生にとっては、初めての定期テスト。テストだけで、午前中で学校から帰る。このような経験は今までになかったと思います。どのように時間を使えばいいのかわからなかった人が多かったと思います。2・3年生はもう何回のこのような経験をしていますので、どのように望んだらいいのかはわかっていたと思います。ただ、わかっていてもなかなか実行できなかったのかもしれませんが。この経験を次回への飛躍としてください。 さて、本来ならこの定期テストを終え、1・3年生はあと夏休みを迎えるだけです。2年生は、臨海学舎が控えていますが。ただ、今回はインフルエンザの影響で、7月の本校の3大宿泊行事がすべて入ってしまうという。先生にも初めての経験です。どのように成るのだろうか。成功するだろうか。元気に行って来れるだろうか? また、この季節のその場所に気候はどうだろうか等、心配することや考えることは多いです。先生方の同じだと思います。でも、不安だからやめようとはこの宿泊行事をなくそうとはだれも考えませんでした。君たちを信頼していることもあります。また、宿泊行事から多くのことを学べるからです。本校の学校目標の学ぶ心や思いやる心や感じる心・鍛える心など得られることは非常に多いと思います。だから、先生方はしっかり打ち合わせをし、それぞれの企画が成功するように考えてくれています。だから君たちもテストあけの限られた時間だと思いますが、(3年生にとっては今日1日)しっかりと準備をして、いい思い出をつくってください。5年後・10年後あったときに、逆に日程が違ったことで、すごく印象に残る宿泊行事になるものです。各学年、いい思い出づくりのためにも、しっかりとした準備をして望んでください。 |
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| 6月8日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「ルールを守る」 | |
| おはようございます。今週は、いよいよ体育祭の週間ですね。一人ひとりが協力して、すばらしい体育祭になってほしいと思います。いろいろな種目に、精一杯また全員が協力して取り組んでください。そうすればすばらしいものとなるでしょう? ところで、いろいろな競技にはルールというものがあります。なぜ、ルールというものが決められたのでしょう?これは、一般には、公平・安全・能率の3つの原則を満たすことを目的としてつられたと聞いたことがあります。このルールがあるからこそ、怪我はあるかもしれませんが、安全にプレーができるのでしょう。 一般社会でも同じです。先週終礼で、君たちの社会でのルールに関する注意を担任の先生からお話ししていただいたと思います。電車の中でのことや下校途中のことです。ちょっとこれくらいだったらいいのではと。軽い気持ちではすみません。中学生の君たちは、そのようなことを知らなかったんだという言い訳は通用しません。これは君たちがいろいろ人たちの安全を犯し、君たちが加害者、つまり安全を犯す人になるルール違反をしているのです。非常に残念なことです。 ところで、今日は、5限目に防犯訓練があります。8年前の6月8日に大変痛ましい事件が附属池田小学校でありました。詳しくは、5限目に校長先生からお話があると思います。学校でも、いつどうようなことが起きるかもしれません。社会のルールが破られ、君たちが被害者になることもありかもしれません。そのようにならないよう、防犯訓練にもしっかりと取り組んでください。 このように、ルールは、いろいろなことをする上で、皆が共通理解をすべき大切なものです。今日や今週の取り組みを踏まえて、もう一度考えてください。 |
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| 6月1日(月) | 全校朝礼 井上校長 | |
| おはよう。いい天気になりました。こうして拡声器で話しているのは、昨日の集中豪雨で体育館で雨漏りがあって、漏電の恐れがあるので、電源を切っているからです。思いもよらない、いろんなことがありますね。 新型インフルエンザの流行のために休校になって、その影響で楽しみにしていた行事が延期になったり時間割が変更になったりしています。何事も予定どおりになるとは限りません。大事なのはそのときにあわてないで上手に対処することです。 朝礼や行事の時に、みんなが集合すると、早く整列するように、よく注意されます。すみやかに集合すると、時間が節約されて、余裕ができます。そうすると楽しい時間を増やせます。昨年の修学旅行ではさっと集まって点呼ができたので、雪遊びや高山散策などたっぷりと楽しめました。 みんながきちんとすると、みんなも叱られなくて済むし、先生たちも叱らないでいい。お互いに気持ちよく行動できますね。でも、なんでそんなに整列しなくてはいけないのだろうと疑問に思っているかもしれません。それは、あなたがそこにいることを確認するため。あなた自身は自分がそこにいることを知っているけれども、こちらからは、人数を確認するまで分からない。いるべき人が一人でもいないと、たいへんなことになります。みんなが無事であることが最優先なのです。だから、ごちゃごちゃしていると誰がいて誰がいないのかを確かめることが難しい。早く集まって整列し、点呼して、さっと次の行動に移る。これが集団行動をする時に必要なこと。身を守ることでもあるのです。 今日から6月。体育祭が近づきました。それでは今週もしっかりやりましょう。おわり。 |
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| 5月25日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「もとの生活リズムにはやく戻そう」 | |
| おはようございます。この1週間どのように過ごしていましたか?特に、体調が悪くなっているとの報告がなかったのはよかったなあと思います。 さて、この休業のため、1年生の林間学舎を、また3年生の修学旅行・2年生の3附中交換会が大学からの要請により、この時期に実施できなくなりました。非常に残念な限りです。特にそのために、実行委員として頑張ってくれていた人には申し訳ない結果となりました。 ただ、現在、林間学舎・修学旅行は形態やコースは変更するかもしれませんが、何とか1学期に実施できるように学年を中心として調整しています。3附中は、今年度は延期で、中3時に実施となりました。計画がきっちり決まりましたら、もう一度気持ちを入れ替えしっかり取り組んでください。 先週からのことを今考えてみると、いつどのようなことが起こるか本当にわからないなあと思いました。金曜日の帰りにこの1週間がこのようになると言うことを想像した人はなかったと思います。計画が大幅に変わった人が多かったと思います。何日か休むとそれを取り戻すのに、その2倍から3倍の日程がかかると言います。君たちもこの1週間にできるだけ速く体調を整えてください。しかしまだまだ、このインフルエンザは完全に終息したわけではありません。うがい・手洗いをしっかりしてください。各階の手洗いに、除菌のためのものを設置しました。全員が気持ちよく使えるようにしてください。一人ひとりが気をつけていただき、これからの学習や6月から行事にしっかり取り組んでください。 最後に、先週から計画していました、君たちの先輩である卒業生実習も今日からとなりました。いっしょにしっかり学習に行きましょう。 |
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| 5月11日(月) | 全校朝礼 井上校長「衣更えの季節」 | |
| おはよう。ゴールデンウィークは楽しみましたか。昨日は日本各地で真夏日でした。例年よりも早く暑くなってきました。気温が30度を超えると「真夏日」、25度以上で「夏日」とされます。熱中症に気をつけましょう。運動の時ばかりでなく、常時に水分の補給を忘れないように。喉が渇いたと感じる前に飲もう。 さて、新学期も一ヶ月を過ぎました。5月下旬の林間学舎を手はじめに、修学旅行、三附属交流会、体育祭というように、それぞれの学年や全体での楽しい行事が続きます。浮かれ過ぎずに、気を引き締めるところは、きりりとし、楽しむときはうんと楽しむ。そんなけじめのある行動をすること。実行委員さんを中心に準備を進めていきます。協力し合って、いいものに仕上げていきましょう。 3年生は、ずいぶんと落ち着いてきて、がんばっていると、保護者の方や先生方から、聞きました。高校受験の年。まだ先のことだと油断せずに、こつこつやっていきましょう。1年生は、中学生活に慣れてきました。でも、馴れすぎずに、少し緊張感を持つことも大切。2年生は、中だるみが起きないように。 暑くなってきました。来週から衣更えの予定(詳しくは、生徒指導の野中先生から金曜日に連絡)。夏が訪れます。今は爽やかな時期。物事にしっかりと取り組んでいきましょう。おわり。 (平成21年5月11日 校庭) |
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| 4月13日(月) | 全校朝礼 井上校長「別れと出会い」 | |
| おはよう。三浦先生の離任式を行ないました。かわって養護教諭として、村上先生が新しく赴任なさいました。別れがあって出会いがある。 この春は、あなたたちにとっても、別れと出会いの季節でした。新入生は、小学校と別れて「中学校」と出会いました。さらに小学校の時の友だちと別れて、こうして新しい友だちと出会いました。2年生は1年生と別れて「2年生」と出会いました。そして新しいクラスメイトが出来ました。 3年生は、「3年生時代」を迎えました。この3年生は受験の季節。これも新しい出来事。中学受験した人は経験があるけど、多くの人は初めて出会う事柄となります。1年生はまだとまどうことばかりでしょう。あせらなくてもいい。あれこれ間違いながらゆったりやってください。 さて、この「出会いと別れ」は、実は毎日くり返しています。「今日」という日に別れて、「明日」に出会う。だから今日のことは今日のうちに十分にやって、明日は明日のことに努める。「今日」をしっかりと生き抜いていくことです。 これから月曜日の朝には、全校朝礼をやっていきます。吉野谷先生と交代で話します。でも、吉野谷先生の話の方がためになるので、なるべく吉野谷先生にお願いするようにします。 それでは、この一年、しっかりとやっていきましょう。まずはこの一週間から。おわり |
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| 3月19日(月) | 平成20年度修了式 井上校長「小さな行ない」 | |
| おはよう。先日の卒業式は感動的なものとなりました。みんなも式に参加し、良い態度でいました。うれしく思います。冷静に観れば、卒業式は「卒業式」でしかありません。それが良い式になるかどうかは、そこに参加する人たちの思いとその表れとしての振るまいで決まってきます。 卒業式を区切りに3年生とお別れしました。あなたたちもその学年とお別れです。別れがあれば出会いがある。別れることで新しい出会いが生まれる。桜の4月の始めには、後輩となる新入生が入学してきます。みんなは進級し新しい学年になって、クラス替えがある。だれとクラスメイトになるか、楽しみだね。 さて、中学校の廊下で、この画鋲を拾いました。多くの人が通ったはずの廊下で見つけました。誰ひとり気づかなったのだろうか。どっかの愚か者が画鋲で遊んで捨てたものか、掲示板から自然に落ちてしまったものかはわかりません。ただ、先日、画鋲が撒かれてことがありました。その残りかもしれません。伊賀や甲賀の忍者のまきびしでもあるまいに、情けない行ないです。アホとしか言えません。 そのことはそのこととして、私は、これを誰も拾って、使えるなら掲示板に刺しておいたり、ごみ箱に捨てたりした人が、いなかったことがさびしい。これを踏んで痛い思いをする人がいてはかわいそうだから拾っておこうという、そんな心持ちになった人はいなかったのですね。かなしい。単に気づかなかったのかもしれません。それはそれで不注意なこと。 なんやかやと口では立派なことやきれい事を言うことができます。言い訳だっていくらでもできるでしょう。でも、この画鋲一つを拾うことは難しい。言葉と行ないの間はものすごく大きい。さりげない行ないでさえも、ええかっこうしなんて言われはしないかと臆病になってします。 私の大学生の時の話です。人通りの多い道に空き缶が捨てられていました。誰かが踏んで転んでしまってはたいへんだと思いました。拾わないといけないと思いましたが、なかなかできませんでした。その頃いろいろと難しい勉強をし立派なことを書いたり議論したりもしていました。でも目の前に転がっている空き缶を拾わなければと思いながらも、心のなかで「なんで人が捨てたものを俺が始末しなければならないんだ」とか、「手が汚れたら嫌だな」とか、そんな考えがぐるぐるめぐって、なかなか空き缶に手を伸べることができませんでした。そこに二人づれのおばちゃんがやかましくしゃべりながらやってきました。そして空き缶を見つけると、「ここにあったらあぶないね」と言って、何でもないようにひょいと拾い上げて、近くのごみ箱にぽいと捨て、やっぱりやかましく去っていきました。 そこに残された私はなんだかとても恥ずかしくなりました。こういう人には、かなわないなあと思いました。おばちゃんは、思いと行動がぴったりと合っていました。動作としてひどく簡単なことなのに、なんやかんやと理由をつけて、やるべきことができない。それどころか理屈をつけて、自分の弱さを正当化してしまう。つまらないことだ。 画鋲が落ちているのを見つけたとき、それを「誰かが知らずに踏んだら痛いだろうな」、「危ないな」という気持が自然に持てて、さっとそれを拾えるのは、小さな行ないだけれども、実はすごいことだと思います。自分の利益にはならないけれど、一人ひとりが、他の人のことを思いやる小さな行ないができるならば、今以上にいい学校になるでしょう。附中生だったら、それができる人になってほしいと願っています。 本日で3学期が終わります。同時に昨年4月に始まった、この学年を修了することになります。一年間でどれだけ自分が成長できたかを省み、何が課題として残ったかを想う日にしてください。なんやかやと難しいこともあった一年間でした。しかし、こうしてみんなが無事に修了式を迎えることができました。新しい年度を迎えるために、この春休みを大事に過ごしましょう。おわり。 |
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| 3月2日(月) | 全校朝礼 井上校長「掃除の道は深い」 | |
| おはよう。今日は寒くなりました。昨日までは、春先の暖かな日でした。昨日の昼下がりに散歩に出ると、雲雀が高い空に鳴いていました。メジロは梅の花をついばんで遊んでいました。ヒヨドリは勢いのある飛び方をするようになりました。つい先頃までよく見かけたツグミは、もういませんでした。ツグミは渡り鳥なので、北の方へ帰っていったのかもしれません。先週の朝礼でも言ったように、寒さと暖かさが交互にやってくる頃です。体調をくずさないように。 3年生は卒業式が迫ってきて、いよいよお別れの日が近くなりました。1年生・2年生もまた、その学年を終えることなります。学年の日や3年生を送る催しが予定されています。楽しい時間となるでしょう。でも、自分たちばかりが楽しんでいては駄目。これまで過ごした教室や廊下、あちこちをきれいにして、次の学年に贈ることを思いなさい。自分たちの学舎は自分たちで磨き上げる。なにも難しいことはない。きちんと掃除をすれば済むことですね。だけれどもこれが難しい。 ここに、箒とちり取りがあります。先週の金曜日にみんなの掃除をしているところを観察しました。遊んでいたので、叱った人もいます。箒は、ゴミや塵を隣に押しやるものではありません。まして、チャンバラの刀ではありません。エアーギターの練習のためにあるものでもありません。ゴミや塵を集めて取るものです。これをどんなふうに扱えば効果的なのか、工夫することが必要。アホではできません。勉強と同じように、最後の仕上げまで手を抜かずにうまく扱うことが大事。乱暴にちり取りに掃き込めばいいかというとそうではない。また取った後に地面に塵の筋が残っているようでは駄目。どうすれば、それをきれいに取り除けるかを工夫する、頭の働きが必要。一事が万事。掃除をまともにできないようでは、いくら立派なことを言っていても、たいしたことはありません。工夫する姿勢が、その人の頭や品格を鍛えるでしょう。掃除の道は深い。 それでは、この一週間もしっかりやりましょう。 おわり。 (平成21年3月2日 校庭) |
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| 2月16日(月) | 全校朝礼 井上校長 「三寒四温」 | |
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おはよう。村田先生がご注意なさったように、時間をきちんとしないといけません。何事も準備をし態勢を整えて、待ち受ける姿勢でいることが大事。不意打ちをくらうと「全滅」する。「迎撃する」という構えをつくっておくこと。 先週は春のような暖かい日でした。今週はまた寒くなるようです。「三寒四温」の頃。しだいに春めいてくるけれど、ときに寒さがぶり返してきます。水前寺清子の「365歩のマーチ」のように、三歩進んで二歩下がる。知らない人はなんのことかわからないでしょうね。インフルエンザはだいぶ下火になってきました。でも、寒さ対策は油断がないように。体調の管理を。 3年生は受験時期のピークを過ぎたけれども、まだがんばっている仲間がいる。その最後の一人が決まるまで、受験期間は終わらない。そのことを胸においておくように。仲間みんなが新しい春を迎えられるように応援しましょう。それは浮かれてはしゃぎすぎたり邪魔をしたりしないこと。 それでは、この一週間も、気をひきしめて過ごしましょう。おわり。 |
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| 2月9日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「『江戸しぐさ』とは」 | |
| おはようございます。今日の朝は、久しぶりに身も引き締まるような朝で、明日むかえる一つの節目を象徴しているかのようです。3年生は、あす私学の入試や附属高校の入試があります。しっかりがんばってください。1・2年生も実力テストです。日々の学習の成果をしっかりと活かしてください。 さて、今日は「江戸しぐさ」というお話しをしたいと思います。「江戸しぐさ」とは、江戸時代のマナーのようなものです。江戸時代は、時代劇を見ると、つね日頃から事件が起こっていて、奉行所が大変であったように描かれていますが、実はこのしぐさが、江戸住民に行き渡っていて、大変住みやすい町だったらしいです。この「江戸しぐさ」の基本は、自分を磨き、相手を思いやり、相手を尊重し、相手を感謝することです。例えば、「往来しぐさ」は、道を通行するときのマナーのようなもので、「道をすれ違うとき、知らない人でも会釈する。」「狭い道を通るとき、お互いにぶつからないようにする」などです。 現在では、どうでしょう。肩を張って歩いて、あたれば文句をつける人がいます。これなどは正反対ですね。 みなさんは、「江戸しぐさ」のような自分を磨き、相手を尊重するようなマナーを身につけてほしいと思います。これが、「附中しぐさ」として伝わっていってくれれば思います。みんなが楽しい学校生活が送れますように。 |
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| 2月2日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「『知足』とは」 | |
| おはようございます。「知足」という言葉を知っていますか。この言葉は、禅語いう仏教用語です。先日、書店にいったとき、「心豊かに毎日を送る『禅語入門』」という本があり、購入しました。その中にこの言葉が出ていたのです。 現在は、ものが満ちあふれている社会です。それでも自分はみたされていないなど、不満を持つ人がいます。あれもほしい、これもほしいとみたされていないことに、目ばかりが言ってしまいがちです。それが、不満となりものにあたったりする人がいます。一昨日もトイレに穴が開いていたと聞いています。場所からすると、誰かがげんこつでたたいたような気がします。非常に残念なことです。先ほどの「知足」という言葉を思い出してください。また、君たちの身の回りを見渡してください。君たちは十分に満たされています。気持ちを切り替え、心豊かに毎日を送ってほしいものです。 |
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| 1月8日(木) | 第3学期 始業式 井上校長「身のひきしまる季節に」 | |
| 明けましておめでとう。それぞれのお正月を迎えたことと思います。 始業式先だって、昨年末にお亡くなりなった事務職員の山本さんのご冥福を祈って黙祷をささげました。ありがとう。人の命がいつか尽きることは、悲しいことです。生きとし生けるものの定めであり、誰しもが直面しなければならない厳しい現実でもあり、どうしようもないものです。いくら医療技術が進歩しても避けられない事実でしょう。たまらなくつらいけれど。 今、あなたたちの心に刻んでいてほしいことは、親より先に死んではいけないということです。しっかり覚えておきなさい。誰もが大事な人ばかりです。身体と心の健康に気をつけてくださいね。 3年生は高校受験の時がきました。これまでしっかり勉強してきたから、みんなきっと大丈夫でしょう。でも、油断してはいけない。ゴールの手前で気を抜いてしまうのではなく、きっぱりと走りぬけなさい。高校入学が最後のゴールではないはず。社会に出て、なりたい職業、やりたい仕事をめざしているでしょう。つらいことが、たとえあっても、人それぞれに、それぞれの道を辿って、一時の辛さや悔しさを乗り越えながら、その人の幸せをきっと掴む。 また、3年生にとっては中学生の仕上げの学期でもある。1年生と2年生にとっては、その学年のまとめの時間です。それぞれの取り組まなければならない課題をしっかりと見定めて、乗り越えるか、あるいは次に克服するための力を溜める時期です。自分にとって何が課題であるかは、自分自身が知っていることであり、自分でしかわからない。だから、静かにそれを省みる時間をとることも必要でしょう。 冬の、身のひきしまる季節。各自に為すべき事を粛々とやっていきましょう。おわり。 |
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| 12月16日(火) | 第2学期 終業式 井上校長「艱難汝を玉にす」 | |
| おはよう。冬らしい寒い朝となりました。本日で9月1日から始まった二学期は、はや終業式を迎えて、幕が下りようとしています。一般に「なかだるみの二学期」というけれど、日々の授業、文化祭、STEP・JOINの研究発表会、いろいろな行事など、どれもへたらずに、よくがんばってきました。なかには不心得で疎かな時を過ごした人はいませんか。自分の二学期を省みてください。 この二学期に辛い思いや悲しい思いをして、誰にも言えずにいた人がいたかもしれません。一学期からひきずった問題で悩み続けた人もいるでしょう。そんなあなたを、先生たちは見逃さないように注意していたけれど、気づかずに知らずにいたこともあったでしょう。そういう人がいたらごめんなさい。きっと力になるからすぐに誰かに相談しなさい。一人で抱え込む必要はありません。解決に時間がかかるかもしれないけれど、寄り添いながら一緒に考えていきます。 『論語』に「おのれの欲せざるところを、人に施すことなかれ」という言葉があります。東洋的な発想です。西洋では「自分の正しいと思うことを人にしなさい」ということなりましょう。しかし、自分が他人からされて嫌だと思うことを、人にしないというのは、けっして消極的な態度ではないでしょう。なかなか深い含蓄があります。ただ、「宿題は嫌だから出さないでほしい」というようなことは、たんなる戯言にすぎません。この言葉は、そんな底の浅いものでありません。 ある程度に歳をとると、「光陰矢の如し」という言葉が切実に感じられてきます。時間の過ぎゆくのは、矢の飛び往くように、あっという間であるとの意味ですね。現代ではさしずめ、鉄砲玉やミサイルのように早い、とでも云うのでしょう。インターネットのブログや掲示板を見ると、30歳以上の人がよく、「中学生や高校生のときにもっと勉強しておけばよかった」と嘆く言葉を散見します。中学生の真っ盛りのあなたたちは、そんなことをあんまり思わないでしょう。でも、きっと歳をとってくると、そう思うことでしょう。昔から順送りに思うようです。中学生の時は、時間がうんとあると思い違いして、大事なことを、「明日にしよう」とか「来週でもいいか」と安易に先延ばししがちですね。今やるべきことを今やらねば、時は過ぎ去ってしまう。といっても、それが心底分かるには、やっぱり歳をとってからのことになるかも。難しいところです。こういう話を聞いたことを、あなたたちが四十、五十になった頃に、ふと思い出して、苦笑いするかも。 ことわざに「艱難汝を玉にす」というものがあります。人は多くの苦しみや困難を経て初めて立派な人間となるの意。あなたたちは誰でも「玉」の素質をもっている。でもそれは、克己して磨かなければ、本来の「玉」の光を発することはない。辛抱するとか我慢するとかしなければ、事は成しがたい。今日のよく晴れた冬の日のように、心に、張りつめた爽やかさと強さをもっていたいですね。 3年生はいよいよ受験の季節。自分の健康管理も受験生の心得の一つ。2年生と1年生は、二学期のまとめをして3学期を迎えましょう。自分という「玉」を磨けるのは、自分自身しかないのです。よくこの二学期を励みました。みんなの元気な顔に、新年の三学期始業式に出会うことを楽しみにしています。おわり。 (平成20年12月16日 体育館) |
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| 12月1日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「言葉の暖かさと思いやりの心」 | |
| おはようございます。今年も最後の月になり、先週あたりから寒い日が続いていますが、風邪など引いていませんか?金曜日の遠足の日、体調不良でいけなかった人いたように思います。手洗い・うがいをしっかりと励行し、風邪を引かないように注意してください。 さて、今日はまた、君たちにとって耳の痛い話をしなければなりません。先週のテストのときにお電話がありました。それは非常に残念な内容でした。、テスト終了後の下校時に、本校の生徒が、何列にもなって歩いていたらしいです。自転車のおばさんが追い越そうとしたのですができず、ベルをならししかも「ごめんね」と声をかけたにもかかわらず、なかなか譲ってくれず、通り越えたときに、「うざいわ」か「きもいわ」という言葉を発したらしいです。君たちはどう思いますか?そのお話を聞いて、先生は残念でした。「すみません」「ごめんなさい」その言葉を言っていれば、お互いにぎくしゃくせずに、いい関係に終われる暖かい言葉もあれば、このように相手にいやな気持ちにさせてしまう言葉もあります。友だち関係でも、うっかりと発してしまった言葉が原因でギクシャクすることがよくあります。言った方があまり感じていないのが時として多いですね。ただ、このようなことばを発する人ほど、自分がよく言ったいるにもかかわらず逆に言われるとすぐ怒ってしまう心が未成熟な人であることがよく見かけられます。相手がどう思うか一歩考えてください。 今月の3日から1週間は人権週間です。今年の標語は「思いやり心・かけがえのない命を大切に」です。「暖かい言葉とは何か」「相手を傷つける言葉とは何か」この時期に、もう一度考えてみてください。人間は気持ち(感情)の生き物だと思います。一人ひとり気をつけてください。 |
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| 11月17日(月) | 全校朝礼 井上校長「心構え」 | |
| おはようございます。秋は深まってきました。天気予報は、今日の夕方から急に気温が下がる、と伝えていました。用心してください。前もって分かっていることなら、それなりの心構えができます。それは心の準備だけでなく、具体的な備えができるからです。何事も不意打ちにはとまどうものだが、それを予知・予期して、それへの用心・備えをしておけば、適切な対処ができます。 大阪は今朝、白く、霧に包まれていました。ところで、「靄、霞、霧」の違いは分かりますか?「ガスってる」という外来語を用いた言い方もありますね。これらの言葉を知っていれば、知らないのに比べて、物事や事態の細やかな表現が可能になります。言葉を学ぶことは、物事をはっきりと認識したり言い分けたりすることにつながります。しかし、その言葉を自分勝手に理解していては、間違いのもと。「靄、霞、霧」には、それぞれに定義があって、区別がされています。どんな違いがあるかは、理科の先生に尋ねてみてください。 このことは、どの学科の勉強も同じで、そこで使われている言葉は、明確な定義がなされています。それをしっかりと踏まえていくことが、学科の学力を伸ばしていくことになります。自分勝手に理解し使用していては、いつまでも力はつきません。 先々週に幼小中の研究発表大会がありました。みんなは授業に一生懸命に取り組みました。その様子を外から参観に来てくださった方が、とてもほめてくださいました。うれしく思いました。 いよいよ寒くなってきます。身体の調子をくずさないように気をつけて、この一週間もがんばりましょう。おわり。 |
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| 10月27日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「態度とは」 | |
| おはようございます。最近この朝礼で、生徒指導担当の先生や私の話の中で、マナーの話をよくしていますね。今日は、少し見方を変えて、君たちの態度の話をしたいと思います。君たちは、今私を話を聞いてくれています。ただ、しっかりとこちらを向いて聞いている人もいれば、身体を横にして耳だけで聞く振りをしている人もいますね。もし、この話をしている私の服装が、ネクタイをゆるめ、ワイシャツを出している格好で話をしているとすれば、しっかりとこちらを見て話を聞いてくれている人は、どう思うでしょう? あまりいい感じはしませんね。「あんな格好をして、なぜ言われなければならないのか」と思う人もいるのではないでしょうか? ただ、耳だけで聞いている人は、そのような態度や服装のことはわからす、何も思わないかもしれません。このように、人間は視覚からえられる影響が、聴覚以上に、非常に大きいのです。先般「人は見た目が○割」という本がベストセラーにもなりましたね。 君たち一人ひとりと話をすると、ほんとうに心根の優しいいい子ばかりです。ただ、バス停やホームでの君たちの足しを投げ出しての座り方や地面に座っている様子、携帯を出している様子などを遠くから見ると、何と横柄な態度としかみられないのも納得がいくでしょう。一人ひとりでもほんとうに優しい君たちがこのように見られることは悲しいことです。この機会に、もう一度一人ひとりが、日々と態度ということをしっかりとらえ、行動を見直してください。 |
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| 10月20日(月) | 全校朝礼・教育実習生着任式 井上校長「昼の月」 | |
| おはよう。ほら、あの空の月をごらんなさい。月が出ています。あれは上弦の月かな、下弦の月かな。下弦の月ですね。理科の先生に確かめました。 月は夜の空を煌々と渡るイメージがあります。しかし、今見ているように、昼間にも月は天を渡っていきます。ちゃんと昼間も空にあるのです。ぼんやりと白っぽくて見えにくいし、雲に紛れていたりして気づきにくい。それに月が昼間にあることを思わないから無いように思い込んでいるだけです。 そこに確かにあるのに、見えない・見えにくいから気づかないことがあります。はっきりしていることなら誰でも気づく。けれども見えないからつまらないということではない。大事なものほどひそやかにひかえめに隠れているものだ。そこが分かるようになってほしい。目には見えにくいが、大事なものがありありとはたらいて、そこにあることを。 先週の試験は、みんながんばりました。金曜日の午後には、「本物の舞台芸術−オペレッタ『シューベルトの青春〜三人姉妹の家〜』−」がありました。吹奏楽部の人が共演し、またみんなが全員で野バラを歌いました。協会の人からすばらしい生徒さんたちだと褒めていただきました。たいへんうれしく思いました。 ここに生徒会通信があります。先日のオペラッタを取り上げています。ちゃっかり記念写真も撮っていますね。「ちゃっかり」と言いましたが、先方に礼儀をもって交渉して写真を撮ってもらったものです。この積極性がとてもいい。縮こまらずに挑戦する姿勢がいい。もちろん断られることもあるでしょう。でもよく考えてやってみなければ世界は開いていかないものです。この通信の「愛しているか、附中を」の名前はすばらしいね。ぐっときます。 さて、本日から、大阪教育大学から教生の先生がやってきてくださいました。ともに学び合う姿勢で取り組んでいきましょう。授業で分かりにくかったところや良かったところなどを教生先生に話してあげたらとても参考になるので、いろいろと話をしてください。 それでは、この一週間もしっかりやりましょう。 |
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| 10月6日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「マナーとは何か?」 | |
| 先週に中学・昨日までが高校とそれぞれの文化祭があり、学校内が雑然としていました。これも一段落し、これからは落ち着いた環境での学習に取り組めるいい時期だと思います。 ところで、今日の朝礼では、「マナー」の話をしたいと思います。先ほど例に挙げた文化祭ですが、すばらしいできであったと報告を受けています。これは、文化委員さんを中心とした取り組みはいうまでもなく、各クラス劇の内容・出演者・大道具・小道具・照明などの人の協力とともに、君たちの鑑賞する態度が大変よかったと聞いています。もし、見る態度がよくなく、「静かにしなさい」と委員の人から何回も言われたら、やはり興ざめすると思います。これは、言うまでもなく君たち一人ひとりのマナーがよかったからだと思います。それが全体の成功に押し上げた最大の要因であったと思います。 ただ、このようにいいマナーの報告を聞いている一方で、残念な連絡も受けています。先週・先々週とお電話やお便りをいただきました。それは、君たちの電車の中やバスの中やホーム・停留所でのマナーが悪いと言うものでした。優先座席に座ったり、お年寄りが近くにおられるにもかかわらず、喋ってばっかりで席を替わろうともしない、またホームや停留所の椅子を占領していつまでも座っているなどというものでした。非常に残念なことです。心当たりのある人はいませんか? 人間ですから本当に気持ちが悪くて、座っていることもあるでしょう。ただ、人はその人の様子を見ればわかります。マナーがわからずにずっと座っていたから連絡をされたのでしょう。 一般の中学生の多くは、徒歩通学です。このような経験は、たいてい高校から経験するものです。でも、君たちは附属中学校に入学したいという気持ちで受検をし、現在通学してるのだと思います。それなら、大人としてはあたりまえのこのようなマナーは身につけてください。これは一例です。世の中には、みんなが気持ちよく生活をするために、多くのマナーを大人は考えて行動しています。(一部には、自分のことだけを考え、行動している人もいますが…) 君たちも「マナーとは何なのか」を考え、しっかりと見識を持って行動できる人になって下さい。 |
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| 9月22日(月) | 全校朝礼・教育実習生離任式 井上校長 「 物を大切にする心」 | |
| おはよう。大雨が降る日がありました。天候が不規則なので健康に気をつけてください。 いまアリーナの隅でこれを見つけました。ピンポン、卓球の球です。つぶれて不要になったのでうち捨てられたものでしょう。かわいそうですね。けっして卓球部を責めているのではありません。中学生か高校生かそれはわかりません。今は放りっぱなしになっていた球を、物との付き合い方の例として取り上げているのです。 物は使えばいつかは壊れてしまう。大事に使っていてもいつかは壊れるものです。そういう使い方は物の本来のすがたでしょう。壊れたものが直せるならば、直してまた使う。でもいつかはまったく壊れてしまって始末しなくてはならない時がくる。そのときに、このピンポンの球のように、まるでゴミのように、その辺りに無惨にうち捨ててしまうにはどうだろうか。卓球部の人を責めているのではないですよ。一つの例として話しています。 壊れて修理が利かなくなったら、ちゃんと始末する。その時に、ありがとうという感謝の気持ちを持ちながら、きちんとゴミ箱に捨てる。アニミズムの世界ではないけれど、このピンポン球も、大事に使ってくれてありがとうと言うでしょう。物や道具を大事にするということは、実は自分の仕事を大事にすることでもあるのです。持ち物を粗末に扱うことは、それを持ってる人や買ってくれた人を大事にしないことにつながる。 物の話をしました。まして人に対しては言うまでもありません。他人は自分の欲求を満たす上でのたんなる「道具」ではありません。それぞれがかけがえのない存在。楽しい文化祭を間近にして、浮かれすぎていたり、準備のために気が立って、とげとげしくなりすぎている時期でしょう。人にやさしくあるかどうか醒めた目で自分を省みる余裕も必要です。人にやさしいというのは、ひるがえって自分を律していることでもある。 つい喧嘩することもあるでしょう。喧嘩していいですよ。もっと言えば、喧嘩ぐらいできないといけません。ただし、仲直りのできる喧嘩をしなさい。しかし、どんなに気が立っても腹が立っても、言ってはいけない言葉、踏み止まらないとならない行為があります。土壇場に立っても自制すべきことがあるのです。見てごらん、このピンポンの球のように扱われたら誰だって嫌でしょう。人をこのように扱ってはいけない。物を大切にすることと人を大切にすることは、つながっているのです。 さて、本日で大阪教育大学から来ていた教生の先生たちとお別れです。4週間の実習の最終日となりました。ふれあいのなかでいろいろなことがあったことでしょう。小さなトラブルもあったかもしれません。教生の先生もみんなも一生懸命にやってくれました。そして乗り切ってくれました。ありがとう。附中平野でがんばった教生の先生たちは、きっといい先生になってくれるものと願っています。おわり。 |
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| 9月8日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「思いやる心」 | |
| おはようございます。早いもので、2学期が始まってもう1週間がたちました。といっても、君たちは8月25日から学校に来ていますので、もうとっくに、2学期が始まっている気分なのかもしれません。ただ、朝礼の場で、先生が君たちに話をするのは久しぶり名ような気がしますので、1学期からこの朝礼の場でお話ししてきたことを覚えていますか? それは、今年度の本校の努力目標のことです。「豊かな心をはぐくむ」という言葉です。この中に4つの心を具体的に書いてあります。学ぶ心・感じる心・思いやる心・鍛える心です。 今日は、この中での「思いやる心」のお話をしたいと思います。 思いやるというのは、主として人と人のあいだにできる言葉だと思います。人であればこそいい反応がおき、さらに人間関係がいいように促進できることにつながるものだと思います。 先日の日曜日に、24時間テレビがある局で行われていました。その中で、5人の若手のグループの1人が、他のメンバーに今までの活動についての思いをつづり、メンバーのいいところを述べ、最後に「出会えてよかった。」という言葉で締めくくっていました。「なんとすばらしい言葉だなー」と思いました。見ていた人もあるかもしれません。どう思いましたか。 これから君たちも、クラスが一致団結して文化祭に向かうことだと思います。全員の力を結集し、また一人ひとりが持てる力を発揮し、そして、一人ひとりがクラスの友だちのよさを発見しあう非常に大事な時期だと思います。「やり終えてよかった」といえる文化祭の作り上げてください。一人ひとりを思いやりながら… |
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| 9月1日(月) | 二学期始業式 井上先生講話「秋晴れの空のごとくに」 | |
| おはよう。今日から二学期が始まりました。 楽しかった人もつらいことがあった人もあるでしょう。それぞれの夏休みを過ごしたと思います。 華やかであり、かつごたごたした北京オリンピックは終わりました。さまざまなドラマがありました。まもなく障害者のパオリンピックが開催されます。ここにもまたドラマがあるでしょう。 紛争の地、アフガンに農業指導のボランティアに行っていた伊藤和也さんが、誘拐され殺害されました。悲しいことです。こんな立派な青年がいたことを誇りに思いました。この事件がなければ、きっと伊藤さんのことは知らずにいたでしょう。同時に、日々の生活のなかでそれぞれの仕事を黙々とやっている人たちも同じく立派だと思いました。目立たなくてもそれぞれの仕事を精一杯やっていくことは尊いことです。そうして健全な社会が維持されるのです。 さて、楽しい文化祭が待っています。今、「楽しい」と言いましたが、「文化祭」自体が楽しいのですが、一方では「楽しく」なるようにしなければなりません。一人ひとりが主人公。と同時に他の人を支える存在でもある。支え支えられる関係にある。みんなに助けられつつみんなを助ける。乗り越えなければならない課題を乗り越えていくところに本当の「楽しさ」があるでしょう。 三年生は、受験の二学期。高校の入学試験は習ったことしか出題されない。無限ではない。だから、どんどん勉強した者が有利である。怠けないこと、手を抜かないこと。二年生、一年生は、それぞれの学年でやるべき勉強をちゃんとやっていくこと。文化祭も学科の勉強もしっかりやるには、どうしたらよいか、それを工夫し実践すること、そのことが勉強でしょう。 教育実習生の諸君は、一週間が過ぎて、馴染んできた頃と思います。油断せずにがんばってください。 それでは、気を弛めることなく、秋晴れの空のように爽やかに、二学期をしっかりやっていきましょう。おわり。 |
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| 7月17日(月) | 一学期終業式 井上校長講話 「清く正しく美しく」 | |
| おはよう。一学期の終業式を迎えました。桜の花の春4月に始まり、太陽がぎらぎら輝く夏7月の今日、一つの区切りを迎えました。
この夏休みをどんなふうに過ごすのか、わくわくうきうきの気持ちでいるでしょう。時間は同じように与えられていても、それをどう使うのかによって、充実することもあれば空虚にもなってしまうこともあります。人生は一回限りで、この中学生として夏休みもやっぱり一回しかありません。時間に振り回されるのではなく、主体的に時間を使うように工夫しなさい。 月曜日の7時からアニメの「ヤッターマン」があります。私は楽しみにしています。会議があるときなんかは、早く会議が終わらないかなと思うほどです。その中で正義の味方が「清く正しく美しく」というクサイ台詞をよく言います。そうそう悪の三人組ドロンジョ一味をやっつける時に言いますね。まったくクサイ台詞ですが、人の在り方として、馬鹿にはできない清らかさを思います。附中平野では、いじめはけっして許さないということを、機会があるごとにみんなに言ってきました。そんなつもりはなくても人にかなしい思いをさせてしまうことがある。そしてもし、いじめをするならば、そのいじめをしている人の方がみじめであると思います。つまらない心の持ち主になってしまうでしょう。人の心を思いやった行ないややさしい言葉をかけることとは雲泥の差がありますね。人として「清く正しく美しく」あるのは、すばらしいこと。難しいことですが。 一年生は中学生になってはじめての夏休み。浮かれすぎないように。二年生は臨海学舎がもうすぐ。これまで練習してきました。この一週間も集中して泳力と精神を高めます。難関の臨海学舎をやりとげることで、ひとまわり心身ともに成長することでしょう。三年生は、高校進学が間近になります。この夏をしっかりと過ごすことは、目の前の高校受験ばかりでなく、大学受験、さらにその先の職業選択に利いてきます。疎かにできない夏。気を引き締めなさい。 先週の全校朝礼でも言いましたが、夏は暑い。暑いから休みがある。この暑さ中で、いかに心を調え、やるべきことを弛まずにやり通すかが大事なことです。私もこうして上着を着ています。「終業式」という儀式の席だからです。 それぞれの夏休み。それでは二学期始業式に元気な顔をみせてくれることを楽しみにしています。最後はびしっと決めましょう。おわり。気おつけ。礼。 (平成20年7月14日 体育館) |
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| 7月 7日(月) | 全校朝礼 井上校長 | |
| おはよう。七夕の日ですね。もうこんな季節になりました。時間があったら、今夜は星空を見上げて、宇宙のことを考えてみませんか。永遠とか無限とか神秘なんていう感覚に浸るのも必要です。 暑い。地球の気温があんまり高くなったので、温暖化対策について話し合おうと、北海道の洞爺湖でG8の会議が開催されていますね。でも夏は暑いのが当たり前。雑草もよく生えて農家の人は草取りがたいへん。でも雑草が茂るということは、農作物もまたよく育つことになります。この暑さが、古代から日本の稲作を支えてきました。米があることによって、命を養い、その上に日本の経済や文化が育ちました。 夏に教室がひどく暑いと、あなたたちの学習がしんどいだろうということで、保護者や教育後援会の人たちが、教室にエアコンを設置してくれました。エアコンが入る前の附中生は、暑いからといって勉強をしなかったでしょうか。そんなことはないですね。暑いけれどもやるべきことをしっかりとやり抜いていました。みんなはどうですか。涼しいけれど、ちょっとだらけてはいませんか。そうなると、暑いから勉強できないというのではないかもしれません。 かしこさとアホの違いはどこからやってくるのだろうか。アホというのは、試験の点数がいい悪いというのではありませんよ。せっかくエアコンがあって、勉強に快適な環境があるのに、かえって精神にたるみがあるようでは、もったいない話。夏は暑い。この暑さのなかで、どんな工夫をして、集中して物事に取り組むか、そこが大事なことになります。なまけ心を暑さのせいにしないこと。でも熱中症対策は忘れないように。 二年生は来る臨海学舎に向けてがんばっています。どの学年もこの一学期の締めくくりの一週間となりました。しっかりとやりましょう。 |
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| 6月 2日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「しっかりと聞ける人になろう」 | |
| おはようございます。さて今週5校園では、防災週間となっています。君たちはなぜ今週が防災週間になっているか知っていますね。木曜日には防犯訓練も実施されます。また今週は、体育祭の1週間前でもあります。このように今週は、特にいろいろな大事なお話があると思います。また、日々の授業でも先生方がお話をされたり、友達が意見を発表したりしていますね。君たちをそれをしっかりと聞いていますか?君たちの中には、おしゃべりの方が先になり、しっかりと聞き取っていない人がいるのではないですか?先ほど話をしたことなのに「そんな話いつしたのですか」と平然と言う人がいます。その場その場に応じてしっかりと聞き取れる人になって下さい。 先生はこんな話を聞いたことがあります。神さまは人間に口は1つしか作らなかったけど、聞き取ることの耳は2つお作りになられた。これはどういうことかみんなだったら分かりますね。 |
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| 5月26日(月) | 全校朝礼 井上校長 「けじめをつけて集中力で」 | |
| おはよう。いい天気になりました。これから暑くなっていきますね。熱中性に注意してください。
1年生の林間学舎に続き、先週は3年生の修学旅行が無事に済みました。1年生はこれからの3年間の仲間づくりを、3年生は附中生活の一つの締めくくりの意味がありました。いずれもルールを守って、見事にやり抜きましたね。みんなで決めたルールを守れないと、先生たちは、叱らないといけない。そうすると、叱る方も叱られる方もお互いに、やっぱり「嫌な気」がします。楽しいはずのことが楽しくなくなってしまうでしょう。 集合が早くできて、さっと聴く態勢が出来たので、時間に余裕がありました。立派でしたよ。だから例えば、楽しい雪遊びの時間がたっぷりとれました。この修学旅行は、3年生にとって一生の思い出、宝物となりましょう。 2年生は臨海学舎がやってきます。まもなく本格的に泳力を鍛える練習がはじまります。 来週は体育祭。その準備が忙しくなってきます。そうなると、勉強ができないと言う人がでてきます。しかしそれは、心得ちがい。忙しい時には忙しい時なりの勉強の仕方を工夫しなければなりません。こういう忙しく、身体が疲れているときに、やるかやらないかで、「あほ」か「かしこく」なるか道がわかれてきます。それはもちろん他人に比べてのことではありません。なんやかやと理屈をつけて逃げるのではなく、何をどんなふうにやるか、自分のスタイルを模索して、工夫してみなさい。行事が続いて十分に時間がとれない時には、事柄にけじめをつけ、切り替えをすること。そして集中してやることが大事。なによりも日々の授業を疎かにしないように。 それでは、この一週間も、しっかりやりましょう。 |
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| 5月12日(月) | 全校朝礼 井上校長「お金は降ってこない」 | |
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おはよう。例年よりも早く夏に近づいたと思っていたら、数日前から急に肌寒くなりました。今日からまた暑くなるようです。気温の差が大きい。体調をくずした人もいるでしょう。
校門からここまで来る間に、ここにあるテニスボール2個、体育館シューズの半足を拾いました。山田先生にうかがったら、テニスボールは一個300円、体育館シューズは一足2000円、だから半足で1000円。全部で1600円を稼いだことになります。アルバイトの時給は、だいたい800円ぐらいなので、これだけのものは、2時間も働かないと買えない。例えば、マクドナルドで、「いらっしゃいませ、ありがとうございました、ピクルスは入れますか?」なんて言いながら大忙しで働かないと貰えない、大きなお金です。 たとえ1円であっても、お金は、誰かが働かないとありません。お金は降ってこない。保護者の人、家族の人、誰かが懸命に働いてくれているから、こうしてあなたたちが、中学校で不自由なく勉強できる。そのことをちゃんと心に思ったら、物を粗末にしたり、簡単に無くしたりはできないでしょう。 今週は、宿泊行事の1年生の林間学舎、2年生の三附中があります。来週は3年生お楽しみの修学旅行が控えていますね。学校の行事は、集団行動・集団生活が基本。99パーセントの人がきちんとしても、少数の人がふざけて事故や事件を起こしたら、すぐに中止にして帰ることもあります。一人ひとりの行動の責任は大きい。お家の人と一緒に行く旅行と違います。このことをしっかりと覚えておくこと。みんながルールを守ってこそ楽しいものになります。 それでは、体調をととのえて、わくわくどきどきの楽しい行事にしましょう。 |
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| 4月28日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長『「学ぶ心」ということ』 | |
| おはようございます。本年度の学校努力目標の一つ「学ぶ心」の話をしたいと思います。「学ぶ心」ということは、いくつになってもどんなときにも持ち続けることができる心だと思います。特に、君たち中学生はすべての場面で学ぶ心を持てると思います。授業中はもとより委員会活動や部活動などすべての部分であると思います。また、それぞれの場面でどのように学んだらいいのか常に考えること、つまりそのような知恵と工夫が必要です。 ところで君たちはコロンブスという人を知っていますか?その人が話した「コロンブスの卵」という話があります。コロンブスは「君たちはこの卵を立ててみることができますか?」と質問します。聞かれた人は困ってしまいます。コロンブスは卵を割って立てて見せ、できるようにするにはこのように知恵と工夫が必要なのだと教えるです。 「学ぶ心」は先ほどのいいましたように君たちにとって、非常に大切なものです。それとともにどのように学んだらいいのかという知恵と工夫をいつも持ち続けてください。 |
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| 4月21日(月) | 全校朝礼 井上校長 「行住坐臥のこころくばり」 | |
| おはよう。新学期が始まって2週間が経ちました。新入生も中学校生活にそろそろ慣れる頃でしょう。こうして見ると、元気な様子。上級生も新しい学年の学びを楽しんでいることと思います。授業に集中して一生懸命にやる。これから林間学舎、臨海学舎、体育祭、文化祭など楽しい行事がいっぱい待っています。これらを心から楽しむためには、日頃の授業をしっかりやること。めりはりがあるからこそ行事が楽くなる。 まだまだ浮ついたところがあって、不注意による事故が何件かありました。一つ間違えば、その人に障害が残ったり命にかかわるたりすることさえもあるのです。けっしてわざとやったのではない。悪い偶然によるものでした。しかし、そんなつもりではなかったとか悪気はなかったとかいっても、結果によっては、その責任を免れることはできず、その人の一生を背負っていかねばならない事態になることもある。ちょっとした油断や気のゆるみが大きな傷になってしまうものです。まわりへのこころくばりを忘れないように。 うれしいこともありました。先週、保護者の方が、学校がよく掃除されていて、清潔になりましたねとほめてくださいました。みんながよく掃除をするようになったからです。でも、一生懸命に真面目に掃除している人の横で、ふざけて遊んでいる「たわけ者」も少しいますね。ちゃんとやっている人の前でふざけることは愚かなことです。 それでは、この一週間もまたしっかりやりましょう。おわり。 |
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| 4月14日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「本年度の学校努力目標」 | |
| おはようございます。本年度の月曜日の朝に、校長先生と私で、今感じていることなどを君たちに話をしていきたいと思います。今日は、本年度の学校努力目標のことを話したいと思います。2・3年生は昨年までの学校努力目標を覚えてくれていますか。「感動を大切に・感性を豊かに・感謝を忘れず」でした。学校努力目標とは、時代とともに変わっていく君たちの様子を見ながら、今年一番大事にしていったほしいことを端的にまとめたものです。本年度は、今君たちの様子をして、身体の発達に比べ、心の発達が人によって大きく違いができているように感じたので、「豊かな心をはぐくむ」としました。また、その心の具体的な例として、次の4つの心を考えました。「学ぶ心・感じる心・思い焼く心・鍛える心」です。この4つの心についての具体的なことは、今後の朝礼で話をしていきたいと思います。ただ、日々の学校生活の中で、一人一人が少しのことに気をつけ、学校生活を送ってくれれば、皆が楽しいと感じる学校ができると思います。心を大切に学校生活を送ってください。 | ||
| 4月 8日(火) | 平成20年度1学期中高合同始業式 井上校長「花筏」 | |
| おはよう。桜の花が満開になりました。本日から新学期。離着任式を先立って催しました。平野校舎の奥山副校長先生が去られ、3人の新しい先生方が、ご着任なされました。新体制での門出です。 こうして見ると、なにか物足りない感じがします。3月の卒業式以来、中高ともに一学年がいないからでしょう。しかし、今日は高校で、明日は中学校で入学式。新入生が仲間になります。にぎやかさが戻ることでしょう。「さわがしさ」ではいけません。あたなたちが新入生の頃を思い出してみてください。新しい環境にとまどうことばっかりだったでしょう。この学校の先輩として、彼らが早く落ち着けるように、困っているときには、アドバイスしてあげてください。 中学生と高校生が並んでいます。高校生は、中学生からあんな高校生になりたいと憧れられるような高校生に、中学生は、高校生からあんな後輩が高校に来てくれたらうれしいと思われる中学生になるように、互いに思い合う関係になってくれたらと願っています。特に高校生は中学生の良きお手本になってください。 「花筏」という言葉があります。水面(みなも)に桜の花びらが散り敷いている美しい様子のことです。ひとひらの花びらも美しい。それ以上に、多くの花びらたちが寄り添いながらチームワークをつくっている姿は美しい。 それぞれの学年の学びがあります。焦らず怠らずに、その学年でなすべきことをしっかりとやることが大切でしょう。勉強することは当たり前のこと。それとともに中学生・高校生という、すばらしい季節を楽しむこと。その楽しさは、おちゃらけのふざけた楽しさではなく、その充実した「生」を味わうこと。「もう中学生は十分である」、「二度と高校生はしなくてもいい」というぐらい打ち込めばいいでしょう。何事も中途半端では悔いが残る。特に高校3年生は大学受験の年。これまで助走してきた成果を踏まえて、いよいよ跳躍しなければなりません。いかに高く遠くに飛翔するか試されましょう。先生方とよく相談しながら、自分の将来を見定めてしっかりと励んでください。手を抜かずに思いっきりやりなさい。 それでは、この一年、しっかり学びましょう。おわり。 |
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| 3月19日(水) | 修了式 井上校長 「掃き清める」 | |
| おはよう。靴の紐がほどけている人はいませんか。すぐに結びなさい。 解けた紐を踏まれてころんでケガをすることもそうですが、紐が解けて いることに気づかない不注意さ、気づいていてもすぐに直さない怠惰さ。 いずれも気のゆるみであり、精神のたるみです。 さて、昨年の4月からはじまった本年度も今日の修了式で終わりとな ります。節目の日ですね。この一年間、一人ひとり、それぞれに、いろいろ あったことでしょう。みんな何かを背負いながら生きて暮らしています。 つらいこともうれしいことも、なにやかやあるのが生きていることの証。 もっとがんばれと言われても、既に十分にがんばっているのに、 それ以上にがんばれと言われても、つらかったりとまどったりしますね。 がんばっているつもりと、がんばっているのとは、これまた違っているし、 傍目には、さぼっているようでも、その人にとっては精一杯やっている こともあるものです。 私は、今、「一人掃除隊」を結成して、中高の構内の清掃をやって います。あなたたちが掃除した後でもゴミがあります。それは掃除の 仕方が違うからでしょう。掃除の目的は、ゴミや埃を取り除くことにあ ります。日本語には、「掃き清める、拭き清める」という言い方があり ます。具体的な対象は、ゴミや埃ですが、もう一つ大事なこととして、 掃除や整理整頓によって、整えたり清めたりしているのは、実は 「己の心」なのかもしれません。心自体を直接に磨いたり清めたりは できません。しかし、しっかりと掃除や身の整えをすることによって、 つかみどころのない、その心を凛としたものにすることができます。 トイレ掃除は、誰だって嫌なものです。でも誰かがしなければ汚れ るばかり。ますます汚い場所になってしまいます。汚れた便器をブラシで 一生懸命に磨いてくれている生徒がいます。本当に偉いなあと頭が 下がります。そういうことができる人が本当に偉い人だと思います。 掃除ができる人はかしこい人です。掃除の仕方やどこをどんな手順で やればいいかの段取りができないと、掃除はできないからです。 がやがやと話してばかりいたり、ぶらぶらしているだけの人は、 しっかりしてもらいたい。まして友だちがまじめにやっている横で ふざけているのは、どうかしているのでしょう。 昇降口から体育館に行く時に、通路を通らずに外を歩いてきた人が 大半でした。直線距離を選んだのは合理的・効率的な選択。しかし、 上靴の底についた泥で、屋内が汚れてしまうことには気がまわらない。 それも掃除をする人のことを考えない所作である。そこを掃除をしてくれ る人のことを思いやる心があれば、そう簡単に汚したりゴミを捨てたりは できない。もちろん大勢の人が集まる所は、かならず汚れるものです。 だから汚れても散らかってもちっともかまわない。しかし、そのまま放って おいてはいけない。きちんと掃除すれば済むことです。その時に、 誰かがやってくれるだろうではなく、気づいた人が少しずつやれば、 たいして暇もかからない。 このことは、最初に話した靴の紐と通じています。気のゆるみは、 何かをやろうとする時に大きな失敗につながってしまうもの。 とは言え、それぞれの学年でしっかり学びました。各自に自分なり のしんどさを辛抱し、乗り越えてきた一年間だったでしょう。よくがんば りました。新学期に備えて春休みを有意義に過ごして、元気な顔を 見せてください。おわり。 | ||
| 3月10日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「栄冠は君に輝く」 | |
| 1・2・3年生がそろって朝礼をするのは、今日が最後になります。ところで、君たちは、「栄冠は君に輝く」という歌を知っていますか? 先生は、よくこの言葉を卒業する人に送ります。この歌は、夏の甲子園大会の入場行進曲です。夏の甲子園は、各地区大会を勝ち上がってきた代表が、戦う大会です。一朝一夕には、代表になれないと思います。日々の練習の結果が実を結び、代表となれるものです。先日のボクシングの試合の放送がありました。その内藤選手は、ボクシング選手にしては、年齢が高いのにもかかわらず、そのハンデを乗り越え、日々の練習の成果で引き分けではあるが、防衛を果たしました。また、昨日のマラソンでは、若干21歳の初マラソンの中村選手が優勝しました。これも、たった3年間で優勝できるまでになるには、大変な練習をしたと思います。いくつになっても気持ち次第でしっかりがんばれるということを見せてくれたような気がします。 一方君たちは、この1年間、3年生は3年間、火曜日から金曜日の朝たった10分ですが、朝の読書をしてきたと思います。その積み重ねは1年間、3年生は3年間たった今、大変な量になっていると思います。これは、君たちの日々の積み重ねの結果です。毎日毎日の繰り返しが、結果しっかりとしたものとして残ります。残念ながら日々おろそかにした人は、そうでもないかもしれませんが…。また読書は、君たちの心を豊かにします。心に栄養を与えあげてください。その結果は素晴らしいものになります。必ず栄冠は君たちに輝きます。頑張ってください。 |
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| 2月25日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「ある高校生の新聞投稿記事より『僕を育て てくれた学校に感謝』」 | |
| おはようございます。今週は、本当は校長先生が君たちにお話をいていただく順番なのですが、大学の前期試験と重なってしまいましたので、今週も私が話をさせていただきます。先週お話をしたことを覚えてくれていますか?「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」という言葉です。人の忠告をしっかりと聞き、今後の生活に活かしてほしいということをお話ししました。 この日曜日(24日)の朝刊にある高校生の話が出ていました。僕の育ててくれた学校に感謝しているという内容です。(当日は、その文章を読み上げましたが、ここでは簡単に紹介させていただきます。「工業高校をこの春卒業するという筆者が、友だちや先生との関わりの中で、自分が成長してきたことを実感し、僕を大きく成長させてくれた学校に感謝している。」ということをつづっている内容です。) 君たちもこの高校生のように常に前向きに、これからの中学校生活を、また今後の生活を送っていってほしいと思います。 |
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| 2月18日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満 を語る」 | |
| おはようございます。3年生は、私学の受験や連絡進学の受験が終わり、また、1・2年の人も実力テストが終わり、ホッとしているの人が多いでしょう。ただ、また明日から定期テスト4のテスト1週間前になります。また、気分を切り替えてしっかりと学習に励んでください。3年生にとっては、中学校最後のテストです。有終の美を飾ってください。 ところで、昨日、東京マラソンが行われました。テレビでも放映されていましたが、見た人はありますか? あのマラソンは、市民マラソンと呼ばれ、誰でも参加でき、7時間以内のゴールすればよいと言うことらしいです。また、ボランティアと人も多く協力しているらしいです。その人たちの話を聞いていると、ある雑誌で読んだ言葉が思い出されます。「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」という言葉です。7時間以内を目標に自分を励まし、頑張る姿をよく捉えられています。 学校という場に置き換えるとどうでしょう。よく「何でおれ(私)だけに言うの、みんなしているのに」と、自分のことを棚に上げて、後ろ向きに不満を言う人が多いと思います。その人の多くは、いろいろなことに頑張っているでしょうか?ともすれば普段怠けている人の多くが、注意をされれば、そのようなことを言うことが多いのではないでしょうか?残念ながらその人の思考は、マイナス思考ということでしょう?反対にプラス思考の思考の人は、「自分が悪いところがあるから注意してくれたんだ。」と受け取り、さらに努力をかさねるでしょう。 ものには必ず光と影があります。光を見る人は明るい人生、影を見る人は暗い人生を送るものです。君たちには、しっかりした明るい人生を送ってほしいと思います。人の忠告をしっかりと聞ける人になってください。 |
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| 2月4日(月) | 全校朝礼 井上校長 「やりぬくということ」 | |
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おはよう。昨日は節分でした。豆まきしましたか。みんなに福が来ますように。暦の上では立春。でも冬の日らしい寒い日が続いていますね。日曜日にはうんと寒くて雪が舞いました。インフルエンザや風邪が流行っているようです。大丈夫ですか?
先週の日曜日に、大阪国際女子マラソンがありました。観た人もいることでしょう。独走状態で競技場を出た福士加代子さんは、30キロぐらいまでぶっちぎりのトップでした。しかし、急に失速して、あっというまに後続の選手に、次々に抜かれました。何度も倒れ、ふらふらしながらも競技場に帰ってきました。ゴール前でも倒れました。それでも倒れる度に起きあがって42.195キロを走りぬきました。 練習の仕方の問題やら、あの状態で走り続けたことの問題やら、笑顔であったことなど、さまざまに非難されもしました。途中でレースをやめることも一つの選択肢であったかもしれません。しかし、福士さんは、走るのをやめませんでした。ただし、場合によっては、本人が棄権する勇気も、またその立場の人がストップさせるのも必要です。 ここに二つのことがあると思います。一つは北京オリンピックの出場をかけて一位になること。もう一つは、競技としてゴールに達すること。彼女は、一位にはなりませんでした。それどころか棄権寸前までに至りました。それでも彼女は走りぬきました。一見、無様な姿かもしれません。けれども、私はちっとも無様だとは思いません。トップを目指して果敢に走り、力尽きたものの、試合自体を放り出さなないで、最後までレースをやり遂げた姿は立派でした。 3年生はもうすぐ卒業。中学生としてやるべき事をやり遂げるように。1年生、2年生も目標を決めたら、他人から「無様だ」と言われようが、最後まで投げ出さずに取り組むように。そこに人としての気高いものがあるように思います。それでは、この一週間もしっかりやっていきましょう。 |
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| 1月21日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「一人ひとり附中を思い、よきことを引き継いで」 | |
| おはようございます。昨日からの寒波で、今日は凍結などがないか、登校途中でけがなどおこさないか心配しましたが、特に報告を受けていないので、よかったなと思います。また、非常に寒く風邪など引きやすいですから注意してください。始業式に保健室の先生から注意をしていただいた手洗い・うがいをしっかりとしてください。 ところで、君たちは駅伝というのを知っていますか?これは、1つのたすきを思いを込め、1区・2区と繋ぎ競技ですね。昨日は都道府県対抗を行っていました。都道府県の代表の名誉持ち、頑張っていました。また、お正月には学校対のものもありました。これは、学校の代表であるという思いを胸に1区・2区とたすきを繋いでいくのでしょう。 これを君たちの今の学校生活で考えていくと、59期・60期・61期という区間を走っているのではと考えられると思います。公立の中学校でこのように期生で表現するところはあまりありません。本校独特だと思います。また、君たちはこの学校を選んできたのだということをしっかりと自覚してください。当然義務教育ですから、公立の中学校という選択肢もあったのです。その中で本校を選んだのです。そのことを忘れないでください。1期から今までの先輩が繋いできたたすき「伝統」をしっかりと後輩に繋いでいってください。そのためには、今自分の期生で何をすべきかしっかりと考えてください。よろしくお願いします。 |
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| 1月8日(火) | 3学期始業式 井上校長「有意義な3学期にしよう」 | |
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明けましておめでとう。そして、おはよう。 今日から三学期です。3年生は中学生としての最後の学期となりました。高校進学という進路の大事な時期です。気を弛めず油断せずに受験に取り組むように。
1年生と2年生もまたそれぞれの学年の締めくくりの学期。中学生には留年がないので、一生に一度のその学年での学期ですね。自分の一年間を省みて、「学年」を仕上げるように。その中身はそれぞれのこと。次の学年につながるようにしっかりと磨き上げなさい。 体育館に来るときに、1年生の教室の前の廊下を通ってきました。床に輪ゴムがたくさん落ちていました。ゴム鉄砲で遊んでいる「お子様」がいます。そんなのは「ガキの遊び」。人の顔や目に当たって怪我をさせたら、どうしますか?もしやるとしたら、まわりの安全に気をつけたり後片付けをちゃんとやったりして、きちんとルールを決めて「競技」として楽しんだらどうかな?もちろん学校でやることではないけれど。 インフルエンザが流行ってきています。自分が罹らないように気をつけるとともに、仮に自分が罹ってしまったら、人にうつさないことも大切なこと。特に3年生は人生の大事な時期。自己管理ができるように。 それでは、この三学期が有意義なものになるように、しっかりときばっていきましょう。おわり。 |
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| 12月18日(火) | 2学期終業式 井上校長「油断するなかれ」 | |
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おはよう。自分の靴を確認しなさい。紐が解けている人、かかとを踏みつぶしている人がいます。すぐに直しなさい。いざという時に、とっさの行動ができません。いきなり襲われるとか緊急事態が発生するとかは、まずないでしょう。しかし、そこに象徴されるもの、シンボルとしてるものを思ってみてください。精神のゆるみを言おうとしているのです。油断することの危うさを見るのです。
制服はどうですか?ちゃんとしていますか。例えば警察官の人が、制服を着たままでコンビニの前でうんこ座りして、「ヤンキー」のように、ジュースを飲んだりカップラーメンを啜ったりしていたら、信用ががた落ちですね。頼りなく見えてしまいましょう。制服を着るということは、責任を負っていること。 附属平野の制服を着て行動することも同じ事。 服装を正していることの大切さがあります。人間は中身だよという人があります。それは当たり前のことで、なんら否定することはない意見です。ただ、だらしなくしていることとは違う。言い訳にはならない。日常の小さなことを大事にしていくところに、精神のしまりが生まれます。 さて、9月3日から始まった二学期も今日の12月18日で幕が下ります。3年生は、いよいよ受験の季節がやってきます。今まで学んできた成果を発揮できるように、最後まで手を抜かずに精進してください。高校入試は、中学で学んだこと以外は出題されない。だから、しっかりやれば恐れることはない。 1年生、2年生も確かな学力をつけるように勉強を怠らないように。理解して覚えることが理想です。しかし、覚えてから理解してもいい。基礎的なことは、暗記してしまう。あなたたちの年頃は、なんでも吸収できるすばらしい脳の発達の時期。 二学期は、一学期から引きずっている、心を痛める事柄もありました。学年集会が何度もありました。「ああ、またか」とか、「やったやつが悪いのに、自分たちまで言われにゃあかんねん。うざいなあ」とか思ったことでしょう。確かに当該者が悪いに相違ない。しかしながら仲間とし、一緒に考えなければならないことでしょう。 ひょっとすれば、「見えないいじめ」があっも、先生に言えなくて、悩んだり悲しんだりしていた人がいるかもしれません。もしいたら、気づかなくてごめんなさい。誰にでもいいから、そっと相談しなさい。一緒に解決に向けて手をうっていきます。みんなが大事な生徒です。いらない生徒は誰一人いません。 文化祭をはじめいろいろな行事、授業、部活動、各種の大会・コンクール等、よくがんばっていました。先週のステップ・JOINの発表会も見事なものが多くありました。一方では、もう少し深くやってほしいものもありました。ただ、一つのことを探求的に学んでいった経験は、以後に生きてくるでしょう。よくがんばりました。 それでは、三学期の始業式に、また元気な姿を見せてください。油断するなかれ。おわり。 付記:生徒会チャリティーバザーの案内が生徒会からあった後に、以下の話をした。 お金の価値 体育館の隅110円が落ちていました。心当たりの人は申し出るように。私へのクリスマスプレゼントかな。拾得物だから保管しておきます。高校生が落としたものかもしれません。 チャリティ-バザーが今日ありますね。恵まれない人に寄付行為を通して助け合うというのは立派な行ないです。しかし、中学生のなたたちが寄付するという「そのお金」は、あなたが働いて稼いだお金ではない。お父さん・お母さん、家族の人が、働いて得たものであることを忘れてはいけません。お金は地から湧いて出ません。そうならいいなあと思うことがありますが、いくら地面を掘ってもない。仕事をしなければ誰もくれません。けっして大げさではなく、「汗と涙」の結晶ですよ。 人の物に手をかけたり、恐喝や詐欺で人のものを奪ったりする行為が卑劣なのは、お金ばかりでのことではなく、その人の苦労や思いを踏みにじることになるからです。 みんなのお小遣いや持ち物は、お父さんやお母さん、家族の人が働いてくれたから、そこにあるのです。あなたが管理を任されているなかから寄付するのは、立派な遣い方でしょう。ただ、そのときに、そのお金の重みを思いなさい。そうすれば、いっそう「寄付」の価値が高まることでしょう。 (平成19年12月18日 体育館) |
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| 12月10日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「「知・徳・体」本当に大切な意味を考えて」 | |
| おはようございます。先日、PISA調査が報道されたのを知っていますか?日本の思考力が世界で順位を下げたことがいわれていました。ただ、これは、細かくいうと何択かで答える問題は今まで通り高い水準にありますが、意見を求められたり、文章表記で答える問題に無回答や白紙が多いとのことです。 なぜ、そのようになったのでしょうか?日本では、「知育・徳育・体育」を育てる学習が大切であるといわれています。先生がある会に出席したとき、その中のある先生が次のようなことをいわれていました。 「現在の子は、知識があるが知恵がない、損得ばかり考えているが道徳がない、体格は 発達しているが精神的・肉体的な体力がない」 この言葉を聞いて、君たちはどう思いますか? 先生はこの学校に来て17年目になりますが、本当にそうだなあと思えることが多々あります。「もう少し考えて行動すれば、そのようなことが起こらないのに」とか、「なぜ、もう少し人のことを考えられられないのかな?」など、数え上げればきりがありません。さきほどのPISAの調査も本当の知恵になっていないからこのような状態なのでしょう。 本当に大切な「知・徳・体」のバランスのとれた中学生になってください。 |
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| 11月17日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「自分を動かせるのは自分だけである。」 | |
| おはようございます。今日は今までになく寒い朝ですが、風邪などはひいていませんか?今週からテスト1週間前に入ります。特に健康に留意してください。また先週、保護者向けに配布したプリント(注意してください)の内容について、君たちも読んだことと思います。1つ目の方は、そのような行為を行っている人が悪いのは間違いないですが、君たちも注意をはらってほしいと思います。また、服装や持ち物なども、今朝の門立ちの様子では、改善されているように思います。これもしっかりと気をつけてください。 ところで、先日読んだある本に次のような話が出ていました。君たちは蚕を知っていますか。蚕は繭を作り、その中で小さなさなぎになります。そして、成長とともに自分で繭を破り出てくるのです。その時ある子が、繭を破ろうとしている蛾(蚕が成長すると)を手伝ってあげようと思い、その子が繭を破ってあげたのです。その結果どうなったと思いますか?実は、その蛾は死んでしまったのです。繭を破る行為が、蛾の成長を促進しているのです。この本の中で、「自分を動かせるのは自分だけである。」という言葉が出ていました。自分を成長させるのは、自分自身がしっかりとした行動をすることが大事なのだということです。 しっかりとした大人に成長するためにも、もう一度自分自身を見つめ直し、「自分を動かせるのは自分だけである。」という言葉をかみしめてください。 |
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| 11月5日(月) | 全校朝礼 井上校長 「己に克つ」 | |
| おはようございます。秋が深まってきました。 教育実習生の先生は、二週間の実習期間を無事に終わって、今日でお別れです。出会いがあれば、かならず別れがある。ものの道理です。そして、別れがあるからまた新たな出会いがある。良い出会いになったことと思います。よくがんばりました。いい先生になってください。 今年も余すところ二ヶ月となりました。この二ヶ月を、「二ヶ月しかない」とするか、「あと二ヶ月もある」とするかの間には違いが存しましょう。前者の場合には「油断」が生まれ、後者の場合には「あせり」が生まれる。客観的には二ヶ月は二ヶ月であって時間的な長さは変わらない。ただ、心の持ちようによって同じものが違うものになってくる。油断もあせりも愚かなこと。やるべきことをひたすらやるだけです。しかし、人によって、学年によってやるべきことは違っている。自分はなにをなすべきかを落ち着いて考えてみましょう。 人に勝つことよりも自分に勝ってほしい。人に勝つには、人よりもうんと努力していけば、そこに勝機がある。しかし自分の怠け心に勝つのは難しい。またほんの一部の人の問題ですが、大きな声では言えないけれど、小さな声では聞こえないので、敢えて言います。人が見ていなくても、してはいけないことはしてはいけない。人の世には、ならぬことはならぬことがある。人は弱い心を持っています。だから、どんな誘惑があっても、ぎりぎりのところで踏みとどまることのできる「強い心」を養うことが大切。それでは、この一週間もまた、しっかりと過ごしましょう。おわり。 |
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| 10月29日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「服装の乱れは心の乱れ……」 | |
| おはようございます。君たちは、本校の階段の踊り場に鏡がついているのを知っていますね。この鏡の横に先生がきたときには、ある張り紙が張っていました。いつからなくなったのか忘れましたが…? 今、君たちの服装を見ていると、男子では、ボタンをとめていない(特に一番上の)、上着にカラーがない、ワイシャツをズボンの外に出してる、ズボンを腰の下のところで締めているなど、女子では、派手な髪飾りをつけている、ネクタイがない、スカートの丈が短い、カーディガンを腰に巻いているなど、残念なことですが、一部の人の中に自分勝手な服装をしている人がいます。もう一度、鏡に自分の姿を映して、自分の心の乱れを考えてください。 先日、私がクラブの引率をして、京阪の萱島の駅で生徒と電車を待っていたときのことです。年輩のご夫婦から、「附属平野中学校の生徒さんですね。制服を見て懐かしくなったので声をかけさせていただきました。」と声をかけていただきました。話を聞くと、お子さまが附属平野中学校で学ばれたらしいです。お子さまはもう40歳近くになられるらしいですが、今も変わらない制服を見て、その時のことを思い出されたとのことです。「制服とは、本校の伝統を担っているものなのだなあ」と、私はあらためて感じました。 君たちも本校を選んできた人たちなのですから、制服の持つ意味を考え、もう一度自分の姿を鏡に映し、自分を捉えなおしてください。 |
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| 10月21日(月) | 全校朝礼 井上校長 「秋は来ぬ」 | |
| おはよう。いい天気。秋になりました。今日から教育実習が始まります。大坂教育大学から26名の教生先生を迎えました。実習生の代表の人が「実習生を困らせてください」と言いました。(実習生の皆さん、どうか私たちは困らせないでください。平穏無事がなによりの事。やるべき事をやるだけで本当は手一杯)。しっかりと励んでください。 正岡子規に、有名な短歌「柿食えば鐘のなるなり法隆寺」があります。柿を食べるたびにごーんごーんと鐘が鳴ってばかりではさぞうるさいことになります。近所の人から、もう柿は食べないでくれ、なんて苦情がきましょう。でもこの句は、そんな騒音問題を詠んだものではありませんね。秋の庶民的な象徴としてある「柿」を食べるというありふれた事柄と、法隆寺の「鐘の声」との偶然の出会い、そこに趣が生まれたわけです。きっと秋の澄んだ空気に透明な鐘の音が染みとおっていったでしょう。柿の実は茜色に照らされていたことでしょう。鐘の声は俳人の心のなかに響いた。「偶然の出会い」がはっとする、秋の情緒をもたらしたのですね。 心を澄ますことで、日常のありふれた事柄と、新しい出会いが起こるかもしれません。それは自分のなかにそれまで無かったもの、気づかずにいた可能性を育てる機会になるかもしれません。秋は勉強のはかどる季節。もちろん冬や夏のきびしい時期にも勉強はしなければなりません。そういうものです。けれどもこの秋のいい時期に勉強しないようでは、いつできるのかな。勉学に励みましょう。 |
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| 10月15日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「ハインリッヒの法則」について | |
| おはようございます。君たちは、ハインリッヒの法則というのを知っていますか?3年生の人は、保健で学習していると思いますが、別名「ヒアリハット」ともいいます。これは、大きな重大な事故やけがが起こる前には、29の小さな事故やけががあり、その周りには、300の「ヒアリハット」するようなことが起こっているということをアメリカ人のハインリッヒさんが提唱したことです。実は、文化祭前後から今まで病院に連れて行った生徒が、いつも以上に多く5〜6人にもなっています。文化祭による気分の向上と気のゆるみもその原因にあるのではないでしょうか?自分自身の不注意や友達との遊びの中で、これくらいなら大丈夫なのではと軽く考えていることなどがそのおおもとにあると思います。 また、注意を素直に聞き取れない、服装の乱れがまだまだ多いなども、この誘因になっていると思います。かれは、心もゆるみから起こっていることなのでしょう。 明日から定期テストのAが始まります。もう一度自分自身の心を見つめ直し、しっかりと取り組んでください。また、これからの学校生活においても、もう一度自分自身の生活を見つめなおし、自分を律することができる人になってください。 |
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| 9月10日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「頑張りと協力」の大切さ | |
| 2学期が始まって1週間がたちますが、まだまだ暑い日が続いています。高校生の人たちも今週末の体育祭に向けてがんばっています。君たちも月末の文化祭に向けてクラスで具体的な取り組みを始めようとしています。ただ、この気候ですので、十分に健康に注意してがんばってください。 ところで、一昨日の土曜日に本校の同窓会がありました。中学校でこれほど盛大に同窓会の総会を開いている学校はないでしょう。君たちも知っていると思いますが、今回の60周年記念式典で各クラス教室にプロジェクターやビデオシステムをついたのも同窓会の方々の寄付やPTA・後援会の協力があったからです。その同窓会の総会で、幹事をしていたのは、今年が2007年なので、下一桁7のつく期なのです。その中で47期が、私が担任をしていた最後の期の人たちなので、いつもよりたくさんの人が参加してくれていました。 その時の話の中で、我々がびっくりすることもありました。友達関係で悩んだこと、いろいろな取り組みの中で言い合いになったことなど、今ではそれを懐かしく話ができるものなのです。10数年という時が、また一人ひとりの成長が、いろいろなことを解決してくれたからだと思います。今いろいろなことで悩んでいる人がこの中でもいると思います。中学生の君たちにとっては、それが大変大きいことだと思いますが、あと10年でもたてば、懐かしい思い出となると思います。 今の時期は、、自分ができることは何なのかをしっかりと考えてください。それを精一杯できるように努力してください。例えば文化祭、これはクラス全員の協力がなければ成立しません。一人ひとりができることを考え、前向きにクラス全員が協力することの大切さを学習するいい機会だと思います。しっかりがんばってください。 |
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| 9月 3日(火) | 二学期始業式 井上校長 「挑戦する心」 | |
| おはよう。みんなの元気な顔をみて、うれしく思います。今日から二学期が始まります。何事も始めがあって、終わりがある。そのくぎりくぎりをきちんとしていくことは、心をしゃんとする上で大事なことです。 大阪市で開催されていた世界陸上大会は、昨夜で閉幕になりました。女子マラソンでは土佐礼子さんが銅メダルを獲得しました。すごいですね。どの競技でも一流の選手がものすごい練習をして、それぞれの競技に臨んできました。それでも世界の壁は厚いようです。しかし、苦難を乗り越えながら、世界に挑戦すること自体、すてきなことですね。なによりも、その一瞬の為に積んできた練習こそが尊いと思います。 二学期も行事がたくさんありますね。三年生は受験の秋、しっかりと勉強してください。楽しみな文化祭はもうすぐ。演劇をはじめ各々の展示などの準備をすすめているでしょう。みんなで協力していいものを創り上げてください。一人ひとりの個性は大事なものです。さらに、その個性を高いものにしていくために、集団で取り組むこともまた必要。いいところ出し合い、足らないところを補い合って、伸びていく。一人ではけっしてできなかったことができるようになる。そこでは我が儘や自分勝手ばかりではいけません。「我慢すること・辛抱すること」ことも大事です。とは言っても、理不尽な我慢や辛抱はしなくてもいいでしょう。そういう時はちゃんと主張する。そして分かり合う。 挑戦する心をもって、二学期も励んでいきましょう。おわり。 |
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| 7月13日(金) | 一学期終業式 井上校長 「附中生の名にかけて」 | |
| おはようございます。マイクの音がでなくなりました。校長は話さないでいいという「神」の声かな。直りました。明日からもう夏休みですね。日本で一番早い終業式だろうと思います。その代わりに八月の下旬には実質的に学校がはじまります。 一学期の始業式はいつだったか覚えていますか。私は忘れたので手帳を見ます。4月9日の月曜日でした。その翌る日が入学式でした。早いものです。もう終業式。子ども子どもして幼い印象だった新入生は、中学生らしくなってきました。3年生は、高校説明会が二度あって高校受験の実感がでてきたでしょう。2年生はぼうっとしてませんか? みんなは、五月にあった創立60周年記念式典を在校生として迎えました。その時に、有志の人が、しっかりと練習をつんだダンスを披露してくれました。また、みんなで合唱をやってくれました。保護者の人や来賓の人が、とてもよかったと誉めてくれました。うれしく思います。雨の影響で体育際は、3日間にわたってやりました。しつこくやりましたね。みんながせっかく練習してきたので最後までしっかりやることにしました。雨とぬかるみのなかで踊った「そーらん節」は見事でした。参観された保護者の方の中には、感動して涙が出たとおっしゃる人もあったぐらいです。私は風邪をひかないか滑らないかと心配していました。でも、みんなで力を合わせたので大丈夫でした。そればかりではありませんね。信州・奥飛騨の修学旅行、三附中、林間学舎など、どの学年もよくがんばってくれました。2年生はまもなく臨海学舎。水泳訓練に励んでいますね。みんな立派な附中生です。 ここに「夏期休業期間家庭学習課題一覧」があります。なかなかたくさんの量があります。これを夏休み最後の一日でなんとかしようと思ってもできません。計画を立てて仕上げるように。はじめの一週間でやってしまって、後は自分の好きなことをやる時間にしてもいい。大切なのは、やりとげること。課題ができていないと2学期のはじめに学校に来たくないとか本当に行けなくなってしまいます。コツコツやってもいいし、一気にやってしまってもいい。どうやれば仕上がるのかを考えるのも大事なことですよ。 特に3年生は、この夏休みをどう過ごすのか、たいへん重要な意味をもっています。「克己」という言葉があります。なまけ心に打ち勝って、今の自分を乗り越えていきましょう。やった結果は人それぞれで、運を天に任せる面もある。けれども自分にできることを精一杯やること自体が尊いことです。燃え尽きるように、あ、燃え尽きたらいけないね、燃え上がるように打ち込んでみなさい。大人になって中学生の時に勉強しておけばよかったなんて後悔しないように、できるときに思いっきりやりなさい。 月曜日の朝礼では、みんなの行ないの面で、つらくて悲しい事柄を話してきました。保護者の人にも話しました。大阪教育大学附属平野中学校の生徒、附中生の名にかけて、名誉にかけて、みんなの力をあわせて克服しましょう。当該者は恥を知り、回りの人はそういうことをさせない環境をつくりましょう。 それでは、二学期の始業式に元気な顔をみせてください。一回り大きくなったみんなに会えるのを楽しみにしています。 |
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| 6月18日(月) | 全校朝礼 井上校長「心の痛み」 | |
| おはよう。雨のために三日間にわたった体育祭が終わりました。みんなで協力して立派なものになりました。ダンスの「そーらん」をはじめとした一つひとつ競技もそうですが、私は、雨のためにぬかるんだグランドを一生懸命に整備したり、体育祭に向けてそれぞれの係や役割をちゃんと果たしていたことが、いっそう素晴らしいと思いました。話し合いや準備のなかでは、ちょっとした意見のすれ違いや不満も当然あったことでしょう。それをのりこえることができました。 そんなあなたたちに厳しいことを言わなければなりません。入学式や始業式のときに、この学校では「いじめ」は許さないとはっきり言いました。ところが残念なことに、「いじめ」もしくは「いじめに近い」事がありました。みんながそうではありません。一握りの心得ちがいをしている者や勘違い者がいます。悲しいことです。自分では「いじめ」と思っていなくても、そうした行為や物言いで、実際に学校に来れなくなったり、学校にいることが苦しいという思いの人がいます。事実です。 その人に注意したいことがあれば、正々堂々と穏やかに言えばいいことです。陰でうわさしたり、通りすがりに嫌み言ったりすることは卑怯なこと。その人のことを思って意見をちゃんと言ってあげることは、立派なことでしょう。でも卑怯なのはいけません。見苦しい。 私には苦い経験があります。いまでも思い出す度に胸に痛みがあります。それは私が小学生の高学年の時のことです。一人の女の子が給食の時間に、身体の調子が悪かったのでしょう。食べた物を吐いてしまいました。その子は、みんなのことを思って、教室から出てベランダの洗面台までなんとかこらえて、そこで吐きました。一人の男の子が汚いとはやし立てました。女の子はわざとやったのではありませんでした。でも、いつのまにか男子の間で汚いということになり、わざと避けたりけなしたりするようになりました。菌がうつると言ったり、露骨にいじわるをしたりするようになって、だんだん「いじめ」はエスカレートしていきました。その子を庇うと、庇った子も「いじめ」られるので、女の子の多くもいじめの側に立つようになってしまいました。理不尽なことです。 私は、いじめに加わりませんでした。しかし、その子の立場に立って庇ってやるまでの勇気はありませんでした。傍観者です。その子の妹と私の妹は仲良しで、時々家に遊びに来ていました。ある日、その子の妹が私に、「お姉ちゃんは家でいつもつらいと言って泣いている」と話してくれました。それでも私は何もしてやれませんでした。 あの時、どうして、一言、「いじめはつまらないからよせ。」と言わなかったのか、いまでもそのときの自分が悔しくてなりません。胸が痛くてしようがありません。みんなのなかには、いじめられている子を庇ってくれている子が何人もいると聞きました。ありがたく、そして立派です。頭が下がります。先生にこういう事がおこっていると そっと知らせてくれるだけでいいのです。 いじめている人(自分では自覚がないかもしれません)も、見て見ぬ振りをしている人も、私の苦い経験から言いますが、ずっと心の痛みとなって残ります。あなたたちには、爽やかに生きていってもらいたい。みんな、いや一人一人が大事な生徒なのです。必要のない人なんて一人もいません。 明日からは、実力テストがはじまりますね。一年生は初めてのことで緊張していることでしょう。2年生や3年生は切実なこととなっていましょう。それぞれに日頃の力が出せるようにしっかりやってください。おわり。 |
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| 5月28日(月) | 全校朝礼 井上校長「ルールを守ることは、身を守ること」 | |
| おはよう。まもなく6月になりますね。5月は大きな行事がいくつもありました。60周年記念式典、1年生の林間学舎、3年生の修学旅行。いずれも附中生らしく立派にできました。式典では、みんなの態度や合唱を多くの人が誉めてくれました。とてもうれしかったです。1年生ははじめての宿泊をした集団生活でしたね。若葉に囲まれ仲間づくりができました。3年生は、信州・奥飛騨でたくさんのいい思い出ができたでしょう。一生の宝です。大事にしてください。 それぞれの行事で、みんな集合時間や約束事をきちんと守れました。集団行動で学ぶことがたくさんあります。 人間は多くの人が寄り添い合い、助け合いながら暮らしています。「社会」とか「組織」とか、「世間」なんていう言い方もありますね。その中の一人として、他の人たちと関係し合いながら生きています。そこには、みんながよりよく円滑に暮らしていくためのルールが存在します。自分(ら)だけがいいという自分勝手な考えや行動をすれば、多くの人が迷惑を被るし不便になってしまいます。そして結局は、自分勝手なことをした人もまた駄目になってしまいます。ルールを守ることはとても大事なことであるし、それは自分を守ることでもあるのです。そのルールがおかしければ、改正のルールに従ってルールを変えたりつくったりしなければなりません。 2年生は、7月に臨海学舎が待っています。その前にすぐにみんなの体育祭がありますね。みんなでがんばりましょう。おわり。 |
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| 4月23日(月) | 全校朝礼 井上校長 「人として越えてはならない線がある 」 | |
| おはよう。新入生のみんなは中学生になって一ヶ月が過ぎようとしています。学校生活に慣れてきましたか。初めてのことばかりでとまどうことが多いでしょう。仲間づくりでひょっとしたらトラブルがあるかもしれません。しかし、焦ることはありません。少しずつ友だちになっていけばいい。ちょっとづつ輪を広げていけばいいでしょう。
先週は、たいへんな事件がいくつもありました。アメリカのバージニア工科大学での銃撃事件で多くの人が殺されるという悲惨な事件があり、日本では長崎市の市長が選挙期間中に射殺される事件がありました。物事を暴力で解決しようとしたとんでもない事件です。悔しいことや気に入らないこと、人を恨んだり憎んだりすることも、人間だからあります。問題なのは、そういう負の感情を心に抱いたときに、どういう行動をとるかです。 世の中では、どんなに追いつめられてもしてはいけないこと、言ってはいけないことがあります。その一線を越えては、けっしていけないぎりぎりのところがあるものです。その線を越えてしまえば、もはや人間ではなく、「けだもの」に堕ちてしまいます。極限の状態におかれたときに、何をするかということだけでなく、「何をしなかった」ということが、その人の価値を決めるのです。このことはしっかりと覚えておきなさい。 |
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| 4月16日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「今年度を始めるにあたって」 | |
| 新しい学年になり、1週間がたちました。1年生も中学生活に少しは慣れましたか? 本年度も月曜日の朝は、全校で集まる全校朝礼をおこないます。私(副校長)と校長先生が交互でお話をします。ただ、今年度は特に気をつけてもらいたいことがあります。それは、月曜日の1時間目に各学年の3組に体育の授業が入ったので(高校と月1時間目は交互で使用)、先生方も朝礼を延長しないように気をつけていきますが、君たちも20分に開始できるよう運動場(多目的室)に集合してください。ぎりぎりに登校してくることのないように気をつけてください。 とろこで、本校に自省5問というのがあるのを知っていますか?2・3年生は昨年も聞いたと思いますが、創立10周年記念の時に、第2代の堀田校長先生がおっしゃった「真実であるか。公正であるか。個人の価値を尊重しているか。責任をわきまえているか。健康であるか。」の5つです。この5つを常に自分自身で問い直し続けることだと思います。これから朝礼で1つ1つのお話をしていきたいと思います。 また、本年度の努力目標も昨年度と同じ「感動を大切に・感性を豊かに・感謝を忘れず」です。このことも今後の朝礼の中で話をしていきたいと思います。 1年間それぞれの学年の生徒として達成することがあると思います。一人ひとり努力をかさねてください。 |
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| 4月9日(月) | 始業式 井上校長 中学校高等学校合同 | |
| おはよう。桜の時期になりました。今日は中高の合同の始業式。ここから中学の新2年生から高校の新3年生までを一度に眺めてみると、思春期の成長の様子と大きさがよく分かりますね。 さて、高校は本日この後に入学式があります。中学校は明日です。新入生が期待と不安を抱いて校門をくぐってきます。新しい仲間として迎え入れてください。先輩としてあれこれと手助けしてあげることが大切ですが、少なくとも不安感を与えないことも、人としての「優しさ」であると思います。あなたたちが新入生の時のことを思い出してみればわかるでしょう。そっと見守ってあげることもまた「優しさ」となります。 中学生も高校生も一つずつ学年があがりました。中高それぞれの3年生は大学進学、高校進学の上でとりわけて大事な学年です。しっかりと勉学に励んでください。2年生もまた2年生としての勉強があります。時間は、人に平等に公平に与えられています。しかしながら、その時間をどのように使うかは、その人に任せられています。教室や学校で同じように授業を受けたり学校行事に参加したりしていても、そこでの「伸び」に違いが生まれてきます。学校外の時間の使い方でもそうです。自分に与えられた時間をいかに宰領するかによって、一年間では大きな差がでてきてしまう。もちろん資質の相違があるでしょう。けれどもそれ以上に、時間の使い方が大きく利いている。物事に集中して取り組むことがいかに大切であるか。この一年間、それぞれに悔いの残らぬように励んでいきましょう。おわり。 |
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| 3月17日(土) | 修了式 井上校長「しなやかに」 | |
| おはよう。昨年の4月から始まった平成18年度も3月で一回りして終わりになります。この一年間であなたは、どれくらい大人になりましたか。春休みにお茶でも飲みながらゆっくりと振り返ってみてください。区切りごとの振り返りは大切。 人と人との関係を創りあげていくことは、しんどくも楽しいことです。欧米では、自分がいいと思うことは人にもなせと勧め、反対に東洋では、己の欲せざることは人に施さないという姿勢がいいとされます。いずれにしても、世の中や他人の存在が前提されていて、自己中心的な態度は否とされていることは同じ。自分がいいと思うことが他にとっても、いつもいいかというとそうではない。人が嫌がることがその人にとって、かならずしも為にならないかというとそうでもない。大事なのは、しなやかに対応することです。しなやかさは、状況をよく掴むことから生まれる。機械的でこわばった姿勢にならないことが肝要でしょう。 2年生は、4月から3年生。高校進学を見据えた仕上げの学年になります。学科の勉強がより重要になってきます。他人と比べて、どうのこうのいうのではなく、自分自身をいかに伸ばしていくかが問われます。1年生は、基礎作りをしっかりとなしてください。肥沃な土地に種を蒔けば大きく育ちます。肥やしをほどこした地味豊かな大地作りの時期。どうやればいいかは人それぞれです。自分で点検するしかありません。春休みはうかうかできませんよ。 この一年、小さな事件はたくさんあったけれども、大きな事件はありませんでした。みんなが無事に修了できたことは、それだけでうれしく思います。よく励みました。立派です。おわり。 |
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| 2月19日(月) | 全校朝礼 井上校長 「春の予感」 | |
| おはよう。あたたかい冬の朝。学年閉鎖をしたインフルエンザも終息しつつあります。いつもの年よりも春の訪れが早い。散歩の途中に、路地に咲いた梅の木にメジロがきて、花を嘴でついばんでいるのを見ました。メジロは目の回りに白い輪がある、かわいくてきれいな小鳥です。もうこの季節になったことを知りました。みんなも自分の小さな春を見つけてみてください。 3年生は、高校入試の季節を終わろうとしています。今週は府立高校の入試があります。全員の行き先が決まるまで気を弛めません。3年生のみんなも、自分がもう済んだからといって、はしゃぎすぎないで、がんばっている人に気くばりしてあげることが大切。仲間だもの。 土曜日からは学期末試験がはじまりますね。この一年間の総仕上げのつもりで取り組んでください。一つ一つの目の前のことを丁寧にこなしていくことが、遠くにある目標に近づく確かな道のりです。そのことがつまらないことのように思えても、そのつまらないことを乗り越えないと、目標は遠くのままで、ちっとも近づかないでしょう。 春はもうそこまでやってきました。この春もまた、みんなが、一人残らず、楽しいと思える春になることを祈っています。 |
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| 2月5日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 {節目を大切に」 | |
| 一昨日は節分、昨日は立春でした。いつも立春とは名ばかりで、まだまだ寒さが厳しく、本校でもインフルエンザがはやりつつあります。みなさん手洗いやうがいに気をつけてください。生活にメリハリをつけ規則正しい生活をすることが、健康を保つ大切な要素です。 節分というと、豆まきの行事が古くから伝えられていますが、みなさんのお家でも豆まきをしていますか。「鬼は外、福は内」の声とともに、家中を浄め、新しくやってくることを待つものだと思います。日本の行事にはこのように節目というものが数多くあります。節目をつけて、次の準備にかかる。「節目があるから大きく成長する。」とも言われます。よい言われるたとえ話に、竹があります。竹は、節目が整っているものが、強くいいものであると言われています。3年生の人も受験、そして中学卒業という節目を迎えています。この時期にメリハリを大切に、節目をしっかりと頑張ってください。 また、1・2年生も週末に実力テストがあります。健康に気をつけてください。先ほどのいったように、うがい・手荒いを励行してください。特に、うがいをしっかりしてのどの乾燥を防ぐとインフルエンザのウィルスも防げると思います。 |
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| 1月29日(月) | 全校朝礼 井上校長 「花は紅、柳は緑」 | |
| おはよう。冬のさなかの暖かい朝。三年生は受験の季節で緊張しているでしょう。一年生も二年生もまだ先のように思えるでしょうが、順番にやってきます。「何のために勉強するのか」という疑問が、しんどい時に、ふっとどこからともなく湧いてくるでしょう。ゲームやってた方がよっぽど楽しいのにね。真面目には、将来になりたい職業につくために大学に進学しなければならないからというのが、常識的な解答になるでしょうね。でも、その答えで心の底から納得できるかと言えば、嘘になるでしょう。人それぞれの答えがあるものです。真剣に考えだせば、よくわからないというのは正直な話。 ひとつ間違いのないことは、君たちにとって、高校進学が当たり前のことになっていること自体が、たいへん幸せな境遇にあるということ。先進国を除けば、行きたくてもいけない子どもの方が多いのが事実。「何のために勉強するのか」と悩みつつも、そういう悩みをもてることの幸せにも心付いてもらいたい。なぜ保護者や先生がしっかり勉強しなさいと厳しく言ってくれたのかという、その真意は、君たちが大人になってやっとわかるものでしょう。 「花は紅、柳は緑」という禅の言葉があります。世の中は千差万別。でも、それぞれの持ち前があるものです。他人をうらやましく思っても他人にはなれない。人の才能を妬んでも、やっぱり自分の才能でやっていくしかない。心静かに己の持ち前を信じて励みながら、大らかな心で、日々を過ごしてみてはどうでしょう。徒に他人と比べて意気消沈してしまうことは、愚かなこと。この自分をどう伸ばしていくか、三学期に考えてみてください。しかし、なにげない日常の細事が実は大切なことだと知るのは、やっぱり大人になってからでしょう。 |
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| 1月15日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「個性とは、一人一人の頑張りからうまれてくるもの」 |
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| 今日、1月15日は2年前の法律改正で変わりましたが、昔は「成人の日」の祝日でした。成人の日とは、この日で大人の仲間入りをする日ということです。ただ、もっと昔をさかのぼってみると、15歳とはちょうど中学3年生のみなさんの年代で、元服という儀式があり、これで大人の仲間入りという年代でした。現在の中学3年生は、義務教育が終わり、あたらな人生に歩み出す年代です。一人一人の個性を伸ばすことがこれからは要求されるでしょう。 ところで、個性とは何でしょう。よく、「一人一人の個性を大切に」とはいわれます。個性を勘違いし、持って生まれたことをその人の個性だという人がいます。個性だからと何でも許させると思い、何も努力しないことは、何もその人の個性ではありません。その人がどれだけ努力したかが大事であり、その中で生まれてくるのが個性です。最大限の努力する過程で発揮させるものでしょう。そこで、自分自身のよさを知り、その人の個性が伸張されます。君たち一人一人が、今何を努力していくのが大切かはわかっているでしょう。目標に向かってがんばってください。 |
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| 1月 9日(火) | 三学期始業式 「自己にとっての『第一義』」 | |
| おはよう。寒い朝となりました。二学期の終業式に冬休み明けにみんなの元気な顔に会えるのを楽しみにしているよと言いました。今日の朝に校門に立っていると、登校してきたみんなが、笑顔で大きな声で挨拶をしてくれました。とてもうれしく思いました。日曜日の夕方にアニメのサザエさんがありますね。エンディングを見ると、休みが終わったなあという、なんだか寂しい気持ちと、さあまた明日から頑張ろうという気持ちがないまぜにやってきます。何事も終わりがあり始まりがあります。今日から新春の三学期、気持ちを新たにしましょう。
戦国時代の武将の雄の一人に上杉謙信がいました。その座右の銘の一つに「第一義(だいいちぎ)」という言葉があります。もともと禅の言葉で、「最もすぐれた道理、究極の真理をさす」もので、「枝葉末節を切り捨てたあとに残る根本」という意味です。私たちの生活実践に引き寄せて解釈してみると、己のなすべきこと(仕事)をやるというふうに捉えてみることができましょう。3年生は中学生活の総仕上げの時期、1年生や2年生はそれぞれの学年の仕上げの時期となります。さて何が自分にとっての第一義であるかは、各自で知らなければなりません。よくよく考えてみてください。
風邪やインフルエンザの流行する季節です。健康に気をつけて、具合が悪くなったらよく養生して、気の引き締まった三学期にしていきましょう。 おわり。 (京都の宇治にある黄檗山万福寺の総門には、高泉の筆による 「第一義」の額が飾られている。この話を覚えていたら、ちょっと 立ち寄ってみてください。) |
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| 12月19日(火) | 終業式 井上校長 「冬の寒さの中に凛として立つ」 | |
| おはよう。寒い朝になりましたね。九州から近畿の北部に初積雪がありました。冬は寒いのが自然なことですが、寒くなれば風邪をひく人が多くなります。また全国でノロウイルスによる病気が広がっています。注意してください。とは言っても、罹患したくてそうなる訳ではありません。かかるときはかかるものです。そうなったら十分に養生し無理はしないように。 3年生は、この冬は高校進学という進路を見定める大事な時期です。体調管理は十全に。身体のことばかりではなく、心を調えることはなおのこと大切です。いろいろにつらいことやしんどいこと、もう勉強は投げ出したいと思うことがあるでしょう。人生の節目節目では、将来を拓くために越えなければならない壁があります。嫌だと逃げだしたくなっても、いかにしても避けては通れない壁です。だからこそなんとか越えなければなりません。あなたにはその力が、自分では気づかないにしても、たしかに備わっています。思うようにいかないことがあるのも厳然たる事実です。しかしながら、それであなたの将来が暗くなってしまうことはけっしてありません。目先の結果に一喜一憂しないこと。いまの時期のしんどさやつらさを我慢し、辛抱して、耐え抜き、やり抜いていくプロセスこそが、あなたを高め、あなたの精神を磨きあげていくでしょう。私は附中生としてのあなたたちの真の強さ・ねばり・しなやかさを信じている。 1年生と2年生は、この冬休みを、自分の世界を押し広げる時間にしてもらいたい。「了見が狭いから世間が狭くなる」のではなく、「世間が狭いから了見が狭くなる」ものです。美術館や博物館、音楽会、観劇などに出掛けて、一流のものにふれてください。 全学年ともに、この2学期、よくがんばってきました。学科の勉強から、文化祭、STEP・JOIN発表会といった行事、各委員会活動、それぞれの部活動に精一杯に取り組んできましたね。立派です。それぞれに成長の跡がはっきりと見られました。先日の幼稚園での演奏会に出場した吹奏楽部、高校・養護学校の餅つき大会のお手伝いをした人をはじめ、人のため・社会のために働いた人がたくさんいました。誇りに思います。不心得や不注意で叱られた人もありました。しっかりと心に刻んで過ちを再び起こさないように。人間だもの、過ちを犯してしまうことはありましょう。でも、繰り返してはなりません。 心身ともに充実した、凛とした、冬休みになるように励んでください。3学期の始業式で、みんなの笑顔に会えることを楽しみにしています。おわり。 | ||
| 12月11日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「一朝一夕にはならず」 | |
| 早いもので、今年の最後の朝礼となりました。平成18年は、君たちにとってどんな年でしたか? 先日、今年の表す言葉で、イナバウアーが選ばれました。今年の2月に行われた冬季オリンピックで、荒川静香選手が金メダルを取ったときに使われたものです。「オリンピックが今年の2月だったのか。」と、もっと前のような気がしてなりません。そう感じるのは私だけでしょうか。君たちはどう感じますか? さて、そのオリンピックで、同じフィギアスケートで出場した安藤美姫選手をしていますか。彼女はこのオリンピックで実力を発揮できずに、あまりいい成績を上げることができませんでした。その彼女が、先日の試合で好成績をあげ、この後のグランプリフャイナルに出場を決めました。何もしないで好成績をあげられるものではありません。我々が、早いと感じていたこの10ヶ月間に彼女は、日々努力を重ねた結果だと思います。一朝一夕には何事もできません。もう一度一人ひとりの生活を顧みて、今年度の残り3ヶ月を有意義に過ごしてください。 |
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| 12月 4日(月) | 全校朝礼 井上校長 「気を引き締めること」 | |
| おはよう。めっきり寒くなりました。風邪で休んでいる人が多くなりました。気をつけていても風邪をひくときは、ひくものだから、どうしようもないところがあります。しかしうがいや手洗い、疲れすぎないようにするなど、やることはやっておきましょう。用心は大切。かかったなと思ったら早めに休養をとるように。何事もこじらせたらかえってしんどくなります。
厳しいことを今日は言わなくてはなりません。ここ一ヶ月の間で、ちょっとした気のゆるみから怪我をする人が多くなりました。また物やお金のやりとり・貸し借りをめぐってトラブルが起こっています。これぐらいいいだろうとか、そんなつもりはなかったとかいっても、世の中・社会ではれっきとした「犯罪」にあたるケースもあります。中学生だからという理由で何でも許されるものではありません。守るべきルールがはっきりとあります。あなた方が社会にでてから、思い違いをしないように、これからも厳しく指導していきます。同時に、ちゃんと自分で管理しないといけません。 ここに一冊のノートがあります。生協で210円で買ったものです。大切なことをたくさん書いています。このノートの中には情報ばかりでなく、いろいろな「思い出」がしみついています。このノートを失ったり盗られたりしたら、「思い出」も失うことになるのです。ノートはもう一度買うことはできますが、情報や「思い出」はお金では買えないのです。あなたたちの持ち物、たとえ小さなものであっても、同じです。「物」は持つ人の思いがこもり、もはや単なる「物」ではなくなっているのです。だから、人の持ち物に悪戯をすることは、その人そのものを傷つけていることになるのです。 あなた方が持っているお金もそうです。お父さんやお母さんが、一生懸命に働いたからこそ、あなたの手にあるのです。お金は空から降ったり地から湧いたりはしません。泣き笑いしながら、しんどい思いをして世の中で働いて、やっと手にすることのできるものです。そう思って、じっとお金を見てください。粗末にしたり、簡単にやりとりはできないでしょう。まして他人様のお金に手をかけることは、許されないことなのです。不心得や用心の不足で、トラブルが起こって、あとで、こんなつもりではなかったとか人が悪いとか言い合って、友だちとの関係がぐちゃぐちゃになってしまい、大切な中学生時代をだいなしにしてしまっては、もったいないこと。 厳しいことを言いました。それはあなた方一人ひとりが、ずる賢い人ではなく、かしこい人だからと信じているからです。物やお金を大切にすることは、人を大切にすることなのです。 |
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| 11月20日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「不易」と{流行」 | |
| 先週・先々週と附属池田中学校・附属天王寺中学校の60周年の式典に校長先生と一緒に出席してきました。どちらの学校にも伝統の重さを感じました。本校も来年の5月12日の土曜日に創立60周年記念式典を行うことになっています。 この式典に参加して、時代とともに変わるものとどんなに時代が変化しても変わらないものがあるとあらためて思いました。「不易」と「流行」と呼ばれているものです。「流行」つまり時代とともにかわるものは、現在行われている校舎の改築などがそうでしょう。大規模震災から校舎の倒壊を防ぐ耐震工事やPTA・後援会・同窓会の方々が君たちにとって学習環境を整えてくれるため、教室にクーラーを設置していただいたのもこれにあたると思います。今後、教室の壁や天井を直したり、プロジェクターを設置していただく予定にもなっています。 「不易」とは、時代とともに変わりないもののことです。本校では、2代の校長先生が言われた自省五問というもの(精神)があります。職員室の前に、額に入れて飾ってあります。「真実であるか・公正であるか・個人の価値を尊重しているか・責任をわきまえているか・健康であるか」の5つで、現在の時代にも大切なことが述べられています。現在いろいろな心も問題が取りざたされいます。まさに、不易とは、心の持ちようであることが多いと思います。君たちもこの機会に伝統の重みを感じ、一つ一つの言葉を感じ取ってください。 |
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| 11月13日(月) | 全校朝礼 井上校長 「命の重さをあらためて想いましょう」 | |
| おはよう。長年、校門に立ち、校内を見回っていただいていた警備員のおじさんのお一人が、今週の土曜日をもって定年退職なさいます。みんなのことを大切に思い、職務に精励してくださいました。みなさんからもお礼の言葉を、感謝の気持ちをこめて申してください。
大阪の中学1年生の女子が自殺したとニュースで告げていました。痛ましいことです。悲しいことです。事実・事情はこれから確認されるでしょう。しかし、ひとたび失われた命は取り戻せません。「いじめ」の定義はいろいろと論じられています。私は、定義がどうであろうとも、学校で悲しい思いや辛い思いをする人がいること、そのこと自体が問題だと考えています。人間としての成長期のあなたたちの前には、勉強や友達付き合い、体の成長、親子関係、部活動など、さまざまに、つらいこと・かなしいこと・しんどいことがありましょう。無い方が不思議で、あることが当たり前な時期です。それらのことを乗り越えて、人間としての成長があることも事実です。しかしながら、「いじめ」は卑劣な行為です。あなたにあたたかい血が流れています。周りの人を見てください。あなたと同じように、あたたかい血潮が流れています。そうでしょう。この命を奪う悲しみ・苦しみを人に与えることは、誰にも許されません。 あなたたちは、かしこい人たちです。ずるかしこい人ではありません。悲しい思いをしている人がいたら、誰かでなく、あなたが、勇気をだしてください。他の人ではなく、あなたが、立ち上がってください。先生たちは、「いじめ」をけっして許しません。いま再び、みんなで命の重さを、観念的ではなく、肌のあたたかさとして、確認しましょう。 私は、みなさんが大好きです。 先生たちもみなさんが大好きです。大好きなあなたたちの一人も失いたくはありません。 |
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| 11月 6日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「読書のすすめ」 | |
| 先日行った研究発表会、一人ひとりしっかりとよく頑張っていたと思います。また、参観された先生方からもいろいろとお褒めの言葉もいただきうれしく思っています。 さて、本格的に後期の時間帯になり、生徒会選挙も今週も水曜日に行われる時期になり、今日もその立候補している人が、 朝のあいさつ運動をしている姿を見たり、朝夕がめっきり涼しく感じられ、秋の深まりを覚えます。 秋といえば、「読書の秋」という言葉があります。これは、秋という時期は、春とともに過ごしやすい時期でもあり、読書に適しているからでしょう。本校では、月曜日のこの朝礼以外の火曜日から金曜日まで、読書の時間を取っています。読書とは、その中の主人公になったり、登場人物になることができます。君たちを自分たちの周りの限られた現実の世界から、広い世界に自分を連れて行ってくれ、いろいろな人の立場に立ててものを見ることができます。「こんなことを言ったら登場人物はいやだろうな?」とか、「こう発言すれば、相手はこう感じるのだ。」と客観的な立場からいろいろなものをみることができます。つまり一人ひとりの心のひだ・気持ちの持ち方がわかってくるのです。また、豊かな心や創造性の育成にもつながります。この秋は、もう一度初心に戻って、読書の時間を作り出してください。そして、人の心の痛みがわかる人になっていってください。 |
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| 10月23日(月) | 全校朝礼 井上校長 「秋の深まりの中で」 | |
| おはよう。秋が深まってきました。私は日曜日に奈良県斑鳩の地にある法起寺に行ってきました。法隆寺の近くにある現存最古の三重塔が聳える静かなお寺です。お寺の周辺の畑にはコスモスの花が咲きほこって、あたかもお花の絨毯を敷き詰めたように見えます。秋日の風にゆれるコスモスの花の向こうに、三重塔が悠久の時をとめたように立っていました。みなさんもそれぞれの秋を見つけてください。
新聞やテレビの報道を見ると、「いじめ」による自殺の問題が報じられています。深刻で、つらくて、かなしい事実であり、同時に腹立たしく許してはいけない事柄です。いじめ自体の発生件数は減少傾向にあると報告されています。ここ平野附中では、どうでしょうか。受験勉強に代表されるような「勉強」はもちろん大事です。しかし一人ひとりの「命」を、お互いが、みんなが、大切にしあうことが、人としてもっとも尊いことではないでしょうか。「いじめ」とは知らずに「いじめ」ていることはありはしないか、よくよく自省してみましょう。一人ひとりの小さな勇気が大きな力となります。ここ平野附中では、「いじめ」は許しません。みんなが大切で大好きな生徒だからです。 深まりゆく秋の中で、心静かに、命の大切さを想ってみましょう。 おわり。 |
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| 10月16日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「服装の乱れは心の乱れ、我が身を映して我が心を知ろう。」 | |
| 4月からこの職になり、授業で君たちと直接関わることがなくなってしまったので、朝君たちの登校時の様子を確認しつつ、あいさつをしようとできうる限り校門に立ってきました。君たちの登校の状態やあいさつの様子などは非常によくなったと思っています。ただ、少し残念なことがあります。服装(頭の先から足の先まで)が、少し乱れてきたなと思う人が増えてきたことです。また、指定されたカバンを持ってきていない人もときどき見かけます。 「服装の乱れは心の乱れ、我が身を映して我が心を知ろう。」という文言があります。本校にも、鏡も多く、昔はその横にこの文言がかかれていたこともあります。これは、「心に乱れのある人は、服装の一端に出ることが多く、一度鏡に姿を映して、今の自分を見つめ直す機会にしてください。」ということです。 それぞれの学年の人は現在どうでしょうか? 中1は、4月入学の時を考えてください。その時の初々しい気持ちを思い出し、自分の服装を見つめ直してください。 中2は、これから学校の中心となっていきます。君たちの服装が学校を左右するといったも過言ではないと思います。しっかりと考えてください。 中3は、これから進路に向かいます。新しいところに飛び込む準備をするわけです。初対面の人は、君たちの人柄をしれませんから、どうしても第一印象に左右されます。身だしなみは、その大切なものの1つのなることを忘れないでください。 それぞれの学年にとって、今日は大変いい日かもしれません。もう一度しっかりと考え、自分自身が誇れ、自信の持てる身だしなみを考えてください。 |
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| 9月11日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「敬語について ー同窓会総会に参加してー」 | |
| 先週の土曜日に、同窓会総会がありました。1期生の方から昨年卒業したての57期 生の人まで総勢150人程度の方が参加されていました。現在の3年生も卒業と同時に 同窓会に入会となり、来年度の今頃は58期生のみなさんも参加しているでしょう。 同窓会というのは、いろいろな年代の人が参加されています。その場ですごく感じたことがあります。それは、高校生がしっかりした話し言葉ができているということです。残念ながら現在の君たちはどうでしょう。先生との間でも友達との関係のような話し言葉であったり、友達どうしでは、聞き方のよってはケンカしているのかな思えるような言葉遣いで会話をしてたりということが多くありませんか? また、職員室の中でもいろいろな先生が作業しているのにもかかわらず、TPO(T:Time時 P:Place場所 O:Obuject目的)をわきまえずにお構いなしに、大声を上げていたりします。注意を受けた心当たりがある人もいるでしょう。非常に残念なことです。 もう一度、敬語ということを考えてください。丁寧な言葉遣いをすることは、人と人との関係もよくします。1年生でもしっかりした言葉遣いができている人もいますが、3年生での残念ながらまだまでという人もいます。ただ、やはり全体を見ると1年生の言葉遣いなどは、小学校からの影響なのかまだまだできていないことが多いと思います。 中学生は、時としてもう大人の一因と扱われます。早くしっかりした言葉遣いを身に つけてください。そして、一人一人の心の豊かさに、感性の豊かさにつなげてください。 |
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| 9月1日(金) | 始業式 井上校長 「縁あって」 | |
| 夏休みが終わり、今日から二学期が始まります。それぞれの夏休みは充実していたことと思います。あなた方のひとり一人の表情にそれが見えます。一学期にうまくいかなったこともいろいろあるでしょう。そんな人は仕切り直して、この学期にチャレンジすればいいだけのことです。引きずってばかりいては先に進みません。
私は不思議な思いにとらわれることがよくあります。それはいまこうしてたくさんの人と交わりを持っているのは何故なのだろうかということです。あなたの隣の人、前・後の人とこうしているのはなぜでしょう。クラスの仲間は?担任の先生は?どうして附属平野中学校の生徒?。なぜ家族なのでしょう。考え出すとわかりません。そうなっているからそうなのだと言うしかありませんね。立ち止まって理由を考えはじめたら、とたんに不思議だなあという感慨が心の底からわき上がります。必然とか偶然とか、その訳を説明する言葉がありますが、それも後付に過ぎないでしょう。この不可思議さに昔から「縁」という言葉で納得してきました。何事も「縁」あってのこと。
だからこそ、縁あって、家族である人、仲間になった人、知り合った人を大切にしましょう。クラスで、学年で、学校で、部活動で、さまざまなところで、寂しそうにしている人、つらい立場にいる人に声を掛けてみましょうよ。人それぞれに背負っているものがあります。あなたの一声が、優しさが、その人の辛さを助けてあげることになるかもしれません。またあなたも人からの声かけで助けてもらうこともありましょう。「縁」あっての仲間だもの。 楽しい文化祭が近づきました。附中平野の力をみせましょう。とても楽しみにしています。
おわり |
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| 7月14日(金) | 一学期終業式 井上校長 「徹底すること」 | |
| おはよう。今日は一学期の終業式ですね。大阪で、もしかしたら日本で一番早い終業式かもしれませんよ。四月から今日まであっという間でした。みんなよくがんばったと思います。1年生は附中の生活に馴れましたか。林間学舎ははじめて集団で行なう協同の生活を立派になしとげました。3年生は修学旅行で充実した楽しい時間を共有することができました。体育祭ではみんなが力を合わせてすばらしい行事になりました。誇りに思います。
2年生は臨海学舎がもうすぐやってきます。長い伝統をもった行事です。事故や過ちがあれば、今年で終わりになってしまいます。日本でこの行事を継続している学校は少なくなってしまいました。それほど緊張するたいへんな行事。これまであなたたちの先輩たちがしっかりと守ってきた伝統を絶やさずに後輩たちに引き継ぐ使命を担っています。先生も全員が参加し、「助力」として先輩たちが手助けに来てくれます。是非に成功させましょう。主役はあなたたち一人一人。やり遂げれば、きっと心身ともにたくましくなりましょう。 夏休みは思いっきり何かをやってください。ちまちまと中途半端に終わらないことが大事なことと思います。勉強のことで言えば、苦手な教科にしぼって、その克服に全時間を投入するのもいいし、得意な教科をさらに伸ばすために問題集を10冊以上仕上げるのもいいでしょう。とにかくみみっちくならないことが肝要。何事かを徹底することで、新しい地平が広がってくる。計画通りにやることが目的でなく、何かを徹底するために計画通りにやる。何を徹底するかは、あなたたちそれぞれが考えることです。附中平野の生徒としての誇りを大切にし、社会のルールに従いながら、思いっきり自分の世界を押し広げてみてください。 今日以上の笑顔で、二学期の始業式に会えることを楽しみにしています。おわり。 |
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| 7月10日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長「『あいさつ』は心の交流」 | |
| 1学期最後の朝礼になりました。朝礼では、「感動・感性・感謝」の話をしてきました。この3つは、いずれも人と人とのつながりでうまれてくるものだと思います。私自身、今年度から副校長になり、君たちと直接授業で作ることがなくなったので、10分でも20分でも、朝、君たちとふれ合おうと、できうる限り校門に立って来ました。月曜日は保護者の人たちも、君たちの登校途中に立っていてくれたと思います。保護者の方からも先日言われてましたが、私も感じていたことがあります。それは、あいさつすれば、返してくれる中学生が増えてきたと言うことです。非常にいい傾向だなと思いました。もう一歩進んで、保護者の方が立っていることは旗等でわかるはずですので、自ら声を出してほしいと思います。 あいさつは互いの心と心の交流を作るものです。朝、何気ない「おはよう」の一言が、クラスでの友達との交流を作るものだと思います。夏休み。クラス・部等で登校することもあると思います。いままであまり挨拶ができなかった人も、クラスの友人や部の友人たちと気軽に挨拶を交わしてください。また、登校時に君たちを見守ってくれている警備員の人とも挨拶を交わしあいましょう。 2学期大きな声で互いに元気であいさつを交わしましょう。 |
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| 6月26日(月) | 全校朝礼 井上校長 「思いやりのこころ」 | |
| おはよう。朝から激しい雨が降っていました。月曜日の朝だし雨だし、こんな日には学校がお休みにならないかなと思ってしまうでしょう。正直に言うと、校長先生も生徒ではないけれど、休みならいいなあと、ときどき思うことがあります。でも、皆さんは元気に登校してきました。ちょっと雨に濡れてしまった人もいるようですね。風邪をひかないようによく拭いてください。思えば不思議ことです。出掛けにぐずぐずしていて叱られた人もいるかもしれません。けれども、こうしてみんなが学校に来ました。学科の勉強ではたいへんなところもあるけれど、やっぱり行きたくなるところだからでしょう。先生たちも皆さんが元気に学校に来てくれることがうれしいのです。
みなさんは、いま中学生で、大人になる稽古をしている時期です。学校や教室に多くの人が集まって「学校生活」をしています。そこでは人間関係が大切になってきます。でも、狭いところで限られたメンバーによって濃厚な人間関係をつくるのですから、かえって世間の大人の世界よりもややこしいことがあるでしょう。大切な一人ひとりが学校に来たいと思えるには、まわりの人のことを思う気持ちと振る舞いが大切になってきます。相手のことがわかるには、共感すること、ちょっと難しく言えば、自己移入すること、和語で言えば「思いやり」をもつことです。附中の生徒であるあなた方はできることですよね。学校に来ることが楽しいとみんなが思えるように、お互いに「思いやりのこころ」を忘れないようにしましょう。附中の生徒としての誇りを大事にね。 梅雨のじめじめした季節です。しかし心の中は、からっとしていて、風通しのいいものにしたいですね。 |
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| 6月19日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「3つの『感』について」 | |
| 1学期の朝礼で、3つの感「感動を大切に・感性を豊かに・感謝を忘れず」の話をしてきました。一人ひとりが、この気持ちを持ち続けてほしいと思います。君たちも、体育祭で精一杯頑張ったと思います。その頑張りが、結果としてでたとき、自分自身の中で感動が湧いてくるでしょうし、その体育祭を見ていた人、たとえば保護者の人の感動を生んでいるでしょう。昨日あったW杯の中で、キーパーの川口が好セーブをして、日本中が拍手喝采だったと思います。これは、日頃のひたむきな練習がなせる技でしょう。それが、感動を生むのも同じことです。本当に、みんなが頑張ったすばらしい体育祭でした。 また、その体育祭で2つうれしい話を聞きました。1つは、後かたづけのとき、体育委員長さんが最後の最後まで残って行ってくれていたことを聞きました。一人ひとりのことを考えた委員長さんの行動にはたいへんうれしく思います。 もう1つは、参加した小学生がけがをしたとき、保健委員さんがたいへん親切に手当をしてくれたそうです。その保護者の方が、わざわざ後日学校に来られ、そのお話を聞きました。これもたいへんうれしく思いました。 ただ、残念なお話も聞きました。体育祭の練習の帰りのことだと思いますが、あるコンビニの前で、台紙の数名が円座に座り買い食いとしていたと、地域の方から連絡がありました。またその人も注意をしていただいたと聞いています。 一人ひとりでは、ほんとうにいい行動をしている人も多いと思いますが、集団となるとちょっとこれ位はと考えている人が多いのかもしれません。非常に残念なことです。 もう一度一人ひとりの心に、集団となっても3つの感を忘れずに行動をしていってほしいと思います。 |
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| 6月 5日(月) | 全校朝礼 井上校長 「人生一回こっきりの体育祭」 | |
| おはよう。いよいよ体育祭が土曜日に迫りました。よく練習していますね。今日も体操服で朝礼。どうして学校行事として「体育祭」があって、しんどい思いもしながら練習して当日を迎えるのかを考えてみてください。みんさんの中には、ひょっとして「体育祭」なんかない方がいいのに、と心の中で思っている人がいるかもしれません。「体育祭」は協働しながら仕上げていくもの。一人ひとりが主体的に参加してこそ意味をもってきます。それなら「強制的」で、嫌でもやらないと、いけないものなのでしょうか。この「強制的」というのは、あなたの捉え方で違った地平が拓かれてきます。学校行事として厳としてあるのなら、積極的に参加して、そこで自分を思いっきり表現すれば、もはや「強制的」ではなく、「あなた」の
体育祭に なりましょう。 1年生の体育祭、2年生の体育祭、3年生の体育祭。「体育祭」は毎年行事としてあります。しかし、思ってみてください。この「体育祭」は、あなたにとって、そしてあなたたちにとって 、人生で一回こっきりの「体 育祭」なのですよ。大事にしましょう。思いっきりやればいい。受験勉強もそうです。楽しみながら思いっきりやる。この中学生時代のことは、この中学生時代にしか経験できないことなのですから。 梅雨の季節。じめじめします。それに疲労が加わって、いらいらすることもあります。そうするとつまらない理由でけんかが起こりやすくなります。とるに足らぬことで、簡単にけんかするのは「けもの」の世界。「祭り」を楽しむのは、「人」にだけできる高等なこと。人生一回こっきりのこの体育祭を思いっきり楽しむために、ともにがんばりましょう。 |
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| 5月29日(月) | 全校朝礼 吉野谷副校長 「学年のまとまりを全体へ」 「感謝を忘れず −言葉の大切さ− 」 |
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| 1年生は林間学舎、2年生は三附中交歓会、3年生は修学旅行と各学年の大切な行事 が終わりました。それぞれの学年でしっかりと取り組んで非常によい成果を上げたと聞 いています。ところで、今日の朝礼での集会態度はどうだったでしょう。司会の先生か ら注意をうけたように、個々の成長が、全体の場で反映できなければ成長とはいえませ んね。 これからは6、月10日の体育祭に向けた取り組みがスタートします。特に3年生が リーダーシップをとって、全体を率いていただかなければなりません。自分たちの学年 ではできたことを、学校全体にいかしてもらうことを忘れないでください。 今日はもう1つお話しておきたいことがあります。このようないろいろな行事が取り組めるのは、一人ではできません。互いに助け合いできることです。それぞれの行事のプロジェクトチームの人や保護者の方々、先生方の支えがあって成功したこと、感謝の気持ちを忘れないでください。 よく感謝の気持ちは、心の中で思っていればいいんだという人もいます。しかし、人間は言葉(会話)を持っています。よく会話は言葉のキャッチボールといいます。また、会話はかけ算の効果があると聞いたことがあります。相手の対して感謝の気持ちを表さなければ、×0=0となり、相手への気持ちが伝わらなくなります。また、反対の意のことを言うと、(×マイナス)なり、相手のと関係がぎくしゃくすることにもなりかねません。また、ささいなことでケンカをすということもこのことが原因であることも多々あります。 感謝を声に出し、いい関係を作ってください。体育祭を一人一人がみんなのことを考え、いろいろな人に感謝の気持ちを忘れずいい話し合いを行い成功に全員で導いてください。 |
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| 5月21日(月) | 全校朝礼 井上博文 校長 「社会と個人」 | |
| おはよう。いい天気になりましたね。この「いい天気」というのは、日本語の挨拶では、普通は「晴れている天気」のことであり、雨が降っていたり雪が降っていたりするときには使いません。でも、視点をずらしてみてください。例えば「雨が降ること」を願っていた人にとっては、「雨が降っている天気」が「いい天気」になってしまいます。とすると、言葉としての日本語の慣習的な意味と、個人的な願望や期待から生まれる個別の意味との間に違いが存在することになりますね。言葉はこうした社会的なものと個人的なものとが重なりあって行き交っている。自分勝手な使い方をしても相手には通じないし、逆に杓子定規な使い方ばかりでは自分の気持ちや考えをうまく伝えられなくてもどかしい。
先週は、少し雨が降り、けっしていい天気ではなかったけれども、附属池田中で2年生の三附中、箕面での1年生の林間学舎が実施されました。引率された先生のお話をうかがうと、みんなが一生懸命に行事に参加して、たいへん立派であったと聴きました。とてもうれしく思います。1年生はオリエンテーリングの途中に雨が強くなってきたとき、班ごとに判断して、スムーズに宿舎に帰ってきました。まだ続行したい気持ちが強くても、班員の安全を考えて良識で決断したのでしょう。「止める勇気」を見せてくれました。立派だと思います。 3年生は今週は楽しみにしていた修学旅行。うきうきすることもわくわくすることもいいことです。ただ忘れていけないのは、集団で行動するときの個人の行動の在り方です。。みんなが楽しみ、一人ひとりが充実した修学旅行になるために、自制心が大切になりましょう。一人の人、一班の愚かな行動で、修学旅行を中断することにもあります。でも附中の生徒は大丈夫と安心していますよ。私も参加します。後からのんびりと付いていくので、どうか「邪険」にしないでくださいね。 おわり。 |
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| 5月15日(月) | 全校朝礼 吉野谷 成史 副校長 「あたりまえのことをあたりまえのようにできること」 |
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| 金曜日の生徒総会、いろいろな人が意見を発言していて、本当に活発な意見交換が行えていたように思います。 生徒会役員の人、代議員の人。各委員会の人、準備ご苦労様でした。 それが役目(あたりまえのこと)とはいえ、本当に大変だったと思います。あたりまえの価値観が薄れているこの頃なので、話し合いをして、全員で価値観を共有することが大切です。山田先生が過去の生徒会の取り組みで、腕時計の話をされましたね。時間の管理を自分で守っていくので、腕時計を許可にと。決まった当時の生徒はよく守っていたようです。現在はどうでしょう。チャイムが鳴ってからでないと動けなくなっているよね。最終下校も、先生からの放送や注意を受けてから動く人も多くなっています。非常に残念なことです。 また、部活動時の服装でも同じことが起こっているね。学校で行う活動なので、体操服かユニフォームが原則。ただ、毎日の活動なので、体操服が一着では大変なので、部指定のTシャツまたは市販の白のワンポイント程度のTシャツならOKと決まっています。しかし現在、カラフルなシャツを着ている人、前面にデザインの大きく書いてあるTシャツ、バックプリントが書いてあるTシャツなどを着て、違反している人がいるよね。その人たちはどのように思っているのかな? 田口先生からもいわれているので、知らないはずはないよね。それとも先生の話を聞いていないのかな?どんな部活動になっているのかな? さて、今回の話し合いである放課後の自動販売機の利用、しっかり話をし、君たちの健康面も考え、あたりまえのことができるようになってください。放課後は部活終了時が多いと思うので、Tシャツさえ守れない部は、不安ですよね? もう一度過去の先輩が話し合ってきたことを自問自答し、、一人ひとりが勝手な行動をするのではなく、みんなが生活している環境である中学校について考えてください。 「あたりまえのことがあたりまえのようにできる」君たちになってください。 |
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| 5月8日(月) | 全校朝礼 井上 博文 校長 「充実」ということ | |
| おはよう。いま床の上に座ってますね。先日は立ち姿を美しいことの意味についてお話しました。自分が座っている姿はどうですか。楽でいて、ちゃんとした座り方がありましょう。坐っている姿をイメージしながら、ちょっと工夫っしてごらんなさい。街のコンビニ店などの前で、だらしなく坐って飲食している者をよく見ますね。彼らの振るまいは格好いいでしょうか。美的感覚の違いと言えば、それまでですが、やっぱり「品」がないと私は思います。
ゴールデンウイークという連休は、充実した日々でしたか?たしかに学校は制度的にお休みだが、みなさんの生活は持続して、けっして休みでなかったはずです。部活動、家族との旅行、勉強といろいろだったでしょう。「充実」という言葉は、辞書的には、「中身がいっぱい入っていること。内容が満ちて豊富なこと。」(広辞苑)と説明されます。「充実」していると感じるのは、「自分」であり、主観的には、人にはつまらないと見えることであっても、自分がそう思うのであれば充実していたことになります。一方で、社会的な観点からすれば、何かの設定された目的・目標や仕事を成し遂げた時の達成感があります。どちらの充実感を覚えましたか? どうしてこんな話をしているかと言えば、将来の仕事・職業選択のこととつながる点があるからです。人にとって職業はとても大切な事柄。自分でやって楽しく、それでいて社会の役に立てば、これほど幸せなことはありません。仕事は楽しいことばかりでなく、嫌なことやしたくないことも、しなければならないことはしないといけないものです。それが仕事。ならば、その仕事・職業に就いている中に、充実感を覚えるものを選択することが大切になってきましょう。それでは、中学生という時期になにをすればいいのか。そう遠くない将来に具体的な選択をする場合に備えて、学力(知力・知性)、品性、身体を十分に高めておくことです。その時になって、慌てないでいいように、日頃から自分を鍛えましょう。ありふれたことだけで、大事なこと。「充実」とは、己にとっては、何事かを問い直してみてください。 余談ですが、先生方や私は、こうして元気にみなさんが学校に来ていること自体が、とてもうれしいのです。教師という職業はそういうものです。先生方がこう思っていることは忘れないでいてくださいね。 おわり。 |
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| 5月1日(月) | 全校朝礼 吉野谷 成史 副校長 「感性を豊かに」 | |
| おはようございます。今日は、今年の3つの教育目標のうち、「感性を大切に」の話をしたいと思います。感性とは、どのようなことでしょう。辞書によると理性・意志によって制御される感覚的な欲望とあります。対人の関係もその人の感性に関わる問題だと思います。もし、一人一人が自分の赴くままに、欲望を出せば、その集団はどのようになるでしょう。そこで、一人一人の感性が大切になってきます。 先日このようなことがありました。1年生の保護者の人からある先生が聞いたお話で、「中学生になって、楽しく学校へ行ってくれるか心配していたんですが、いつもにこにこ学校へ行っている姿を見てホッとしています。また、いろいろな人からたくさん声をかけていただき、友達もたくさんでき楽しく学校へ行っています。」と言われたらしいです。受検生で本校に入学し、不安いっぱいだったのでしょう。これなどは、1年生の感性が豊かで、わけへだてなく接してくれているからだと思います。 逆に、このようなおしかりや事件がありました。1件は、地下鉄の中の出来事です。本校の中学生の女子が大きな声で話をしているので、公共の場所であることを注意してほしいとのお電話でした。本当にその通りで、たくさんの人が利用する公共交通機関を、学校の教室の休み時間のような感覚でいたのではないかと想像します。これなどは、感性が育っていないからだと思います。またこのようなこともありました。登校途中に急いでいたからかもしれませんが、荷物があたった等で、中学生どうしが少しもめたことがありました。さいわい近くでいてくれた方が仲裁に入り、大きくならずに事なきを得ておりますが、これなどもお互いに相手を思いやる気持ち(「感性」が働き)があり、「ごめんね」と一声かけていれば問題なかったのではと思います。 このように、「感性を豊かに」し、相手のことを思いやる気持ちを常にもてば、互いに楽しい中学生生活を送れると思います。これからの日々の生活の中で、みなさんも考えてください。 |
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| 4月24日(月) | 全校朝礼 井上 博文 校長 「立ち姿を美しく」 | |
| おはようございます。登校のときの歩く姿や朝礼の時の立ち姿を見て、思うことがあります。皆さんの時期に身体がゆがむと、そのまま固まってしまい、ずっと悪い姿勢のままになってしまうおそれがあります。カバンの持ち方やバッグの肩への掛け方に注意をしてください。
人間には、人間としての「美しい姿」があります。動物には動物としての本来的な姿があります。皆さんの多くの人の姿は、背中が丸まって、動物に近いように思います。くわえてふらふらとして不安定で、びしっと決まっていません。若いうちから「負け犬」の姿ではおかしいでしょう。 まるで大地から生えでたように、すっくりと天を指して伸びていく立ち姿は美しい。威張った様子でもなく、媚びて卑屈でもない、堂々とした姿です。皆さんの精神は、これから真っ直ぐに伸びていくでしょう。それと同じように立ち姿も歩く姿もすっくりと堂々とあってほしい。落ち込んだ時に、身体の姿勢を正しくすれば、心もまたしっかりとしてくるものなのです。附中の生徒として、堂々と姿勢を正して、大地に立ち、歩いてください。 |
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| 4月17日(月) | 全校朝礼 吉野谷 成史 副校長 「学校目標」について | |
| 新学期が始まって、1週間が立ちました。新しい学年になり、また1年生は新しい学校に入り、気持ちも新たにがんばっていることだと思います。 ところで、みなさんは学校目標というのがあるのを知っていますか? 学校目標というのは、その年度あなたがたが1年間学校生活を送る中で心の中でいつも意識をしてほしい目標だと思ってください。昨年度は、「潤いのある学舎づくり、学びあい・育ちあい・分かちあい」でした。 今年度は、日々の生活に追われている君たちの心の中に、いろいろなことには関連があり、それぞれに「感じる」気持ちを育んでほしいと考え、 「感動を大切に・感性を豊かに・感謝を忘れず」 としました。これからの朝礼で1つ1つのついて、具体的にお話ししていきたいと思います。 今日の朝礼は、学校目標の話をしました。これで終わります。 |
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| 3月17日(金) | 修了式 式辞 田中恒子校長 | |
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本日を持ってこの1年の修了となります。次に会うときは学年があがっています。 始業式で3学期は1年をまとめる時期ですと言いましたが、みなさん一人ひとりは1年間の成長のまとめはできたでしょうか。中学校時代は人生の中で3年間だけなのですが、飛躍的に成長します。この時期の学びは、あなたの更なる成長の基盤になります。 学びは本来、内発的要求です。「なぜだろう」と考えることが学びのエネルギーです。学ぶことによって自分が成長変化していきます。私は今年65歳になりました。今も学び続けています。「なぜだろう」という疑問が常にあって、学ばずにはいられないのです。 学びを助けるのは広い意味での読書です。この後、私が手作りした栞を先生方に教室で配っていただきます。栞の裏に「知の泉、読書の習慣の継続を願っています。」と書いておきました。春休み、時間の主人公として計画的にすごして欲しいです。読書を組み込むことも忘れずに。 |
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| 3月11日(土) | 卒業式 式辞 田中恒子校長 |
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57期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。この3年間で立派に成長されたことを、心からうれしく思います。保護者のみなさんが今日まで心をこめて育ててこられたお子様がご卒業を迎えられましたこと,お喜び申し上げます。 義務教育を終えてこれから自己責任の領域に入っていかれるみなさんに、大阪教育大学附属平野中学校を卒業された誇りを持って欲しい、その願いを込めて「ノヴリス オヴリージュ」という言葉を贈ります。高い地位や身分にいるものは、それにふさわしい気高さに支えられた重い責任を負うという倫理的義務を意味しています。これは押しつけられるものではなく自覚するものです。現在の社会は、社会的に高い地位にいる人でも金や名誉を得るために反道徳的な嘘をついたり騙したりする人が少なからずいます。薄っぺらなエリート意識しかないからです。 みなさんが1年生の時に「人生は自己決定できる」という校長講話をしました。そのとき言いたかったことは、職業選択は志の高い生き方の裏づけがあってこそ意味があるということでした。今日言いたいのも同じことです。附中で学んだという経歴において,気高さと責任感の自覚できる人に成長していって欲しいと願っています。 |
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| 3月6日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 今日が今年度最後の全校朝礼になりました。この一年間、壇上でいろいろなことをお話ししてきました。校長先生は読書のすすめ、読書の大切さを一貫して話してこられました。私は皆さんの日常生活を通しての問題点や、この学校の行事の歴史や心構えを話してきました。憶えていない人は、ホームページの「生徒へのメッセージ」の欄に載せていますので読んでくれたら嬉しいです。 ここで、表彰をします。 (「わが町やさしさ発見レポート募集」で福祉協議会会長賞 1年男子1名 最優秀賞1年男子2名女子1名 佳作1年男子3名女子1名を表彰しました。) さて、今、数名の表彰をしましたが、この1年間でたくさんの賞状伝達を行いました。その人たちは「わだち」にも載ります。形のある表彰でした。 これから形のない表彰を行いたいと思います。賞状はありませんが、目に見えない心の賞状をあげたいのです。 3年間、遅刻・欠席をしなかった人は、3年生に何人いるのでしょうか。手を挙げてください。その人たちに心からの表彰を贈りたいと思います。皆勤というのは並大抵の努力ではなりたちません。一日一日の積み重ねがあってこそのものです。大変素晴らしいことです。世の中には目に見えないものにこそ貴重で大切なものがあることを知ってほしいと思います。やがて進む高校でもしっかり頑張ってください。 |
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| 2月28日(月) | 全校朝礼 定期テストのため行いませんでした。 | |
| 2月20日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 今週の土曜日から今年最後のテストが始まります。それが終わると1年間終わったなあという安堵感が生まれるのでしょうね。この1年間、皆さんの登校する姿をみてきてこの時期だからこそ言っておきたいことがあります。 「早起きは三文の得」ということわざがありますが、たまたま今日、実感する出来事がありました。私はいつも朝5時に起きて、家事を済ませ、お弁当をつくり、6時35分に家を出ます。今日も乗る予定の電車を待っていましたが、なかなか来ないのです。10分経ってようやく、3つ向こうの駅でポイント故障があって運転を見合わせているというアナウンスが流れました。もうすぐ来るのではという期待感で待っていましたが、結局35分遅れて運転開始となったのです。電車が来てもホームに溢れんばかりの人を全て乗せて走れるはずはなく、2本待って私は乗れました。それでも遅刻せずに朝礼に間に合ったのは朝早く起きて、早く出勤しているからです。早い時間に家を出ることでいい点が他にもあります。早い時間でまだ電車は込んでいません。本が読めます。新聞も読めます。30分早く出ることで通勤時間を有効に活用することができています。話は逸れますが、今日、込んでいる電車の中で、立ちながら化粧をしている女性がいました。電車の中で化粧すること自体マナー違反だと思うのに、ぎゅうぎゅう詰めの電車の中で化粧する女性を見て唖然としました。なぜ家で化粧する時間をつくれないのでしょうか。たった5分という時間をどうして生み出せないのでしょうか。周りの人を不愉快にさせて平気でいられる神経に腹が立ちますね。 皆さんのなかにもあと5分早く家を出れば駆け込んで学校に来ることもないのに…と思う人がいます。よそ様がみたら本当にみっともない姿にみえるでしょう。2・3年生では遅刻をする人はあまりいません。1年生には何人かの人に自分の生活時間を見直して遅刻することのないように言いました。でも、習慣化されてしまって改善の糸口も見えません。あと5分の時間をどうかこの1ヶ月で生み出してほしいです。もうすぐ2年生になります。自分に甘い行動はもう終わりにして、早く起きることの良さを実感してほしいです。 |
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| 2月13日(月) | 全校朝礼 田中 恒子 校長 |
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この1〜2週間は、3年生にとっては強い緊張を要する日々です。入学試験のシーズンに入っているからです。当日は、普段の自分を信じて、平常心を保って臨んでください。 2年生、1年生の人も、日々の積み重ねこそが自分の知性と人格を築くのだということに気づいて下さい。なぜこのような話をするかというと、先日来、3・2年生合同「選択美術」と1年生3クラス合同「道徳」の授業をしたからです。生徒の皆さんがしっかりと作品と向かい合っていたり、真剣に講師の先生の話を聞いたりしている様子は、見ていて清々しくてうれしくなりました。しかし、ほんの少数の人なのですが、お喋りをしていたり、メモをとらなかったりする人がいました。後でワークシートを読みましたが、当然のことですが書けていません。 生徒の皆さんとおしゃべりしていると、「勉強ができる」「できない」という言葉が頻繁に出てきます。中には、生まれついて学習能力の高い人もいるかもしれませんが、多くの場合は、学習習慣を身につけているかどうかという日常の努力によるものでしょう。私は、生徒の皆さんに中学生にふさわしい学力をきちんと身につけて欲しいと願っています。それは毎日の誠実な学習態度の結果だと、長い教員生活の中で確信しています。 |
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| 2月6日(月) | 全校朝礼 嶋とも子 副校長 |
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| 暦の上では立春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続きます。風邪もはやっているようですので、健康管理に気をつけてください。 今日は、1年生が職業について学習しているということと、3月に、「私の仕事館」に見学に行くこともあり、チョットそれに触れてみようかと思います。 先週の校長先生のお話にもありましたが、いろいろな病気に苦しんでいる人が大勢います。病気を治してくれるのはお医者さんです。医者も職業です。皆さんのような若い人に、将来なりたい職業を聞くと、医者や弁護士と答える人が多いように感じています。職業として、困った人たちを助けるという点では素晴らしいです。では、何故それになりたいと思うのかを聞くと、「金儲けできるから」という答えが返ってくる。これはどうでしょう。私としては首をかしげたくなります。 人のために役立つことをして、あるいは、研究をして素晴らしい成果をあげた結果として、金儲けにつながったというのであれば納得できます。職業選択の理由にカネが先行したら、今、社会で話題になっている拝金主義の悪質な経営者と、同じ運命をたどってしまうのではないかと思うのです。 ここにいる先生方も何故教師になったのか、金儲けできるからという理由で教師になった訳ではないでしょう。自分の可能性に挑戦したい、自分の力を社会に貢献したい、そして自己実現を図りたいという気持ちからではないかと思います。 職業には医者や弁護士ばかりでなく、ありとあらゆる職業がありますから、たゆまなく将来を見つめてほしいと思っています。 最後に、注意してほしいことをいいます。 3年生で、卒業したら家族旅行などを計画しているご家庭もあるかもしれません。「鳥インフルエンザ」が流行っている地域であるかどうかをよく確かめて、そういう地域には行かないようにしてください。 |
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| 1月30日(月) | 全校朝礼 田中恒子 校長 |
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冬休みが終わったら、すぐに家庭学習期間でしたね。計画的に時間を使えましたか。私には2人の息子がいます。長男は、計画表を作ってそのとおりにすごしていました。次男は、計画を立てない割に最後に帳尻あわせをしていました。みなさんはどのスタイルでしょうか。 今日は、私がこの間読んだ本のなかで一番感動した本の話をします。 |
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| 1月23日(月) | 附中入試による家庭学習期間のため、全校朝礼は行いませんでした。 | |
| 1月16日(月) | 全校朝礼 嶋とも子 副校長 |
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| 今まで寒い日が続いていましたが、今日は比較的暖かで助かりました。 始業式では校長先生が3学期の目標についてお話をされましたが、私はこの一年の目標について皆さんにお願いのような話をします。 今は1年のうちでもっとも寒い時期で「寒」といわれていますね。小寒、大寒と続いて節分までが寒中になります。寒が明けると立春です。 「寒」の時期になると想い出す行事があります。少し遡りますが耐寒訓練といって、附中では早朝「12分間走」を行っていました。8:00に運動場に集合して朝礼前には終わるという時間帯でしたが、寒い時期のはずなのに走り終わると汗をかく程、体が温まってきます。5〜6日間それを続けます。その後に「12分間走」の成果を見るために、長居陸上競技場を借りてマラソン大会を行っていました。土曜日が休みになり、行事の見直しを迫られ、また、遠いところから通ってくる子は暗いうちに家を出なければならず、安全を確保するということから、この行事を止めてしまいました。体を鍛えるということでは大変意義があったと思います。 今、皆さんの体力が落ちているといわれています。昨年発表された体力テストの結果では、20年前の女子の体力と現在の男子の体力が同じだということです。それだけ今の生徒たちの体力は低下しているんです。この学校の怪我の状態を年度ごとにみていますが、どうしてこんな動作で怪我するの? どうして骨折なんかになるの? という疑問が出てきます。体育祭の前になると怪我人続出の状態にもなりますね。学校で一斉に体力を付けるような行事はいまは不可能になっています。今年は是非、家庭で、あるいは授業以外の時間で、自分の体力、運動能力のアップにつながるような工夫をして欲しいと思います。心身共に鍛えて逞しい身体ができるよう願っています。 |
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| 1月10日(火) | 3学期 始業式 式辞 田中恒子 校長 | |
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元気な皆さんに出会えてうれしいです。冬休みは楽しかったでしょうか。家族の方とたくさんお話したでしょうか。今日から気分を切り替えて3学期です。 3年生のみなさんにとっては、この3学期は中学生としての総まとめの時期に入ります。中学生として身につけておくべき学力のまとめだけではなく、自己責任を取る高校生になるための人格的まとめの時期でもあります。中学校までは義務教育として、先生方の手厚いフォローがあります。高等学校は自分で選択していく学校です。自己葛藤を避けず、後3ヶ月、自分を新たな高みに引き上げて下さい。 2年生のみなさんは、名実ともに附属中学校の中心になります。生徒会は既に2年生に移行しています。学年としても、個人としても3年生に向かう飛躍を期待しています。 1年生のみなさん、すっかり中学生らしくなりましたね。もうすぐ新入生が入学してきます。中学校の楽しさを伝えていってください。 中学3年間は短いけれど、人生にとってはかけがえのない時期です。思春期と呼ばれる3年間を自覚的に自分と向かい合うか、なるがままに過ごすかで人生は大きく違ってきます。みなさんの節目となる3学期を、目的意識的に過ごしてください。 |
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| 12月16日(金) | 2学期 終業式 式辞 田中恒子 校長 | |
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明日から冬休みです。冬休みは、心配なことがあります。生活のリズムが崩れやすいことです。生活のリズムは、2つあります。1つは、起床・就寝の時間のリズムです。睡眠不足になったり、遅寝・遅起きになったりすると、疲労が溜まります。もう1つは、食事のリズムです。冬休みはお正月など、一日中食べ物が出ていることもあるかと思います。空腹・満腹のリズムがなくなり、一日中だらだら食べていると胃が疲れ、倦怠感が溜まります。生活の自己管理をしっかりして下さい。 ここに「冬期休業期間中家庭学習課題一覧」があります。皆さんが楽しみに待っているものです。この中に、1年生から3年生までの共通の課題があります。保健の「風邪をひかないよう、うがい・手洗いを実行しよう。」です。今年も悪性のインフルエンザが流行っています。簡単なことですから、習慣づけましょう。 冬休みは、家族のみなさんがそろってゆっくりしている日もあると思います。いつも言いますが、「なりたい自分」を探すために大人の人の話を聞けるいい機会だと思います。学習は、目的が明確であれば進みます。学ぶ目的を話し合ってください。 |
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| 12月12日(月) | 全校朝礼 嶋とも子 副校長 | |
| とても寒いのですが、2学期最後の全校朝礼ですので我慢して聞いてください。 また、尊い命が狙われるという悲しい事件が起きてしまいました。 先日、この朝礼で、殺してはいけない、盗んではいけない、嘘をついてはいけない、といいました。人間として最低限守られなければならないことが全然できていないことに、腹立たしく思います。この怒りを誰に、どこにぶつけたらいいのでしょうか?被害にあわれた人の身近な人々はどんなにか嘆いておられるに違いありません。残念です。 さて、先週の金曜日に警察の方々が、自転車のマナーアップ・キャンペーンをされました。そこに幼・小・中・高の4校園保護者の代表の方々もご協力して下さいました。 今日からは警察の方はおられませんが、保護者の方々が皆さんの通学路に立ってマナーアップの指導をして下っています。自転車もさることながら、やはり皆さんの歩き方のマナーは守って欲しいです。注意すると右に寄ってくれますが、気がゆるむとまた、道一杯に広がってしまいます。これでは自転車の人が守ろうとしても皆さんが迷惑をかけることになります。できるだけ横2列で、きっちりと、毅然と、整然と歩きましょう。 このキャンペーンには嬉しいことに、この町内会の役員さん方が「応援します。」といって路上で見守ってくださっています。有り難いことですね。附属は地域と無関係な感じに受け取られていますが、実はそうではなく、ご近所の皆さんと学校が連携して、望ましい関係を築きあげようとしていることをお知らせしておきます。 2学期の授業もこの1週間で終わります。風邪引きに注意して、元気に過ごしましょう。 |
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| 12月5日(月) | 全校朝礼 田中恒子 校長 | |
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今日は校長先生にとってうれしいことを2つ報告します。今日(12月5日)午後に、附属平野小学校の音楽祭があります。平野中学校からも1年生が参加します。厚生年金大ホールの大舞台で、力いっぱいの歌声を響かせてくれるものと期待しています。 〈後日談:指揮も中学生、伴奏も中学生、声も伸び伸びと出ていて、「さすがは中学生」と感動する合唱でした。終了後、小学校の林校長先生からもお褒めいただきました。合唱という表現は、みんなが気持をひとつに合わせるからできるすばらしい体験ですね。〉 もうひとつのうれしいことは、1年生のみなさんから「校長先生!読んで下さい、この本!」という、みなさんお薦めの本の紹介文をいただいたことです。とても楽しく読ませてもらいました。純文学・実用書・人生哲学もの・ノンフィクションなどもありましたが、圧倒的にファンタジー(これ自体、多くのジャンルに分かれます)でした。 ファンタジー作家角野栄子さんを知っていますか。『魔女の宅急便』の作者です。彼女は5歳のとき母を亡くします。寂しかったと思います。父親がいろいろな物語を創って話してくれます。彼女はひとりのとき、そのさきを想像して過ごします。大人になってさまざまな体験の後、ファンタジーを書き始めます。子どもの頃の想像体験が、書く力に発展していきます。附中での読書体験が、皆さんの書く力に発展してゆくことを期待しています。 |
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| 11月28日(月) | 全校朝礼 嶋とも子 副校長 | |
| 最近のニュースを見ていると、明るいニュースもあるのですが、どうしても暗いニュースや腹立たしいものばかりに関心がいってしまいます。 この世の中、どの国でも、どの宗教でも最低限やってはいけないことが3つあります。 「嘘をついてはいけない」「盗んではいけない」「殺してはいけない」の3つです。戒律といってもよいでしょう。これができていないからいろんな事件が起きてしまうのです。嘘をついたから、夢のマイホームを手に入れた人々が耐震性がない事がわかって不安になっています。盗みに関しては、銀行のATMに隠しカメラを設置して暗証番号を盗み取る手口がありました。盗むのはモノばかりではなく、個人情報など目に見えないものも当てはまります。広島の女児や東京の女子高校生の事件も悲惨な事件でした。また、今も尚、戦争で尊い命を奪われている人が大勢います。 ただ、私たちは牛や豚や、と動物を殺して食べています。殺してはいけないといいながらこのような矛盾があります。けれども、食べる前に手を合わせて「いただきます」というのは、尊い命をいただいていますよ、有り難うございますという感謝の気持ちをもっているからです。人を殺して感謝なんて生まれません。世の犯罪の90%以上が3つの戒律が守れていないことから起こることです。みんなで守れたらどんなにか世の中が平和になるかわかりません。悲惨な事件が起こるたびにいつもこんな事を思います。 もっと、話をしたいのですが、今日はこのあと表彰もありますので、この辺で終わりにします。 このあと、生徒会各委員長の認証式と表彰を行いました。 表彰は 「税の作文」入賞者2名、市村アイディア賞 1名、保険についての作文入賞者4名、学校新聞コンクール入賞は新聞委員会に贈られました。 学校新聞コンクールにおいて「附中新聞」が大阪府教育委員会賞を受賞しました。 PTA新聞「附風」も同じく大阪府教育委員会賞を受賞しました。 |
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| 11月21日(月) | 定期テストのため全校朝礼は行いませんでした。 | |
| 11月14日(月) | 全校朝礼 田中恒子 校長 | |
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9日に行われた「生徒会立会演説会」で、立候補した生徒のみなさんの演説は、附中を愛する気持に溢れていました。うれしかったです。広いアリーナの壇の上で演説するのは、大変緊張したと思います。その緊張と闘って、堂々と自分の主張を述べたことは、当選した人にとっても、そうでなかった人にとっても、中学時代のすばらしい経験となって残ると思います。 当選した新執行部の方々には、これから一年間、附中のリーダーとしてより良い附中をめざしての活動を期待しています。生徒会は役員だけのものではありません。生徒のみなさん全員のものです。 今日までの一年間、附中のリーダーとして頑張ってくださった旧執行部のみなさんに感謝します。立候補した多くの人が演説の中で、みなさんの活動を見て「りっぱだな。あんなふうに附中のために活動できる人になりたいな。」と思い、立候補したと言っていました。大きな役割を果たしてくださって、ありがとう。 校長としての意見を述べます。何人かの人が演説のなかで、各クラスからの立候補を規定していることに関して、改正すべきとの意見を述べました。しかし、私は立候補することによって、他者(ひと)のために自分が働けるチャンスをもらえるんだ、そのチャンスを生かすんだと考えられないのかなと思います。 |
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| 11月7日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 今日は2つの話題について話をします。 1つ目は養護学校の話です。先日、5日(土)に附属養護学校の創立40周年記念式典が催されました。本校からは校長先生と私が出席しました。養護学校の生徒たちは知的障害の子が多いので、1時間30分にもわたる長い時間に、難しい話をじっとして聞くのは大変なことです。案の定、初等部の子たちは途中、奇声を発したり、ぐずったりしていましたが、これは仕方のないことです。というより、私は全然苦にならないで過ごせました。最初の校長先生の挨拶で、来賓の方々にお礼を述べられた後、”在校生の皆さんお早うございます”といわれたとき、返ってきたときの返事が”お・は・よ・う・ございま〜す”と、ものすごく大きな声で元気がよかったのです。一瞬胸が熱くなりました。次に「すくすく、ぐんぐん」の校歌を歌うときも、元気がよくて、私は思わず後ろを振り向いて見ていました。彼らは顔を紅潮させ、振り付け(こぶしを振り上げる)を体中で表現して歌っていました。この姿を目の当たりにして再びジーンと来るものがあったのです。拍手をするところではなかったのですが、素晴らしくて拍手をしてしまいました。何に感動したのか…。やっぱり、一生懸命全力で取り組む姿勢です。一途に、真剣に、ということの素晴らしさを感じました。 2つ目は、自動販売機のことです。 いろいろ問題の多い自動販売機ですが、少しでもいい方向に変えられたらと思い、機種を変えました。校舎内にある自販機だけですが、牛乳が飲めるように、1台はブリックパック専用のものに、ブリックパックだけではニーズに応えられないものもあると思い、もう1台はペットボトル専用のものにしました。私は、家庭科の先生でありながら皆さんの健康を考えていないといわれたくはないですし、私もまた、これではいけないと思い続けてきたので、2ヶ月間、業者と交渉を進めてきました。ただ、自販機の使い方、ゴミの問題やマナーについては以前から少しも解消はしていません。利用する以上、どのような使い方がいいのか生徒会を中心に考えて欲しいですが、結論が出るまでの間は、自問自答をして正しい使い方をしてください。 |
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| 10月17日(月) | 定期テストのため 全校朝礼は行いませんでした。 |
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| 10月3日(月) | 文化祭 代休のため 全校朝礼は行いませんでした。 |
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| 9月26日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子副校長 |
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| 秋の深まりが肌で感じられるようになりました。朝夕と日中の気温差が大きくなると、体調を崩しやすくなるので気をつけてください。 教育実習が先週で終わりました。実習生がみなさんに協力をしてもらえたことに感謝して帰りました。 さて、先日、生徒総会がありましたが、私にも少し感想を言わせてください。発言した人の多くは、”買い食いは止められないかもしれないけれど…”という表現をしていました。でも、それは間違いです。買い食いはしてはいけないのです。”みんなで止めよう”と一致団結して意見交換を行うのが本当のあり方ではないですか?中には正論を言った人もいましたが、結局その人を応援するような意見は出ませんでした。私は内心怒りに似た気持ちで聴いていました。 ものの価値を考えるとき、よく「量」か「質」かという議論になりますが、私は附中生であれば「質」をとって欲しいのです。本校の教育方針には「質実剛健」と云う言葉が出てきます。これはどんな意味でしょうか。決していい加減な行動を認めているのではありません。この言葉をかみしめて考えてください。質を高めようと思えば総会ではもっといい意見がでてもよかったですね。 今週は文化祭の準備に追われる週です。時間には限りがあります。時間の使い方に工夫をして、文化祭でも質のよい練習をし、質のよい発表につなげていって欲しいです。また、練習や準備で帰りが遅くなるときは安全にも気をつけてください。 |
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| 9月12日(月) | 全校朝礼 田中恒子 校長 |
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今日は読書の大切さを話します。今までにも話してきましたが、皆さんは学習する権利を持っています。人間が人間としての尊厳を持つのは、学習するからです。ユネスコが、「学習権宣言」を採択したのもそれゆえです。その中に「学習権とは、想像し、創造する権利」というくだりがあります。読書は、まさにそのような能力を育てるものです。読書によってあなたは、現実世界では経験しないかもしれない世界と出会い、自分の内面と向かい合うことができます。 もうすぐ文化祭です。脚本をオリジナルに書いたクラスもあると思いますが、既にかかれた書籍から脚色したクラスもあると思います。そのどちらの場合でも、作品世界を深く想像しながら読み書くことによって、創造の質が高くなります。 想像力を養うためには、様々な本をたくさん読んで欲しいと思います。今こんなことを言っても今年の文化祭に間に合うわけではありませんが、来年も文化祭はあります。一年成長した分だけより良い脚本を書き、より良く表現するために、読書して培う能力について考えて下さい。 |
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| 9月5日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 夏から秋にかけては特に災害の多い時期のようです。アメリカでは巨大ハリケーンでたくさんの被害や犠牲者が出ました。日本では、台風14号が接近しつつあります。今後の進路を注視して、学校の指示、ご家庭の忠告をよく聞いて行動してください。 私は夏休みに帰省していたら、宮城県の大きな地震にまともに遭遇してしまいました。身を隠すよりも、食器棚が倒れてこないようにと、とっさの判断で押さえていました。もっと長い地震だったら恐らく大きな被害が出たでしょうね。とても怖かったです。 ところで、昨年1年間に震度1以上の地震が何回起きたか知っていますか。2234回だそうです。これを1日に平均すると何回になりますか。また、何時間おきに起きていることになりますか。この回数は過去2番目に多い回数だそうです。日本は自然災害の多い国ですから、常に身の安全の確保ということを頭の中に入れておきましょう。 皆さんに報告があります。夏休み前に、区役所から、本校の運動場、体育館を収容避難箇所に指定させて欲しいという依頼を受けました。校舎は古いので耐震には心配ですが、体育館は平成9年に完成し、まだ新しいです。地域の人のためにお役に立てるのならば、ということで承諾しました。皆さんが学校にいる間に災害が起きたら、もちろん皆さんが優先的に体育館に避難することになりますが、地域の人々が、家などを失ったらここを開放することになります。また、避難物資も大阪市から本校に運び込まれました。倉庫にいれてありますが、皆さんの命を救ってくれる品物ですから、倉庫を間違ってもいたずらでこじ開けたり、破損させたりすることのないよう、注意してください。 以上、報告とお願いでした。 |
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| 9月1日(木) | 2学期 始業式 式辞 田中 恒子 校長 |
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夏休みはどのように過ごしましたか。終業式で話したように、計画的に過ごすことができましたか。計画を立てて時間を使う能力は、生きていく上で重要な能力のひとつです。夏休みにできた人もできなかった人も、2学期からは計画的に時間を使う生活に努力していきましょう。 2学期には大きな行事として、文化祭があります。文化祭はチームワークの良さが問われます。毎年文化祭を見て思うことは、チームワークの良いクラスの発表は観客を感動させるということです。僕ひとりぐらい私ひとりぐらい抜けてもいいよなと思っている人のいるクラスは、結果として全体がまとまっていません。 人の世は、コミュニケーション抜きには成立しません。相手の人を傷つけたくないと思って言うべきことも言わなかったり、自分が傷つきたくないと思って言うべきことも言わなかったりすることが、皆さんの学園生活の中ではあるのかもしれません。文化祭は40人の個性のぶつかり合いの中から、ひとつの成果を創っていきます。ぶつかり合うことを恐れず、チームワークの高まりを期待しています。 |
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| 7月15日(金) | 1学期 終業式 式辞 田中 恒子 校長 |
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いろいろな行事のあった1学期も、今日で終わります。附中生全員が、力いっぱい活躍した体育祭。中学生になって初めての学年活動をした、1年生の林間学舎。想い出いっぱいの、3年生の修学旅行。 残るは、2年生の臨海学舎。 元気な皆さんに再会することを楽しみにしています。 |
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| 7月11日(月) |
全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 今日は今朝からひどい雨でしたので、集合が遅れたのは雨のせいと、善意に解釈しておきますね。でも、雨だからこそ交通機関が遅れるかもしれないということで、少し早めに出ようという適切な状況判断が必要です。 適切な状況判断というと、これから行われる臨海学舎はこの判断が最も求められる行事ではないでしょうか。 1学期も終わろうとしていますが、附中の三大行事(3年修学旅行、1年林間学舎)は2年生の臨海を残すのみとなりました。3年も1年もそれぞれ成功しましたので、2年生も是非成功させて欲しいです。 臨海は修学旅行と共に、本校の創設期から続く行事です。昔は男子は「ふんどし」で泳いでいたのです。時代と共に海の服装も海パンに変わっていきました。2年生が行く岡山県倉敷市の児島湾に浮かぶ「六口島」は昭和53年(31期生)から行っていて、もうすぐ30年になろうとしています。こんなに臨海が続いている学校はあるでしょうか。全国の附属のなかにはまだ続いている学校はありますが、公立学校では殆ど実施されなくなりました。それだけ臨海は継続が難しい行事なのです。状況判断が一つ間違えば命取りになりかねません。一人でも事故に遭うようなことがあれば、続けるのは困難になります。附中がほぼ60年間続けてこられたのは、皆さんの先輩がよく注意を聞いて行動し、無事に終えられたからです。 また、臨海は他の行事と違い、先生方も全員行きます。そのほかに「助力」といって卒業生のサポーターが行ってくれます。このように、臨海は大勢の人たちの協力で成り立っていることを覚えておいてください。 2年生の皆さん、毎日のプール水泳は大変かと思いますが、指導してさる体育の先生のいうことをよく聴き、よく守り、しっかり練習してください。是非臨海が成功し、後輩につないでいげるように願っています。 |
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| 7月4日(月) | 土曜日 授業参観 のため 代休 | |
| 6月27日(月) | 全校朝礼 田中恒子 校長 |
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最初に残念な話しからします。今朝、正門に立っていましたら、清涼飲料水を飲みながら入ってきた人が何人かいました。缶とビンは取り上げましたが、残念で堪りません。先日来、学外でのマナーについては何回も注意してきました。何人かの人の心無い行いが、附中全体の評価を下げているのです。門を一歩出れば、あなたが附中なのです。このような注意をしなくていいように、一人ひとり考えて下さい。 今日話したかったことは、「表現力を高めよう」ということです。皆さんは、今どんな本を読んでいますか。私は、『表現する人々』という本を読んでいます。音楽プレイヤー・俳優・ノンフィクションライター・シンガー等の表現者達へのインタビューと、インタビュアー小森陽一さん(東京大学教授・近代日本文学研究)の時代状況を衝いた評論から構成されています。生きてゆくことは、自分を表現し続けてゆくことでもあります。自分と社会とのかかわりの場が表現です。表現が豊かになることでコミュニケーションも豊かになります。そのために学校で学んでいるのです。読み終わったら、図書館に入れておきます。 |
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| 6月20日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 今日はじっくりと聴いて自分の行動を振り返って欲しいと思います。 ここ1ヶ月の間に、学校のそばを通る方々から学校に対して苦情が相次ぎました。ひとつは5月26日の放課後に、校門を出てすぐの信号を渡るとき、目と目が合い、そのとき「何を見とるんじゃ、○○」と中学生に言われたということで、大変立腹して電話をしてこられました。相手は大人の男性です。ふたつ目は、6月7日、附高生でしたが、大人の女性が道ですれ違う際、高校生の肩に掛けていた大きなスポーツバッグが当たって、自転車が転倒し、危うく車に轢かれそうになったというのです。車は急ブレーキをかけ、止まってくれたので難を逃れましたが、身の危険を感じ、高校生にそのことを知ってもらいたいと思い、呼び止めたのですが、「しらん」といって立ち去ったということです。直接学校に来て謝罪を求めてこられました。みっつ目は体育祭のあと、地下鉄の階段で、附中生の塊とぶつかり、たまたま後からついていった講師の先生に行儀の悪さを訴えました。よっつ目は、6月15日夕方、附小の東側の道路で若い女性が自転車ですれ違う際、附中生が道幅一杯に広がって歩いていて、リンリン鳴らそうが、道あけてと言おうが、全然反応しないため、ぶつかりそうになったといって、学校に知らせるために直接来られました。 今までにないくらいの苦情です。皆さんはこのことをどう思いますか。道が狭いのなら広くしてくれという問題ではないですね。今の皆さんなら広くなったら広くなった分、おそらく広がるでしょう。狭い所をお互いに気持ちよくすれ違うにはどうすればよいのか、前の全校朝礼で話をしました。要は不快な思いをさせてしまったときに素直に謝れる心、言葉遣いが大切なのです。苦情を言ってこられる方は決まって「附属の子だから言うんですよ。」「昔と比べたら附属の子は悪くなりましたねぇ。」「学校はどんな教育しているんですか。」といわれます。公立の子は言われなくて、附属の子はどうして言われるのでしょうか。 この学校は平野の地域の方々の善意によってできた学校です。国が土地を与えたのではなく、ここの地域の皆さんがいい学校を誘致したいがために運動をして、土地を提供してくださったのです。だから平野の皆さんは附属があることが地域の誇りであり、地域の模範となるような生徒になって欲しいという願いがあります。そういうわけで厳しい目で見ていることは事実です。それを意識して、人間のエリートとして行動をしてもらいたいのです。常に皆の背中に附属中学校という看板を背負っていることを忘れないでください。そうすれば苦情などないはずです。これから先、絶対に苦情がないことを目標にしたいと思いますので、皆さん努力してください。 |
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| 6月6日(月) |
全校朝礼 田中恒子 校長 |
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今週の土曜日は体育祭です。皆さんの日頃の運動能力や集団行動の成果を発揮されることを楽しみにしています。 今週はもうひとつ大切な取り組みがあります。 |
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| 5月30日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 3年生の修学旅行で、何人かの人が体調を崩したということを聞いてはいますが、大きな事故や事件もなく、無事に帰ることができ、本当によかったですね。お帰りなさい。 皆さん、先週、校長先生がいわれたことを覚えていますか?「集団としての力量」を発達させる権利のことを言われましたね。1年の林間、3年の修学旅行を終えて、また、2年生は7月の臨海を迎えるにあたって、もう一度個人的に「集団」としての自分の位置づけを振り返っておいて欲しいと思います。 さて、皆さんに質問です。狭い道を傘をさして人とすれ違うとき、どうしますか?何もしなければ傘がぶつかり合っていやな思いをします。お互いに少しだけ傘を外側へ傾けて通れば、ぶつかり合うこともありません。狭い道を人がすれ違うときでも、肩をちょっと横向ければスーと通ることができます。では、人と人との目が合ったときはどうしますか?そのときは軽く会釈すれば、知らない者同士でも気持ちよく通り過ぎることができます。こんなことは昔からあったマナーで、「江戸しぐさ」という本にも出ているということです。(読売新聞より) ところが、先日、ある附中生が人と目が合ったときに、相手の大人の人に向かって、大変失礼な言葉を発したそうです。その方は、電話で、きちんと住んでいるところや、お名前を言われたので、間違いのない情報と、こちらでは受け取りました。申し訳ありませんでしたとお詫びしましたが、いやな思いをさせてしまったことは残念でなりません。 マナーやルールというものは人と人とが気持ちよく過ごせるための心遣いです。小さな子どもでも守れることですから、中学生なら中学生として恥ずかしくない行動がとれるはずですね。どうしたら人と人との中で気持ちよく過ごせるのか、いつも考えて行動してください。 |
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| 5月23日(月) | 全校朝礼 田中 恒子 校長 |
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先週から今週にかけて、行事が続いています。1年生の皆さんは、林間学舎で学年のまとまりと楽しい思い出をたくさん持って帰ってきました。2年生の皆さんは、三附中交歓会の主催校としての役割を立派に果たしました。明日からは、3年生が修学旅行です。豊かな自然の中で、元気に学年としての思い出を作ってきましょう。 林間学舎に伴う特別時間割のお陰で、2年生の皆さんに校長として4時間の授業を持たせてもらいました。内容は、ユニセフの識字教育の重要性と、識字というようなレベルをはるかに超えて学習している附属中学校の生徒の皆さんの学習の意味を考えることでした。日本では、国民に教育を権利として保障することを明記した「教育基本法」が1947年に制定されています。(このことに関しては、『わだち第52号』に書きました。)国際的には、1985年にユニセフが「学習権宣言」を採択しています。 学習権とは、/読み、書く権利であり、/質問し、分析する権利であり、/想像し、創造する権利であり、/自分自身の世界を読みとり、歴史をつづる権利であり、/教育の手だてを得る権利であり、/個人及び集団の力量を発達させる権利である。 最後の行にあるように、学校行事は皆さんの「集団としての力量」を発達させるための活動です。6月の体育祭に向けて、大いに学習しましょう。 |
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| 5月16日(月) | 全校朝礼 高嶋とも子 副校長 |
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| 1年生が入学してからもうひと月が過ぎました。服装も圧倒的に夏服が多くなりましたね。でも、まだ朝と昼の気温差が激しいですので、体調を崩さないように気をつけてください。 今週から大きな行事が始まります。一年生は今週、林間学舎、3年生は来週、修学旅行です。それぞれ準備に精力的に取り組んでくれています。元気で行事が迎えられるように、健康管理に注意して下さい。 もう一つ行事の話です。6月には体育祭が行われます。昨年までの3年間は中高合同で行いましたが、中学生の自主性(リーダー性)を育成するうえでは、中学校だけの体育祭が望ましいということで、今年からまた、単独で行うことになりました。もう既にエントリーが終わっているかもしれません。中学校だけの体育祭になって嬉しく思っていることがあります。それは、久しく歌われていなかった「応援歌」が復活することです。附中に「応援歌」なんてあったの?と思われるかもしれませんが、あるのです。附中創立40周年の記念として作られました。生徒の皆さんに詞を募集して、38期生の詞が採用になりました。それに卒業生が曲をつけて生まれました。丁度20年前になります。その時の中学生は一生懸命練習しました。皆さんはこれから指導を受けて練習するのですが、練習を重ねて、当日は運動場一杯に声が行き渡るように歌ってください。期待しています。 また、今月20日には三附中交歓会がありますが、2年生も歌う機会があれば歌ってみてください。 |
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| 5月 9日(月) | 全校朝礼 田中恒子 校長 |
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今日は悲しい話です。先日のJRでの脱線事故で、大阪教育大学の学生も亡くなられました。小前宏一さんです。彼は高等学校の数学の教師を目指していました。まだ19歳です。人生には幾多の不条理はあるとはいえ、私は彼の死にたいして気持の整理ができず、ずっと落ち込んでいます。生きたかったことでしょう。小前君と全ての事故死者の方に哀悼の意を表するとともに、その死を無駄にしないために今生きている私たちがなすべきことについて考えたいと思います。 人は誰も志を持っています。彼の志を代わって実践することは出来ません。自分自身の志を貫いて生きてください。そのことが生きたかった彼に対する、生きている者の果たすべきことだと思います。 お父さんとお母さんの愛によって生み出され育てられた命である皆さんが、自分と向き合って志を貫いてください。いつも言いますが、より良い自分をつくり上げるために学ぶという行為をしています。させられているのでも、やらされているのでもありません。自分のためにしているのです。今生きていることに感謝して、学んでください。 |
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| 5月 2日(月) | 3年生 実力テストのために全校朝礼は行いませんでした。 | |
| 4月25日(月) | 3年生 磯実習のため全校朝礼は行いませんでした。 | |
| 4月18日(月) |
全校朝礼 高嶋とも子副校長 | |
| 今日は1年生が入学して初めての全校朝礼です。毎週月曜日はこのようにして朝礼をしますので、遅れないように集まってください。朝礼は校長先生と私(教頭)が交互でお話をします。 まず、今日は生徒手帳の最初に書いてある「自省五問」について話をします。手帳に書いてはあるものの、あまり目を通さずに過ごしていることが多いのではないかと思います。「自省五問」とは、一(ひとつ)、真実であるか 一、公正であるか 一、個人の価値を尊重しているか 一、責任をわきまえているか 一、健康であるか です。「ひとつ」というのは順番がなくどれも平等に大事だということですから、例えば一年生は入学したばかりで健康に不安があるというのならば、「健康であるか」を最初にもって来ることが出来ますし、三年生は最上級生として責任感をもってみんなのためにやっているかということであれば、「責任をわきまえているか」を最初に位置づけることができます。大事なことは、これらの5つの項目について一日に一度は反省してみることなのです。 この「自省五問」は附中創立時にできたものだそうで、それ以来ずっと附中生とともに歩んできました。多くの先輩が自問自答してきたように、皆さんも反省を含めて実行してみてください。 前期の委員が決まりました。委員の皆さん、責任をわきまえてしっかり活動を行ってください。 |
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| 4月11日(月) | 入学式での式辞をお伝えします。 田中恒子校長先生 |
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大阪教育大学附属平野中学校の第59期生となられる皆さん、ご入学おめでとうございます。 |
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| 17年3月2日(月) | 去る2月26日(土)に行われた第2回入学予定者招集会でのメッセージを掲載します。 | |
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大阪教育大学附属平野中学校長 田中恒子 後1ヶ月で中学生になりますね。あれをしようか、これをしようかと楽しみにしていることでしょう。皆さんが中学校生活に順調に進むために、ひとつお願いがあります。 中学校では学習進度が速くなり、必然的に学習量も多くなります。分からないことを分からないままにしておくと、もっと分からなさが大きくなります。集中的に学習して遅れを取り戻すことはできますが、強い意志が必要です。それぐらい強い意志があるなら、毎日計画的に習慣づけて学習するほうが、学習も定着し広く応用を楽しむことができます。 小学校の時から、予習復習の習慣を身につけている人もあるでしょう。授業中と宿題しか学習しなかった人もいるでしょう。中学校での学習をつまずかずにすすめるためには、予習も復習も大切な学習法です。でも「予習と復習はどちらが大事ですか?」と聞くひとがいます。皆さんはどちらだと思いますか。どちらも大事ですが、どちらかと言えば予習です。「なぜそうなるのかな」という疑問をもちながら学習すれば、授業中にその疑問が解けてゆく楽しさを味わうことができます。 ところで、予習復習を習慣付ける前提は、正しい生活リズムです。早寝早起き・きちんと朝食を採る・(できれば)登校前の排便です。そのリズムに家庭学習が組み込まれていれば、中学校の学習内容を楽しむことができるでしょう。長時間のテレビ視聴やテレビゲームは生活リズムを崩すだけではなく、体調も学習意欲も崩します。 |
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| 保護者の方にもお願いがあります。中学校までの義務教育では、家庭と学校とが協力しなければ子どもの発達を保障することができません。中学生期は、人生全体でもかけがえのない思春期です。押し付けがましい物言いではなく、子どもの気持ちを汲んでいっしょに考えるようにして下さい。どの子も親に愛されることをとても望んでいますから。 | ||
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